通算最速タイムの小林可夢偉(ザウバー)、「いいテストだった」
小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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21日(火)から4日間に渡って行われたバルセロナ合同テストを、通算でもトップとなるベストタイムで最終日を締めくくったザウバー・チームの小林可夢偉は、「いいテストになった」と満足気にその印象を語った。
「とにかくたくさんの距離を走ってさまざせまなことを試し、多くのデータを収集することができた。
加えて午前に行ったセットアップの変更が好タイムにもつながったので、いくらテストとはいえトップというのは励みになるものだからね。
内容にも結果にも満足しているよ。
タイヤや燃料の変化などだいぶ理解することができたけれど、それでもまだ開幕戦までにやらなきゃならないことは多い」
またテストの責任者であるジャンパオロ・ダラーラ氏は、「午前のセッションでは空力やサスペンションなどいくつかのセットアップを試したあと、予選を想定したクイックラップをやったんだ。
予選はわれわれにとって弱点の一つでもあったんだが、可夢偉はとてもいいタイムをマークしてくれた。
もちろん今の段階でタイムの比較は意味を持つものではないが、励みにはなる。
午後は他チーム同様、決勝レースを想定したロングランを行った。
とてもポジティブなテストになったよ」と説明している。
この日小林はトータル実に145ラップを周回、これは4日間すべてを通じても全選手中最多となるものだ。
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