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2012年1月

2012/01/31

マクラーレン首脳、『ピュア・エンジン』搭載を否定

Jonathan Neale (C)McLaren Group
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F1は2014年シーズンからそのエンジン規定が大きく変更されるが、これを機にマクラーレン・チームが新生『ピュア・エンジン』に切り換えるのでは、との噂が持ち上がっていることについて、同チームのジョナサン・ニール/マネージング・ディレクターはこれを明確に否定した。

「ピュアが新しくF1エンジンを開発することは承知しているが、われわれとの間で具体的なコンタクトを取ったという事実はない。
ずいぶん前に挨拶程度のことはあったがね」と、否定。
また別に伝えられるホンダとの関係についても「荒唐無稽な話」と、一蹴した。

ピュアは元B.A.R・チーム代表だったクレイグ・ポロック氏が興したエンジン・メーカー。
その力量はまだ不明確だ。

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フェラーリ、ヴィタリー・ペトロフ(ロシア)にも食指?

Vitaly Petrov (C)Renault F1 UK
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2010-11年、ロータス・ルノーGP(今季ロータス・チーム)で好成績を残しながらも放出の憂き目に遭ったヴィタリー・ペトロフ(27歳:ロシア)は、いまだに今季の去就が明確でない。
しかしここに来てフェラーリ・チームがペトロフに関心を持っていることが伝えられて注目を集めている。

そう報道したのはフィンランドの『ツルン・サノマット』紙で、ペトロフを同チームのリザーブドライバーとして迎え入れるのではないかというもの。
同チームでは先に新人のダビデ・リゴン(25歳:イタリア)について「チームのすべてのレースとプロモーション活動に備えて待機させる」としたものの、さすがにレースドライバーであるアロンソ&マッサへの万一の時の代役としてはまだ未熟であると判断しているようだ。

ただこうした報道について当のペトロフのマネージャーは「まったく根拠のない話」と否定しているという。

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ハイドフェルド、ルマン24時間レース参戦へ動き

Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1 Team
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昨シーズン、ロバート・クビサの代役としてロータス・ルノーGP(今季ロータス・チーム)から参戦を果たしながらも、シーズン途中で放出となったベテランのニック・ハイドフェルド(34歳:ドイツ)だが、F1からスポーツカーレースへと転進、伝統のルマン24時間レースへの参戦へ動いているようだ。

これはスイスの『スピード・ウイーク』らが報じたもので、それによればハイドフェルドは近くローラのマシンでテストを行い、問題がなければWEC(世界耐久選手権)へ参戦やルマンやセブリングなどの耐久レースへの出場も予定しているということだ。

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2012/01/30

ピレリ:2012年F1シーズンへ、「よりスクエア」な形状で、より競争力のあるタイヤを供給

2012年1月25日 アブダビ

2012 Pirelli F1 Tyre(C)
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・最新世代のマシンへ供給するタイヤラインナップを一新
・チームの幅広い戦略を可能にし、少なくとも2回のピットストップ維持を目指す
・マシンの新しい空力セットアップを補うために、 より角ばったプロファイルとより柔らかいコンパウンドへ
・P ZEROスリックコンパウンドとともに、雨天用タイヤに1951年のF1デビュー時に使用された CINTURATO(チントュラート)の名前が復活
・サイドウォールのカラーは、コンパウンドの違いをよりビジブルにするために変更
・ピレリが設計した初のF1タイヤ仮想データベースによって、 タイヤ性能、温度、圧力のデータを、チーム、エンジニア、ピレリの研究者へリアルタイムに提供

ピレリは、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットにおいて、第63回FIA世界選手権用のタイヤラインナップを発表し、単独サプライヤーとして2年目となる2012年F1シーズン活動を開始しました。吹きつけ排気に関する最新の空力規制に対応するために、ピレリが各チームと協力し、開発した新タイヤのキーとなる特徴は、よりスクエアなプロファイル、向上したグリップ、より柔らかで、一貫したデグラデーションのある、競争力の向上したコンパウンドとなっています。

2012年用タイヤの目的は、2~3回のピットストップとチーム戦略への影響力を増すことにより、チェッカーフラッグまで予測不可能な魅力あるレースを確実なものにすることです。サイドウォールのカラーマーキングは、より大きくなり、違いが分かりやすくなりました。また、F1の歴史上象徴的なCinturato(チントュラート)という名称が復活します。これは、1950年代にピレリがF1に参戦し勝利したタイヤの名称です。
2012年より、Cinturatoは、ウェットタイヤとインターミディエイトタイヤのマーキングに使用されます。

Pirelli "Cinturato"(C)
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いくつかの新しい機能とともに、ピレリのレーシングタイヤシステムも復活します。これは、各タイヤの動作や性能を記録するためにピレリのエンジニアによって開発されたものです。
記録された情報は、各チームとFormula One Management(FOM)で共有されます。

ピレリジャパン・プレスリリース

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ベッテル(レッドブル)、新トレーナーと契約

T.Parmakoski & S.Vettel (C)Redbull Racing
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3年連続のタイトル獲得を狙うレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル(24歳:ドイツ)が、このほど新しいパーソナル・トレーナーと契約したことがわかった。
これは、2009年からベッテルを担当していた理学療法士兼トレーナーのトミ・パルマコスキー氏(28歳:フィンランド)がフィランドの女子ホッケーチームのコーチに就任することになったため。

独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌によれば、パルマコスキー氏が後任として推薦した同じフィンランド人のヘイキ・フォヴィネン氏と契約したということだ。
同氏は現在フィンランド国内でフィットネスセンターに努めているが、シーズン前テストの開幕と同時にベッテルに帯同することになるという。

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ロバート・クビサ、やっと市販車ドライブまで復帰

Robert Kubica (C)Renault F1 UK
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ラリー参戦中のアクシデントによる大怪我からF1復帰を目指しリハビリテーションに励んでいる前ルノー・チームのロバート・クビサ(27歳:ポーランド)が、このほど公道での市販車ドライブまで復帰したことがわかった。

これはクビサが治療を受けていたイタリアのサイト『オムニコルセ』が伝えたもの。
それによればクビサは、連日5時間もの時間を掛けてリハビリテーションを行っているが、その一環としてまずクラッチ操作を必要としないオートマチック車でのドライブにトライしたとのこと。
F1ドライブまではまだ先が長いものの、最も心配された右腕はほぼ通常の状態まで回復しているという。

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2012/01/29

ダビデ・リゴン(フェラーリ)、ビアンキ転出でチャンス拡大

Davide Rigon (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)の一員であるダビデ・リゴン(25歳:イタリア)に、大きなチャンスが巡ってきたようだ。
これは、同じくフェラーリ・チームの育成ドライバーとして有力な存在だったジュール・ビアンキ(22歳:フランス)が今季フォース・インディアのリザーブ&テストドライバーとして転出したことによるもの。

現在リゴンはレギュラードライバーであるアロンソ&マッサと共に、スペイン領アフリカ・カナリア諸島でフェラーリのフィットネスキャンプに参加しているが、スポークスマンによればリゴンは2013年までの2年間、チームのすべてのレースとプロモーション活動に備えて待機することになるという。

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ピレリタイヤ首脳、『今年のF1は最高レベルの戦い』

Pirell Tyre (C)Redbull Racing
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今年、2年目のシーズンを迎えるピレリタイヤでは、昨年の経験を経て今季はさらにエキサイティングなバトルを目指してチャレンジングな姿勢でいくことを強調した。

同陣営のポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは、「各チームのマシンのレベルも高いし、今年はドライバーだって6人ものF1チャンピオンが競い合うというハイレベルなものだ。
ここにわれわれが期待に応える高パフォーマンスのタイヤを提供すれば、これまでで最高のシーズンになるんじゃないかな」と、自信ありげ。

なおピレリタイヤはF1タイヤ独占供給の宣伝効果で昨年は30%も売り上げが増加したという。
一般車やトラックが多かったブリヂストンタイヤに比べ、高級車でのシェアが多いピレリタイヤはよりF1参戦効果が高かったようだ。

