ヘレス合同テスト最終日(4日目)の模様
Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
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10日(金)行われた2012年シーズン前最初のヘレス合同テスト最終日は、2005-6年のF1チャンピオンであるフェラーリ・チームのフェルナンド・アロンソが貫禄のトップタイムを記録して終えた。
ただアロンソのタイムは1'18.877で、これは旧型車だったメルセデスGP勢や、前日グロージャンがマークした2012年型社のベストである1'18.419にもわずかに届かないもの。
アロンソがドライブした『F2012』はこの日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたが、わずかなチャンスにこの好タイムを記録している。
2番手も同じフェラーリ・エンジン搭載のベルニュ(トロ・ロッソ)。
朝がた電気系統のトラブルに見舞われたレッドブル・レーシングのベッテルを差し置いての好タイムだった。
2日ぶりにテストに復帰したザウバー・チームの小林可夢偉は、ハイドロリック系の漏れから赤旗中断の原因となるなどして最終的に全体の6番手に留まった。
ビアンキのクラッシュの影響でやっと『VJM05』を手にしたフォース・インディアのヒュルケンバーグは、90ラップを周回して7番手タイム。
またウィリアムズのセナはこの日も精力的に周回を重ね、再び最多となる125ラップを記録した。
最後尾はケータハムF1のトゥルーリで、そのベストタイム1'22.195はトップのアロンソから丸3秒以上もの差があるものだった。
次回の合同テストは2月21日(火)からやはり4日間、今度は同じスペインのバルセロナ・サーキットに舞台を移して行われる。
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