シーズン前最初のテストがヘレス(スペイン)でスタート
Kimi Raikkonen (C)Lotus Team
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いよいよ2012年シーズン最初のテストがスタートした。
舞台はワインの産地として有名なヨーロッパでは比較的温暖なスペインのヘレス。
シーズンオフのF1テストはサーキットにとっても大事な収入源。
2006年当時一人3ユーロ(当時約440円)だった入場料も、今年は一人10ユーロ(約1020円)まで「値上げ」されている。
初日となった7日(火)はマルシアF1を除く全11チームが参加。
このうちメルセデスGPだけがシューマッハ&ロズベルグが午前と午後でマシンをシェアしたため全部で12人のドライバーによるテストとなった。
途中霧に見舞われる中、トップタイムを記録したのはなんとこれが3年ぶりのF1復帰となるロータス・チーム(前ルノー・チーム)のキミ・ライコネンだった。
そのタイムもいきなり昨年のテストタイムを上廻るもので関係者に良い意味での驚きを与えた。
5番手タイムを記録したトロ・ロッソのリカルドは、しかしオイルプレッシャーの低下によりストップ、赤旗中断の原因を作った。
もう一つの赤旗中断はなんと小林可夢偉(ザウバー)。
しかしこちらは燃料を使い果たす、というシーズン前の新型車テストならではの光景を演じたもの。
それでも小林可夢偉はこの日最多の106ラップを周回している。
またケータハムのコバライネンは、こちらも新型車テストらしいドライブシャフトの折損というトラブルでセッションを早めに終えている。
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