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ロータス・チームの新型車は『E20』

2011 Image (C)Renault F1 UK
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元はルノー・チーム、その後ロータス・ルノーGPの名称を経て今季キミ・ライコネンを擁して戦うロータス・チームは、2012年の新型車に『E20』のネーミングを与えることを明らかにした。
『E』は同チームのファクトリーがあるイギリス・エンストンの頭文字、そして『20』はエンストンで開発された20番目のマシンになるからということだ。

同チームは1992年から当地にシャシー部門の本拠地を(当時ベネトン)、一方エンジン製造部門はフランスのヴィリーにおいていたが、現在エンジンを供給するルノーは現チームとの資本関係はなくなっている。

期待の『E20』は2月5日(日)にお披露目され、7日(火)からのヘレス合同テストでキミ・ライコネン&ロマン・グロージャンの手により実車走行が行われる予定。

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2012/01/28

ライコネン(ロータス)、『目標はタイトル獲得だけど……』

Kimi Raikkonen (C)Lotus Team
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2年ぶりとなるF1復帰を前に、バレンシア・サーキットで2日間延べ700キロに及ぶプライベート・テストを行ったロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)のキミ・ライコネン(32歳:フィンランド)は、次のように感想を語った。

これは地元フィンランドの『ツルン・サノマット』の取材に答えたもので、その中でこの元F1チャンピオンは、「今の段階でシーズンの予想をするのは難しいね。
僕のドライブしたマシンは2年も前のものだったし、バレンシアは通常のグランプリ・サーキットと比べて短く小さすぎるからね。
おそらく本番のサーキットではもっと(F1は)速く感じられる筈だ。
目標は、と聞かれればもちろん答はタイトル獲得だけど、でも現実には僕らは中団を争うことになるのでは」と、控え目に語っている。

今回ドライブしたのは旧型だったためDRS(可変リヤウィング)や「KERS」(運動エネルギー回収システム)はまだ試していないが、これについてライコネンは「押すボタンがひとつかふたつ増えるだけ」と、楽観的だ。

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マルシアF1チーム、「KERSまで開発してられない」

 Marussia F1 Logo (C)Marussia F1 Team

2012年マシンの開発が遅れ、すでに最初のシーズン前テストへの不参加を表明しているマルシアF1チームだが、さらに「KERS」(運動エネルギー回収システム)の搭載も当面先送りされることがわかった。

これは同チームのパット・シモンズ/エクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターが明らかにしたもので、「もしKERSがなかった場合、ライバルよりも1周当たりのラップタイムがコンマ数秒は遅くなることだろう。
しかし現在のわれわれにはそのコンマ数秒のために巨額の開発資金や限られたチームのリソースを費やす訳にはいかないんだ。
いまさらにKERSにまで手を出していたら、マシンの開発自体に支障を来たしてしまうだろうからね」と、嘆いた。

かつてルノー・チームという巨大ワークスチームで腕を振るったシモンズ氏にとって、弱小チームの悲哀は無念であることだろう。

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フォース・インディア、ビアンキとリザーブドライバー契約

Jules Bianchi (C)Ferrari S.p.A
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フォース・インディア・チームは、2012年シーズンのリザーブ&テストドライバーとしてジュール・ビアンキ(22歳:フランス)と契約したことを明らかにした。
これによりビアンキはグランプリウィークの金曜日フリー走行セッションに起用される予定。

F3ユーロやGP2シリーズで経験を積んだビアンキは、2009年にFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)に選抜され、2010年シーズンには同チームのテストドライバーも務めている。

今回の起用を受け、「フォース・インディアに加入できてとても興奮している。
加えてグランプリウィークにチームの一員として走れることは貴重な経験になるもので、これを将来の糧にしたい」と、このニース出身の若者は意欲をみせた。

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2012/01/27

ケータハムF1、2012年新型車『CT01』の画像を発表

Caterham F1『CT01』 (C)Caterham F1 Team
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ケータハムF1(前チーム・ロータス)は予定通り26日(木)イギリスの専門誌『F1レーシング』誌上でその2012年新型車『CT01』の画像を発表した。

前日にリークされるなどしてすでに日にさらされ、つまずいた感はあるが、その段差のある特徴的なノーズは今年のデザイントレンドを窺わせる興味深いもの。

これについてマシン開発の責任者であるマイク・ガスコイン氏は、「今年のレギュレーションに合致させるようわれわれが出した結論。
他のチームがどうなるのかは、これからお手並み拝見だ」と、強気なコメントを語った。

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バリチェッロ(前ウィリアムズ)、インディカーのテストへ

Rubens Barrichello (C)Honda Racing
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1993年シーズン20歳でのデビュー以来、連続で座ってきたF1シートを昨季で失ったルーベンス・バリチェッロ(39歳:ブラジル)がどうやらインディカーのテストを行なうことになるようだ。

テストが行われるのは来週の30日(月)と31日(火)の2日間、場所はセブリングでマシンは佐藤琢磨が所属していたKVレーシングのものになるという。
バリチェッロはこれまで再三インディカーへの転進を否定していて、今回のテストも直ちに契約に結びつくものではないとされるが、結果次第では転向話が急速に進捗することになるかも知れない。
インディカーにおいて、ブラジル人ドライバーは海外の国で最大の占拠率を占めている。

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ピレリタイヤ首脳、ペトロフとの契約を否定

Vitaly Petrov (C)Renault F1 UK
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前ロータス・ルノーGPのヴィタリー・ペトロフがピレリは1タイヤの開発ドライバーになったというニュースは世界中を駆け巡ったが、同陣営のポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターはこれを否定する発言を行っている。

「われわれの会見にペトロフが同席していたのは事実だが、それは彼がゲストとして来ていただけ。
契約したという事実はないし、なにしろわれわれにはテストするクルマさえないのにどうやってテストするんだか……」

どうやらペトロフの陣営が彼の存在感を失わせないため意図的にリークしたというのがもっぱらの噂のようだ。

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2012/01/26

ケータハムF1、新型車の画像が前倒しで『流出』?

Caterham F1『CT01』 (CCaterham F1 Team
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前チーム・ロータスで、今季からケータハムF1としての参戦が決まっているマレーシアを本拠のチームの新型車は26日(木)にイギリスの専門誌『F1レーシング』誌上で発表されることになっているが、それに先駈け一日早くツィッターにその画像が掲載された。

『CT01』という名称になるとみられる新型車は、先にフェラーリ・チームの新型車で話題となったものと同じくノーズの大きな段差が象徴的。
これは新安全基準を満たすようにデザインされたためだが、今後の他チームの新型車ではどういう処理になっているのか関心を呼びそうだ。

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マルシアF1チーム、旧型車でのテスト参加も断念

 Marussia F1 Logo (C)Marussia F1 Team

マルシアF1チームにテクニカル・コンサルタントとして加入したパット・シモンズ氏(47歳:イギリス)は、同チームの新型車がヘレス・サーキットで行われるシーズン前最初のテスト(2月7日-10日)には間に合わないことをすでに表明しているが、旧型車での参加もないことをあらためて明らかにした。

これにより、同チームの2012年シーズン最初の参加は2月21日(火)から始まるバルセロナ合同テストということになる。
なお、シーズン前テストに不参加を表明したのはマルシアF1チームが初めてということになる。

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ペトロフ(前ロータス・ルノーGP)、ピレリの開発ドライバーに

Vitaly Petrov (C)Renault F1 UK
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2010年から2年間に渡って在籍したルノー・チーム(ロータス・ルノーGP)から放出されたヴィタリー・ペトロフ(27歳:ロシア)が、ピレリタイヤの開発ドライバーを務めることがわかった。

これは、中東アブダビで行われたピレリタイヤのプレスイベントに同選手がサプライズ出席、その席上明らかにされたもの。
ただこの契約は今年3月までという短期のものである上に、もしペトロフがいずれかのチームと契約した場合にはそちらが優先されるというペトロフに好意的なもの。

なお今季、ルーカス・ディ・グラッシ(前ヴァージン・レーシング)が同じくピレリで開発ドライバーを務めることがすでに決まっている。

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2012/01/25

F1復帰ドライブのライコネン、「僕らが速ければ面白くなる」

Kimi Raikkonen (C)Lotus Team
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今シーズンのF1復帰に先駈け、スペインのバレンシア・サーキットで旧型車によるプライベート・テストを行ったロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)のキミ・ライコネン(32歳:フィンランド)は、次のようにその印象を語った。

