ピレリタイヤ、タイヤ開発に現行マシン提供を要望
Pirelli F1 Tyre (C)Renault F1 UK
拡大します
まもなく2012年シーズンがスタートするいま、F1タイヤを独占供給するピレリタイヤではすでに来年用のタイヤ開発を始めたいとしているが、そのための「適正なマシン」がないということだ。
同社のポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは、「タイヤ自体はもちろん、レギュレーションもどんどん進化しているのに、それをテストするマシンは旧型車のままだ。
これでは正確なテストをすることはできない。
われわれは各チームに2011年型車の提供を求めているが、交渉はまったく進展していない」と、窮状を訴えている。
現在ピレリでは全チーム了承のもと旧トヨタ・チームから提供を受けた2009年型の『TF109』をテストに使っているが、日々進化するF1では最新マシンとの差が拡大する一方なのだという。
| 固定リンク