「少なくともこの2年間は全然F1マシンに触ってもいなかったけど、すぐに昔の感覚を取り戻すことができた。
ただまったく初めてのチームだから、そこに順応するのにはある程度の時間は掛かることだろうね。
これからもっとクルマやタイヤのことを勉強していかなくっちゃ。
でも旧型車とはいえ、今の時点でF1をドライブすることができたのは本格テストで今年の新車と比べることができるから、そうした意味でも良かったよ。
もしも僕たちが速ければ、今年は面白いシーズンになるだろうね」

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ダンブロジオ(前ヴァージン)、ロータスの第3ドライバーに

Jerome d'Ambrosio (C)Renault F1 UK
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2011年シーズン、ヴァージン・レーシングのドライバーとして戦ったジェローム・ダンブロジオ(26歳:ベルギー)が、今季ロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)の第3ドライバーとして起用されることがわかった。

これを受けダンブロジオは、「希望していたレースシートが得られなかったのは残念だけど、ロータスのような有力チームで仕事ができるのは僕の将来にとって重要なことだ。
一生懸命勉強して、再びF1でレースができるよう頑張りたい」と意欲をみせた。

ダンブロジオがかつて前身であるルノー・チームのリザーブ&テストドライバーを務めたこともあるが、同選手のマネージメントを行っている『グラビティ社』の代表がロータス・チームのエリック・ブイユ代表であることから当然その関連は推察できる。

なおダンブロジオは2008から2009年に掛けて、GP2及びGP2アジアシリーズで小林可夢偉とチームメイトだった。

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ロータス・チーム、新型車のクラッシュテスト合格

Kimi Raikkonen (C)Lotus Team
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ロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)は今季3年ぶりにF1復帰を果たすキミ・ライコネンの事前テストを行っているが、その一方で準備を進めている2012年新型車『R31』(仮称)についてFIA(国際自動車連盟)のクラッシュテストをクリアしたことを明らかにした。

同チームではすでに2月5日(日)に公式サイトで画像発表、翌日の6日(月)にはヘレス・サーキットで実車の発表会というスケジュールを明らかにしているが、これで晴れてその裏付けができたことになる。
(クラッシュテストに合格していないマシンはテストにも使えない)

なお新型車を最初に走らせるのはライコネンになることもすでに発表されている。

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2012/01/24

フェラーリのカタール・デモランに観客2万人

Ferrari Qatar Demorun (C)Ferrari S.p.A
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かねて中東地域でのプロモーション活動に力を入れているフェラーリ・チームが、アラブ首長国連邦カタールの首都ドーハでデモンストレーションランを行った。

これは今週開催されるカタール国際モーターショーの開幕に合わせて行われたもので、マシンは『フェラーリF2008』、ステアリングを握ったのは同チームのリザーブ&テストドライバーであるマルク・ジェネが担当した。

ドーハ海岸通りに特別に用意された全長3キロのコースでは、最高速実に300キロ以上にも達する迫力。
詰め掛けた約2万人という大観衆からは大きな声援が送られたという。
なおジェネがカタールを訪れたのは、2004年の2輪カタールGP以来になるということだ。

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ブエミ(前トロ・ロッソ)、ルマン(トヨタ)参戦か

Sebastien Buemi (C)Scuderia Toro Rosso
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レッドブル・グループ首脳の意向からアルグエルスアリと共に好成績を挙げながらもスクーデリア・トロ・ロッソのシートを失ったセバスチャン・ブエミ(23歳:スイス)だが、他のカテゴリーに転進する可能性も出て来たようだ。

これはスイスの『ブリック』紙が報じたもので、それによれば今季レッドブル・グループ・リザーブドライバーのポジションに就いたブエミは、今季スポーツカーレース伝統のルマン24時間レースに参戦する意向をみせているというもの。

その場合ドライブするのは今季から復帰を果たすトヨタ・チームからになるということだ。
ちなみに今年も6月中旬に行われるルマン24時間レースの日程は、カナダGPとヨーロッパGPのちょうど間になる見込みだ。

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キミ・ライコネン(ロータス)、バレンシアでF1復活ラン

Kimi Raikkonen (C)Lotus Team
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今シーズン、3年ぶりのF1復活をロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)から果たす元チャンピオン、キミ・ライコネン(32歳:フィンランド)が、2月7日(火)からのシーズン前テストにそなえプライベート・テストを敢行した。

テストはスペインのバレンシア・サーキットが舞台(ヨーロッパGPのバレンシア市街地コースとは別)で、マシンは既定により2年落ちとなる旧型マシンの『ルノーR30』が使用された。
ライコネンは「引退してからまったくF1から遠ざかっていたので勘を取り戻すにはある程度時間が必要だ」と、語っている。

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2012/01/23

マルシアF1チームの新型車投入は2度目のテストから

多くのチームが今季シーズン前最初のテストとなるヘレス合同テスト(2月7日-2月10日)に向けて新型車を準備しているが、新生マルシアF1チーム(前ヴァージン・レーシング)はこのテストへの新型車投入を早くも断念したことがわかった。

Pat Symonds (C)Renault F1 UK
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これは新たに同チームにテクニカル・コンサルタントとして加入したパット・シモンズ氏(47歳:イギリス)が明らかにしたもの。
同氏は「われわれの2012年マシンはこれまでのものとは完全に異なるまったくのニューウェポンになる。
そのため残念ながら最初のテストには間に合わないだろう。
したがってウチは次のバルセロナ(2月21日-2月24日)を目標にしているよ」との見通しを語っている。

シモンズ氏は以前ルノー・チームのテクニカル・ディレクターとして実績を挙げたが、2008年に起きたいわゆる『クラッシュ・ゲート』事件によりF1の一線からその姿を消していた。

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ピレリタイヤ、タイヤ開発に現行マシン提供を要望

Pirelli F1 Tyre (C)Renault F1 UK
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まもなく2012年シーズンがスタートするいま、F1タイヤを独占供給するピレリタイヤではすでに来年用のタイヤ開発を始めたいとしているが、そのための「適正なマシン」がないということだ。

同社のポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは、「タイヤ自体はもちろん、レギュレーションもどんどん進化しているのに、それをテストするマシンは旧型車のままだ。
これでは正確なテストをすることはできない。
われわれは各チームに2011年型車の提供を求めているが、交渉はまったく進展していない」と、窮状を訴えている。

現在ピレリでは全チーム了承のもと旧トヨタ・チームから提供を受けた2009年型の『TF109』をテストに使っているが、日々進化するF1では最新マシンとの差が拡大する一方なのだという。

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アメリカGP(オースティン)、チケット販売開始で『不退転』に

Austin Circuit Image (C)Circuit of the Americas
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今年11月18日(日)に決勝レースを予定するオースティン(テキサス州)でのアメリカGPだが、再三の開催不安視説を吹き消すように早くもチケット販売の第一段階をスタートさせた。
1月23日(月)から始められるこれはチケット購入の前段に当たるもので『Select Seating Wait List』と呼ばれるもの。

販売担当の責任者であるジェフ・ムーア氏は、「アメリカ国内のみならずすでに世界中から問い合わせがある」と、関心の高さを強調して成功を確信する発言をしているが、チケット販売開始でいよいよアメリカGP開催はもう引けない『不退転』の状況に入り込んだと言えそうだ。

なお今回発売された個人用チケットは1000ドル(約7万7000円)から最高5000ドル(約38万5000円)になるということだ。

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2012/01/22

ロータス・チーム、一日前倒しで新型車発表へ

Image (C)Renault F1 UK
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ロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)は今季のシーズン前合同テスト初日の前日となる2月6日(月)にヘレス・サーキットで新型車を正式発表する予定としていたが、さらにその前日となる5日(日)に自身の公式サイトで先んじて画像を公開することを明らかにした。

6日(月)には他にもザウバー・チームやトロ・ロッソらも新型車を発表することになっていて、あるいはニュースの話題性が低下するのを避けようという配慮が働いたのかも知れない。

なお別掲のようにテストで新型車をまず走らせるのはF1復帰となるキミ・ライコネンになる予定だ。

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復帰のキミ・ライコネン(ロータス)、いきなり大仕事

Kimi Raikkonen (C)RedBull Racing
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今季、3シーズンぶりのF1復帰を果たすキミ・ライコネンだが、いきなり大仕事に直面することになるようだ。

ライコネンに与えられるロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)のマシンはFIA(国際自動車連盟)が新機構サスペンションを禁止したことにより、大幅な構造変更を強いられるとみられている。
しかもこの間まったくF1マシンには触れていなかったとされるライコネンが重要なシェイクダウンを担当、4日間に渡る最初のテストで始めの2日間を担当することになっているからだ。
(後半はグロージャンが担当)

これに先駈け今週の23日(月)-24日(火)の2日間、ライコネンはスペインのバレンシア・サーキットを舞台に旧型車でプライベート・テストを行う予定とみられている。

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FIA(国際自動車連盟)、新機構サスペンション禁止へ

Abu Dhabi Test (C)Lotus Renault GP
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FIA(国際自動車連盟)はロータス(前ロータス・ルノーGP)やフェラーリ・チームらが開発したとみられる新機構のサスペンション、いわゆる『リアクティブ・サスペンション』について、これがF1テクニカル・レギュレーションの第3条15項に抵触するものと判断、禁止したことを各チームに通達した模様だ。

上記の両チームはこの機構が合法であることの確認をFIAに求めていたが、他チームらからはこれが「ブレーキ・キャリパーの動作の利用など、サスペンション部品の長さの変更に依存している」として違法性が指摘されていたもの。

とりわけロータス・チームのものは、昨年のアブダビ合同テストですでに実車走行をしていたとみられ、この衝撃は大きいようだ。

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2012/01/21

デイモン・ヒル氏、バリチェッロの心境に配慮

Rubens Barrichello (C)Williams F1 Team
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1992年のF1デビュー(当時20歳)以来、実に20年の長きに渡ってF1で戦ってきたルーベンス・バリチェッロ(39歳:ブラジル)だが、今季のシートを見つけるのはほぼ不可能となった。
これについてほぼ同時期にF1を戦った経験を持つデイモン・ヒル氏(51歳:イギリス)は、「苦しい心境を体験することになるだろう」と配慮をみせた。

これは英国の大衆紙『サンに語ったもので、その中でこの元F1チャンピオンは、「レースドライバー、ましてやF1という厳しい場で戦った者にとって、引退後の適応にはとても苦労するものなんだ。
あんな追い込まれた環境というのはそうそうないし、いきなりそれを諦めろということに対してもね」と同情を示した。

バリチェッロには他の多くのブラジル人ドライバーがそうであるように米インディカーへの転進もささやかれているが、これまでのところ本人はこれを強く否定している。

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『US-GP』の主催者、8月にコース完成を明言

Austin Circuit Image (C)Circuit of the Americas
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2007年のインディアナポリスを最後に開催が途絶えていたアメリカGPを、今年5年ぶりに復活させるオースティン(テキサス州)での『US-GP』だが、いずれ違わぬ資金難からこれまで幾度となく計画挫折の噂が流れてきた。

しかし同グランプリの主催者は、目下急ピッチで『サーキット・オブ・ジ・アメリカズ』の建設作業が進捗していて、8月中にはコースが完成すると強調している。
その後パドックやスタンドなど周辺施設の建設が行われることになるが、11月の本番には問題ないということだ。

アメリカGPは今季全20戦中の第19戦として最終カレンダーに掲載されている。

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ケータハムF1の新型車発表は26日(木)に専門誌上で

2011 Scene (C)Ex.Team Lotus
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他のどのチームよりも早く、1月のうちに2012年の新型車発表を行う意向を示していたケータハムF1(前チーム・ロータス)だが、噂通り1月26日(木)に行われることが明らかとなった。

これは同チームでコミュニケーション部門を担当するトム・ウェブ氏が明らかにしたものでだが、ユニークなのはこれがイギリスの『F1レーシング』という専門誌とタイアップしたというもの。
同チームの新型車『CT01』(仮称)は1月26日に発売される同誌の表紙を飾るなど、他にあまり見ない誌上でその姿が紹介されるのだという。

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トロ・ロッソもシーズン前最初のテストに向けゴーサイン

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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これまで新型車のスケジュールが明らかにされていなかったチームの一つスクーデリア・トロ・ロッソだが、2月7日(火)からスタートするシーズン前最初のテストに間に合うことが明らかにされた。
それによれば同チームの2012年新型車『STR7』(仮称)は今週19日(木)にFIA(国際自動車連盟)によるクラッシュテストに合格しており、開発は順調に進んでいるという。

今シーズン最初のテストはスペインのヘレス・サーキットにおいて4日間の予定で行われるが、ダニエル・リカルド(オーストラリア)&ジャン・エリック・ベルニュ(フランス)といういずれも21歳の若いドライバーを擁する同チームでは、最初のステアリングをより経験のあるリカルドに、後半を新人のベルニュに任せるということだ。

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2012/01/20

フジ系列の地上波F1テレビ中継、終了へ

日本でF1テレビ中継を独占契約していたフジテレビは、昨季で契約が満了したことを受け放映権を持つFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)と交渉を続けてきたが、結局地上波の中継は打ち切られることが確定した。
これを受け、地上波に代わりBS(BSフジ)で全戦の公式予選&決勝レースを放映するという。
注目される日本GP(鈴鹿サーキット)についても現時点で地上波の放映はないということだ。

CS放送については中継契約を2年間延長、これまで通り全セッションが中継される。

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トゥルーリ(ケータハムF1)を脅かすペトロフ起用の噂

Jarno Trulli (C)Lotus Racing
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今季は心機一転上昇を期す新生ケータハムF1だが、すでに確定したとされているトゥルーリ&コバライネンというドライバー・ラインナップについて不穏な噂が流れ始めている。

イタリアの専門紙である『ガゼッタ・デロ・スポルト』らが報じるところによれば、ここに来て昨年ロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)に所属していたヴィタリー・ペトロフ(27歳:ロシア)がトゥルーリと交代するのでは、というものだ。
ただこれについて当のトゥルーリは、「自分にはチームとの正当な契約があり、今季もレースでコクピットに収まることに何の疑問も持っていない」と、残留を強く主張している。

多くのトップチームを渡り歩いたベテラン・トゥルーリの安定力には定評があるが、ペトロフが持ち込めるであろうロシア系マネーの魅力も大きい筈。
今シーズンの確定エントリーは開幕週(3月18日)の木曜日に確定するが、もしシート変更が事実であれば、シーズン前テストの時点で明らかになることだろう。

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ウィリアムズ・チームもクラッシュテストをクリア

Williams Factory (C)Williams F1
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今季の新型車発表の予定がまだ明らかにされていないウィリアムズ・チームだが、同チームの『FW34』(仮称)がFIA(国際自動車連盟)によるクラッシュテストをすべてクリアしていることが明らかにされた。
これは同チームのマーク・ジラン/チーフ・オペレーション・エンジニアが語ったもので、新型車の準備が順調に進んでいることを強調している。

ここ数年、マシンの戦闘力不足から苦戦を強いられているウィリアムズだが、今季はエンジンを非力なコスワースからチャンピオン・エンジンであるルノーのものに変更。
それもあって準備は多忙を極めているものの大幅な戦闘力アップが期待されている。

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新生ケータハムF1、新型車準備は最速?

2011 Scene (C)Ex.Team Lotus
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ファクトリーをリーフィールドに移転するなどシーズン前の準備が遅れているとみられたケータハムF1(前チーム・ロータス)だが、案外新型車の準備は他のどのチームよりも先んじているのかも知れない。

これはイタリアの専門誌『アウトスプリント』が報じたもので、それによれば同チームの新型車『CT01』(仮称)はすでにクラッシュテストもすべて終えていて、1月中に完成、直ちに披露するかも知れないというもの。

報道通りに1月中の新型車発表となれば、これまで明らかにされているチームで一番早いマクラーレン(2月1日予定)よりも早いことになり、今季最速ということになりそうだ。
一部には、1月26日発売の専門誌で発表という噂も流れている。

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2012/01/19

2012年F1最後のシート(HRT)獲得には6億円が必要

Luis Perez-Sala (C)HRT
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ウィリアムズのもう一つのシートがブルーノ・セナに決まったことにより、2012年のF1で空いたシートはついにHRT(前ヒスパニア・レーシング)の一つだけということになった。
噂に違わず資金難に苦しむプライベート・チームとして、その獲得にはスポンサー資金の持ち込みが必要とみられている。

これについてスペインの有力紙『マルカ』は、このシートについてチーム側は770万ドルの資金持込を条件にしているのだという。
これは円高になった今でも日本円で約5億9千万円という巨額なもの。

同チームのルイス・ペレス・サラ代表はすでに大ベテランであるペドロ・デ・ラ・ロサ(40歳:スペイン)の起用を決めていることから、おそらくもう一つのシートについては将来を嘱望される若手が採用されるのでは、とみられている。

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フォース・インディアは2月3日(金)に2012年新型車発表

2011 Scene (C)Force India F1
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昨季、ザウバー・チームやトロ・ロッソらとのプライベートチーム・バトルを制しコンストラクターズ・ランキング6位を獲得したフォース・インディア・チームが、2012年シーズンを戦う新型車の発表日程を明らかにした。

それによれば発表はチームの本拠があるイギリス・シルバーストーンで、2月3日(金)に行うというもの。
新型車の名称はフォース・インディア・メルセデス『VJM05』になるものとみられる。

これは2月1日(水)のマクラーレン・チームに続くもので、フェラーリ・チームと並ぶ全体で2番目という早い時期のものになる。

なお、これまで明らかにされている各チームの新型車発表スケジュールは以下の通り。
2月01日(水)マクラーレン
2月03日(金)フェラーリ
2月05日(日)レッドブル
2月06日(月)ザウバー
2月06日(月)ロータス
2月21日(火)メルセデスGP

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ケータハムF1、リーフィールドに本拠地移転

Super Aguri Factory (C)Super Aguri F1
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ケータハムF1(前チーム・ロータス)は、その本拠地をオクスフォードのリーフィールドに移転することを正式発表した。

リーフィールドの工場はかつてアロウズ・チームのものだった所で、以前スーパー・アグリが借用していたことで日本にも馴染み深い。
現在マレーシア系資本となったケータハムF1ではここを完全買収し、コンポジットなど一部の機能は現在のノーフォークにも残すものの、今年8月には開発部門も含め多くの工場機能をここに集約したいとしている。

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ウィリアムズのシートはブルーノ・セナが獲得

Bruno Senna (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームはまだ確定していなかった2012年のレースドライバーについて、前ロータス・ルノーGP(元ルノー・チーム)のブルーノ・セナ(27歳:ブラジル)を起用することを正式発表した。
同チームではこれにより今季の戦いをパストール・マルドナド(26歳:ベネズエラ)との若いコンビで戦うことになる。

これを受けセナは、「チームが僕を選択してくれたことに感謝している。
ウィリアムズはかつて叔父のアイルトン・セナが在籍したチームでもあり、特別な思いを持っている。
実際、叔父と共に仕事をした人がいまもいるということなので、彼らとしっかり力を合わせ、チームの期待に応えたい」と、語った。

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2012/01/18

フェラーリ・チーム代表、エイドリアン・ニューイに秋波

Adrian Newey (C)RedBull Racing
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目下2年連続のコンストラクターズ・ランキング1位に君臨するレッドブル・レーシングだが、その優れたマシンを産み出したエイドリアン・ニューイ氏(53歳:イギリス)についてフェラーリ・チームのステファーノ・ドメニカリ代表が言及、「将来はウチに来て欲しい」と、秋波を送った。

「この数年、ニューイは自身が持つポテンシャルの高さを最高な形で証明したと思う。
彼がこれからの将来をどうしたいのかわからないが、もし縁があるならばぜひともフェラーリに来て欲しいと思っているよ」と、同代表は英『スカイスポーツ』の取材に語った。

ウィリアムズ、マクラーレン、さらにレッドブルとトップチームを渡り歩いたニューイ氏は、本来空力のエキスパートとして鬼才と讃えられたが近年はマシン全体を産み出すデザイナー&テクニカルディレクターとして活躍、通算7回ものコンストラクターズ&ドライバーズタイトルの獲得という華やかな実績を残している。

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ピレリタイヤ、「今シーズンはよりアグレッシブに」

Pirell Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1タイヤの独占供給メーカーとして2年目のシーズンを迎えるピレリタイヤでは、今季よりアグレッシブな姿勢で臨むと意欲をみせた。

これは同社のポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターが語ったもの。
「昨シーズンはすべてのレースにソフトタイヤを投入してレースを面白くできたと自負しているが、今年はさらにアグレッシブな姿勢でアプローチをし、レースをエキサイティングなものにするつもりだ。
2012年用のタイヤはすでに整っているが、シーズン前テストの結果によっては開幕までにコンパウンドを変更し、さらに挑戦的なタイヤを用意する準備がある。
レースを面白くもつまらなくするのもわれわれのタイヤ次第。
ただ、あまり冒険すると、エンジニアたちが苦労するがね」と、語っている。

なお同社が今シーズン、予選専用タイヤを投入するのではとの噂も依然絶えない。

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2012/01/17

フェラーリ&ザウバー新型車、クラッシュテスト合格

2011 Image (C)Ferrari S.p.A
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スペイン『AS』紙が伝えるところによれば、最初のクラッシュテストに失敗した開発コード『663』と呼ばれるフェラーリ・チームの2012年新型車が、2度目のテストで基準をクリアしたということだ。

また不合格となったのはこれまで伝えられていたような前部ではなく側面の衝撃テストだったということで、カーボンシートを追加してクリア。
多少重量は重くなったものの、マシンのパフォーマンスに影響を与えるようなレベルではないという。

また同じくフェラーリ・エンジンを搭載するザウバー・チームの新型車『C31』(仮称)も最後の後部構造テストをクリアし、準備は順調であるとのことだ。

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FIA(国際自動車連盟)、DRSゾーンの設定をより柔軟に

Image (C)Force India F1
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英『オートスポーツ』らが伝えるところによれば、2012年シーズン、FIA(国際自動車連盟)はDRS(ドラッグ・リダクション・システム)ゾーンについて、システムそのものは継続するものの、批判に応えて設定する範囲をこれまでより柔軟にする方針を決めたということだ。

同システムについては、オーバーテイクがあまりにも容易になったと非難する向きがある反面、レースが面白くなったと歓迎する向きも多い。
ただ、レースによってその効果にばらつきがみられたため、FIAはコースによってDRSゾーンの設定をより長くしたり、減少させたりするなど柔軟に設定するのだという。

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2012/01/16

ピエロ・フェラーリ氏、「F1はヨーロッパの伝統残すべき」

Piero Lardi Ferrari (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームの中で創始者の血を引く貴重な存在であるピエロ・ラルディ・フェラーリ副会長が、「F1はヨーロッパの伝統」との見解を強調した。

これはフェラーリ・チーム恒例のスキー・イベントであるマドンナの『ウルーム』で語ったもの。
その中でこの跳ね馬チーム創始者エンツォ・フェラーリの子息は、「F1は世界選手権と謳っているのだから、世界に展開していこうとしているのは理解できる。
しかしそのため一方的にヨーロッパでの開催が減らされていくことには賛成できないね。
例えばいまフランスからF1グランプリが消えている。
さらにイギリスGPも槍玉に挙げられているようだ。
しかしわれわれにとってシルバーストーンはモンツァ(イタリアGP)やスパ(ベルギーGP)らと同様、F1グランプリの聖地なんだ。
新しい戦いの場が現れるのはエキサイティングなことだが、こうしたF1の伝統あるレースが失われないことを切に願っているよ」と、述べた。

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小チームに苦闘するパット・シモンズ氏

Pat Symonds (C)Renault F1 UK
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かつてベネトンでミハエル・シューマッハのレースエンジニアを担当し、その後はルノー・チームでエクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターの要職を務めるなどしたパット・シモンズ氏(58歳:フランス)だが、新たに就いたマルシアF1チーム(前ヴァージン・レーシング)ではチーム規模の違いに戸惑っているようだ。

「規模の違いには正直驚いているよ。
たとえばいまレッドブル・レーシングでは650人、自分がいたルノー・チーム(現ロータス・チーム)だって550人ものスタッフがいて働いていた。
ところがマルシアでは全員集めてもわずかに170人でしかないんだからね。
それでも小さいチームには小さいチームなりのアプローチがある筈。
われわれはそれを進めていくつもりだし、マクラーレン・チームと提携が出来たことはその大きな手助けになるものと思っているよ」

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クビサのマネージャー、手術&入院中を認める

Robert Kubica (C)Renault F1
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2011年シーズンを棒に振ったアクシデントからのリハビリ中であるにもかかわらず、再び右足を骨折するニュースが伝えられたロバート・クビサ(27歳:ポーランド)について、パーソナル・マネージャーであるダニエーレ・モレッリ氏がこれを公に認めた。

それによればクビサは報道通り現在住むイタリアのピエトラサンタで右足を骨折、カルロ・ポマ病院で回復手術を受け、現在もなお入院中であるということだ。

同氏は現場復帰の時期について、「今はまだまったく予想がつかない」と頭を抱えているという。

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2012/01/15

マクラーレン・チーム、「2012年も挑戦的姿勢を崩さず」

Jonathan Neale (C)McLaren Group
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今シーズンのタイトル奪還を期すマクラーレン・チームのジョナサン・ニール/マネージング・ディレクターは、「たとえリスクがあろうとも、挑戦的姿勢を崩さない」と、あらためて名門復活にアグレッシブな意欲をみせた。

「われわれが参加しているスポーツは常にコントロールされたリスクを含むもので、リラックスする余裕があるようなビジネスではない。
もしわれわれが再び多くの勝利を求めようとするならば、そこには攻撃的なアプローチが必要になるのは当然で、ディフェンシブで許される訳がない。
そう、われわれはたとえリスクがあろうとも、常に挑戦的姿勢を崩さないで戦っていくのだ」

同じくタイトル奪還を狙うライバルのフェラーリがクラッシュテストでつまづいたと伝えられるのに対し、同氏はマクラーレンが昨年のうちにすべての事前テストを終了していることを明らかにした。

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マッサ(フェラーリ)、今季「背水の陣」を覚悟

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チーム恒例のスキー・イベント『ウルーム』に参加したフェリッペ・マッサ(30歳:ブラジル)だが、周囲から浴びせられる厳しい状況を自身でも自覚している発言を繰り返した。

「今シーズンの戦いが、僕のキャリアにおいて最も重要なものになるであろうことは覚悟しているよ。
それも、シーズンの半ばまでには結果を出さなければならないと考えている。
だから今年は開幕からガンガン飛ばしていくつもりだけど、そのためにも新型車に戦闘力があることを願っているんだ」と、マッサはマドンナでの会見で語った。

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『醜い跳ね馬』には革新機構のサスペンション?

Image (C)Ferrari S.p.A
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一門の総帥ルカ・モンテツェモロ社長から、「醜い」と評されたことが話題になってしまった開発コード『663』と呼ばれるフェラーリ・チームの2012年新型車だが、実は隠された部分に革新機構があるとのことだ。

イタリア・メディアらが伝えれるところによれば、すでに噂になっているロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)のマシン同様、ブレーキング時の姿勢変化を抑え車体を一定水準に制御するような革新的サスペンションを搭載しているというもの。

チームではこれが合法であるかどうかの確認をFIA(国際自動車連盟)の技術部門に申請中であるとのことだ。

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2012/01/14

浜島裕英氏(フェラーリ)、「新たなチャレンジ責任重い」

浜島 裕英 (C)Ferrari S.p.A
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ブリヂストンタイヤにおいて長年F1タイヤの開発に心血を注いだ浜島裕英(前ブリヂストン・モータースポーツ/開発本部長)は、今回のフェラーリ・チーム入り発表を受けて次のようにその心境を語った。

「フェラーリ・チーム入りというのは自分にとって新たなチャレンジ。
自分をここまで育ててくれたブリヂストンタイヤには恩義を感じているが、社内ではすでに世代交代も確立されており、こうしたことができねるタイミングになったと捉えている。
フェラーリ側からはかねて熱心な誘いを受けていて、熟慮した結果、タイヤと車体との調和という、F1で自分に果たすべき役割があると判断した。
契約は1年間。
責任は極めて重いが、この1年で期待されているような結果を残したい」

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フェラーリの新型車、「ユニークだが美しくない」?

開発コード『663』と呼ばれるフェラーリ・チーム期待の2012年新型車だが、関係者の話を総合するとノーズ部分に目立つ膨らみがあり、決して「美しくない」という意見で一致しているようだ。

Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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チームのエース、フェルナンド・アロンソは「去年のマシンとそんなに変わらないよ」と擁護するが、「ユニークだが美しくはない」というルカ・モンテツェモロ社長の言葉が一気に駆け巡ったもの。
同社長は「醜くても、速ければいい」と言うものの、『663』が最初のクラッシュテストに不合格だったことがすでに伝えられていることもあり、もし「醜くて遅かった」場合には目も当てられないことになりかねない。

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ザウバー・チームの新型車発表はヘレス・サーキットで

2011 Scene (C)Sauber Motorsport
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ザウバー・チームはすでに今年の新型車発表を2月6日(月)に行うことを発表しているが、その場所がスペインのヘレス・サーキットになることを明らかにした。

発表は今年もサーキットのコース上で行われるシンプルなもので、小林可夢偉&セルジオ・ペレス料レースドライバーが新型車『C31』(仮称)を覆うカバーを外すことから始められるという。
(昨年はバレンシア・サーキットだった)

なお当地では翌日の7日(火)から2012年最初となる合同テストが開始される。

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2012/01/13

カルン・チャンドク、今季はWEC(世界耐久選手権)転向へ

Karun Chandhok (C)Redbull Racing
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2010年はヒスパニア・レーシングから、2011年はチーム・ロータス(今季ケータハムF1)からスポット参戦を果たしたカルン・チャンドク(27歳:インド)だが、結局今季はF1残留を断念、デビッド・ブラバム(元F1チャンピオン、ジャック・ブラバム氏の三男)らと共にJRレーシングからWEC(世界耐久選手権)に参戦することがわかった。

チャンドクWEC参戦のニュースはこちら

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チーム側、「バーレーンGP開催の可否はFIAの判断」

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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F1各チームは国内の政治情勢がいまだ安定していないバーレーンでのグランプリ開催について民間の人権団体等からボイコットを求められているが、これについてレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は次のように英『BBCスポーツ』に語った。

「われわれはFIA(国際自動車連盟)が運営するチャンピオンシップの一員であり、グランプリを開催するかどうかの判断についてはあくまでも彼らが行うものだ。
われわれはそれを信頼してレースをやっていくしかない」

いまのところFIAも含めすべては予定通りバーレーンGP開催に向けて動いているのは間違いないようだ。

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フェラーリ新型車『663』、クラッシュテスト不合格

Image (C)Ferrari S.p.A
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タイトル奪還を期すフェラーリ・チームの2012年新型車が、FIA(国際自動車連盟)のクラッシュテストで不合格になったことがわかった。

これはフィンランドの『ツルン・サノマット』紙が報じたもので、それによれば数週間前に受けたテストで開発コード『663』と呼ばれる新型車は、強度が足りずに不合格になったという。
その後マシンはカーボンシートを追加して強度を増したことから、問題はないとみられるが、これについて問われた同チームのステファーノ・ドメニカリ代表は、「素敵なニュースではない」と、不快感を示したということだ。

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2012/01/12

酒落にならない? ロバート・クビサ再び骨折の報

Robert Kubica (C)Renault F1
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2011年シーズン開幕直前、ラリーでのアクシデントによりロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)からの参戦を丸々棒に振ったロバート・クビサ(27歳:ポーランド)だが、現場復帰に向けリハビリテーションに励むいま、再び骨折する負傷を負ったとのニュースが流れた。

最初に伝えたのはクビサが自宅を持つイタリアの地元メディアということで、それによればクビサは現在住むピエトラサンタで散歩中に凍った路面で転倒、その際脚に骨折する負傷をしたというもの。

ただ、これについてはさすがにクビサのパーソナル・マネージャーであるダニエーレ・モレッリ氏もコメントを拒んでいるということだ。

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ロータス・チームの新技術システムが波紋

Image (C)Honda Racing
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今季キミ・ライコネンの擁立で注目を集めるロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)が、今季マシンに新機軸のサスペンション・システムを搭載する意向であることが判明、合法かどうか波紋を呼んでいる。

複数のメディアによれば、これは昨年11月に行われたアブダビ合同テストで投入されたというもので、マスダンパーのように(?)ブレーキング時や加速時に車体の姿勢が変化するのを押さえるものという。
これを搭載することにより、ウィングの干渉や車体の高さをギリギリまで低く維持できること等、数々のメリットが産み出される見込みだ。

現在これがF1のレギュレーションに合致しているかどうか、現在FIA(国際自動車連盟)との間で検証中とみられている。
もしこれが認可された場合、今年のマシンの一大トレンドになる可能性がありそうだ。

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浜島裕英氏(ブリヂストン)、フェラーリ・チームに加入

浜島 裕英 (C)Bridgestone Motorsports

フェラーリ・チームは、日本におけるF1タイヤ開発の第一人者である浜島裕英(前ブリヂストンタイヤ開発本部長)が1月11日(水)付けで加入したことを明らかにした。

フェラーリ・チームは昨シーズン、ピレリタイヤの使い方で苦戦したと伝えられていて、加入後はこれまたマクラーレン・チームから移籍したパット・フライ氏の元で主にタイヤの観点からサポートすることになるとみられる。

ブリヂストンタイヤは2010年シーズンまでF1タイヤを独占供給していた。

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2012/01/11

国際人権団体もバーレーンGPのボイコットを要請

  『HRW』 logo
今年4月、昨年の開催中止から2年ぶりの開催を予定しているバーレーンGPだが、先に伝えられた国内の民間人権団体ばかりでなく、今度はアメリカをベースの国際人権団体も参加をボイコットするよう運動をスタートさせたことがわかった。

運動に動き出したのはニューヨークに本拠を置くHRW(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)という国際的な活動を展開する人権NGOの一つ。
同団体のマリワン・ハマ・サイード氏は「F1のような国際的スポーツが、バーレーンのような民主化運動を弾圧するするような国でグランプリを開催すべきではない。
われわれは今後、辛抱強くF1関係者にバーレーンGPのボイコットを呼び掛けていく」と、アラビア・ビジネス紙に主張した。

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キミ・ライコネン、F1ドライブ復帰のXデーは1月23日

Kimi Raikkonen (C)RedBull Racing
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英メディアが伝えたところによれば、今年ロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)から3年ぶりのF1復帰を果たすキミ・ライコネンの、F1ドライブXデーは1月23日(月)になるということだ。

今季のシーズン前公式テストは2月7日(火)からのヘレス合同テストということになるが、チームではそれに先駈け1月の23日(月)-24日(火)の2日間、スペインのバレンシア・サーキットを舞台にプライベート・テストを行う予定という。

なお同チームの今季コンテンダーは『R32』(仮称)ということになるが、レギュレーションによりライコネンがドライブできるのは2年落ちとなる2010年仕様の『R30』になる模様だ。

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2012/01/10

セナ、さらなるスポンサー資金でウィリアムズ入りに前進?

Bruno Senna/Embratel (C)Lotus Renault GP
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まだシートの埋まっていないウィリアムズ・チームにおいて、かねて噂に上がっていたブルーノ・セナ(前ロータス・ルノーGP)だが、本人の否定にもかかわらず地元ではトアップしているようだ。

そう伝えたのはサンパウロの『オ・エスタド』紙で、それによればセナはこれまで伝えられた通信事業会社である『エンブラテル』の他に、石油会社である『OGX』(写真でエンブラテルの上)もセナへのスポンサー継続を表明していて、これがタイトル・スポンサーを失って極度の資金難に陥っているウィリアムズ・チームには大きな魅力になっているというもの。

同チームではすでにパストール・マルドナドの残留だけが決まっている。

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バーレーン民間団体、F1グランプリ開催中止を求める

Bahrain Circuit Image (C)BIC
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2011年シーズン、栄誉ある開幕戦に設定されながらも、国内の政治情勢の混乱から中止を余儀なくされた中東バーレーンGPだが、今年の開催も難題を抱えそうだ。
これは、地元の民間人権団体であるがFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に対し今年の開催についても中止を求めていることがわかったため。

中止を求めたとされるのは『バーレーン人権センター』で同団体のナビール・ラジャブ副会長は、「F1は政府の宣伝材料に使われている。
国内は決して安定などしていない。
政府はバーレーンが正常に戻ったと国外に見せるため、F1を利用しようとしているだけだ」と訴えた。

しかし今のところバーニー・エクレストン氏は予定通り第4戦として4月22日に開催する方向で、変更する姿勢はみせていない。

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2012/01/09

ハミルトン(マクラーレン)、「バトンの加入が好効果」

McLaren Duo (C)McLaren Group
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ドライバーズ・ランキングで言えば2011年は5位と前年の4位より順位を落とした形のルイス・ハミルトン(27歳:イギリス)だが、「バトンの加入はチーム全体を底上げすることに繋がった」と、チームメイトの貢献を讃えた。

これはイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』に語ったもので、その中でハミルトンは「彼はとても速いドライバーであるし、自分の周囲に強力なスタッフを集めていつもレースに勝つためにどうすればいいのか研究している。
そしてもちろん僕よりも前に立とうと、ね。
でもそれは僕だって同様だし、こうして二人が互いに研鑽しあうことがチーム全体に好効果を与えていると思っているんだ。
あとはチームが戦闘力あるマシンを用意してくれるだけさ」と、手応えをみせている。

マクラーレン・チームはこれで2年連続のランキング2位。
2012年シーズンこそ、タイトル奪還へチーム全体が燃えている。

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アルグエルスアリ(前トロ・ロッソ)、「HRT入りは考えてない」

Jaime Alguersuari (C)RedBull Racing
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昨季限りで約2年半に渡って在籍したトロ・ロッソから放出されたハイメ・アルグエルスアリ(21歳:スペイン)だが、一時確実かとみられたHRT入りについて、これを否定して注目されている。

いまのところアルグエルスアリの側から正式なコメントはされてないが、地元スペインの『AS』紙らが報じるところでは、いまさらHRTへの転進は「キャリアの後退」になるとして僚友だったブエミ同様、上位チームのリザーブドライバーのポジションを探っていること。
またすでにペドロ・デ・ラ・ロサ(40歳:スペイン)の起用を決めているHRTのほうも、資金的な問題からより多くのスポンサー持ち込みが可能なドライバーを物色しているとされる。

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2012/01/08

フォース・インディア、今年は順調な新型車開発強調

2011 Image (C)Force India F1
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2011年シーズン、新型車『VJM04』の製作が予定より遅れ慌ただしいスタートを余儀なくされたフォース・インディアだが、今年は順調に進んでいることを強調した。

これは同チームのアンドリュー・グリーン/テクニカル・ディレクターが明らかにしたもので、「今年のマシン製作は順調にいっている。
昨年のクリスマス前にはすでにFIA(国際自動車連盟)のクラッシュ・テストをクリアさせているし、シーズン前最初のテストまでにマシンは完成させられる。
昨シーズンは終盤の鈴鹿あたりからさらに戦闘力アップを果たしていて、新型車開発と合わせてここまでやるのは大変だったけどね」と説明した。

同チームは今年ポール・ディ・レスタ&ニコ・ヒュルケンバーグというフレッシュなドライバー・ラインナップで戦うことが決まっている。

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ブルーノ・セナ、ウィリアムズとの交渉報道否定

Bruno Senna (C)Lotus Renault GP
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一部に報道されたブルーノ・セナのウィリアムズ・チーム入り交渉のニュースだが、当のセナはこれについて「何も聞いていない」と否定した。

これはフィンランドの『ツルン・サノマット』紙が報じたもの。
かねて個人的に支援を受けていたリオデジャネイロに本拠を置くブラジル第2の通信事業会社である『エンブラテル』と共にウィリアムズ・チームと交渉中というものだが、セナは「いくつかのチームと話をしているのは事実だけれど、僕の状況は何も変わっていないよ。
F1には残りたいと考えているけれど、レースドライバーが無理ならリザーブドライバーでも、と思っている。
ただ、金曜日のフリー走行で走れることが条件だけれどね」と、説明している。

それでもまだウィリアムズのシートは空席のままで、可能性は残されている。

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2012/01/07

不況スペイン、ヨーロッパGP(バレンシア)の契約見直しも

Valencia Image (C)Ferrari S.p.A
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ギリシャの経済危機を発端に不況が広がるEU(欧州連合)の中で、ヨーロッパGPを開催するスペインのバレンシア州では現行のFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)との契約内容が高額すぎるとしてバーニー・エクレストン氏に対し再考を求める意向であることを明らかにした。

これは同州のホセ・シスカル副知事が地元メディアに語ったもので、州及び国全体が経費の削減を強いられる中、F1グランプリも特別扱いされることは不可能であると主張した。

ただ現契約は2014年末まで有効とされていて、契約の見直しには多額のペナルティが科せられることも明記されているということで、バレンシア側が及び腰であることも隠せない様相だ。

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レッドブル・リザーブのブエミ、「この1年が勝負になる」

Sebastien Buemi (C)Scuderia Toro Rosso
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今季トロ・ロッソの構想からは外れたもののレッドブル・レーシングのリザーブ&テストドライバーに就くことが決まったスイスのセバスチャン・ブエミ(23歳)は、この1年が自身のキャリアにおいて元も重要なものになるとの見方をフランス・メディアに示した。

「一応レッドブル・レーシングのリザーブということになっているけれど、当然トロ・ロッソの二人(リカルド&ベルニュ)に何かあった時にも僕が代役を務めることになると思うよ。
でも、それじゃ、逆戻りだ。
僕の目標はそこではない。
できれば来年、ウェバーの後任に就ければ、と考えているんだ。
そのためにはこの1年間で僕がそれに値するところをチームに示さなければならない。
だからこの1年は僕のキャリアにおいて最も大事な1年になると覚悟しているんだ」

同チームでベッテルは2014年までとみられるがウェバーのほうは2012年末までの1年契約。
その時点でウェバーは36歳になることから、シートが空く可能性は高そうだ。

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フランスGP、2013年9月が復活のターゲット

Paul Ricard HTTT (C)Panasonic Toyota Racing
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2008年のマニクールを最後に開催が途絶えているフランスGPだが、かねて復活を目指すと伝えられたポールリカール・サーキットでは、2013年の9月という具体的な目標を掲げていることを明らかにした。
地元フランスの『ニース・マタン』紙らによれば、すでに開催計画はフランソワ・フィヨン首相のゴーサインを待つだけとも言われている。

ただ、いくらポールリカールがバーニー・エクレストン氏の所有であるとはいえ、問題がない訳ではない。
当然観客席は拡大される計画というが、肝心の観客が集まらなければまたマニクールの二の舞になりかねない。
これについて報道では、スパフランコルシャンのベルギーGPとの交互開催になるのでは、とも伝えている。

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2012/01/06

キミ・ライコネン、ロータス・ルノーのファクトリー訪問

Kimi Raikkonen (C)Lotus Renault GP

2009年のフェラーリ以来、今シーズンはロータス・ルノーからF1復帰が決まっているキミ・ライコネン(32歳:フィンランド)が、シート合わせのためフランスのエンストンにある同チームのファクトリーを訪問したことがわかった。

ただ同チームの2012年用新型車はまだ製作中であることや、ライコネンが合同テストに先駈けて旧型車でプライベート・テストをするとみられていることからシート合わせをしたのは旧型車、との見方が強い。

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ブルーノ・セナ、ウィリアムズ・チームの候補に浮上か

Bruno Senna/Embratel (C)Lotus Renault GP
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昨季限りでロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)のシートを失ったブルーノ・セナ(27歳:ブラジル)だが、まだシートの埋まっていないウィリアムズ・チームに活路を見出すことになるかも知れない。

これを報じたのは今季キミ・ライコネンのF1復帰で湧くフィンランドの『ツルン・サノマット』紙で、それによればセナはかねて個人的に支援を受けていたリオデジャネイロに本拠を置くブラジル第2の通信事業会社である『エンブラテル』と共にウィリアムズ・チームと交渉中というもの。

ウィリアムズ・チームではこれまでタイトル・スポンサーを務めていた『AT&T』との契約が終了し、新たなタイトル・スポンサーを見出さなければならない状況にあるとみられている。

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ブエミ、レッドブル・レーシングのリザーブドライバーに

Sebastien Buemi (C)RedBull Racing
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スクーデリア・トロ・ロッソの来季構想から外れたセバスチャン・ブエミ(23歳:スイス)が、2012年シーズンは本家レッドブル・レーシングのリザーブ&テストドライバーとして残ることがチームから正式発表された。

2004年からレッドブル・グループのジュニア・ドライバーとして育成され、2009年からは傘下のトロ・ロッソでレースドライバーを務めたブエミだったが、グループの方針で今季はさらなる若手ドライバーにそのポジションを譲っていた。

なお共にトロ・ロッソで走った仲だが、昨季までの僚友ハイメ・アルグエルスアリのほうはチーム首脳との「確執から放出」という噂の通り、去就先をまだ見出せていない皮肉な結果となっている。

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2012/01/05

FIA(国際自動車連盟)、ブロッキングに関する規則を改定

Image (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)のF1委員会は、これまでしばしば問題となっていたオーバーテイク時のブロッキングに関する規則を改定したことを明らかにした。

これは、F1スポーティング・レギュレーション第20条の2項3項に関する部分にあたるもの。
これについて今回、「適切と認められる場合を除き、意図的にコースのラインを離れてはならない」
また「ポジションを守るためのライン変更は1回だけに留められる」
さらに「いったんライン変更した後にレーシングラインに戻ってコーナーへアプローチする際には、マシンとコース端の間に1台分のスペースを設けなければならない」
と改訂した。

これによりコーナーでの不用意な接触事故は減少させることができると関係者からは期待されている。

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レッドブル・レーシングの新車、最初のテイストはウェバー

2011 Scene (C)Redbull Racing
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2年連続の王者レッドブル・レーシングでは、シーズン前テストで新型車の最初にコクピットに収まるのがマーク・ウェバー(35歳:オーストラリア)になることを明らかにした。

テストは2月7日(火)からスペインのヘレス・サーキットが予定されているが、2日目には僚友のセバスチャン・ベッテル(24歳:ドイツ)も新型車のステアリングを担当する予定。

なお同チームでは、これに先駈け2月5日(日)にエイドリアン・ニューイ/テクニカル・ディレクターの手になる2012年新型車『RB8』(仮称)を発表する予定になっている。

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ダイムラー社、マクラーレン・グループから完全離脱

McLaren 『MP4-26』 (C)McLaren Group
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ダイムラー社は既定の方針通り、これまで保有していたマクラーレン・グループの株式(全体の40%と言われる)について、そのすべてを同グループに売却したことがわかった。
これにより、今後同社は傘下のメルセデス・モータースポーツを介してのエンジン・サプライヤーだけに留まり、マクラーレンとの資本関係は完全になくなることになる。
ただ、「KERS」(運動エネルギー回収システム)など技術的な交流は今後も継続されるとみられている。

一方で同社はブラウンGP(前ホンダ・チーム)を買収、メルセデスGPとして独自にF1参戦を果たしているが、これまではまだ期待したような戦績は残せていない。

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2012/01/04

パディ・ロウ(マクラーレン)、F1規則に従順な姿勢

Paddy Lowe (C)McLaren Group
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これまでしばしばFIA(国際自動車連盟)と対立することの多かったマクラーレン・チームだが、現在同チームで技術部門を束ねるパディ・ロウ(49歳:イギリス)は概ねF1のテクニカル・レギュレーションに従順なようだ。

同氏は昨年F1の新エンジンレギュレーションに反発してインディカーを走らせるとした主張したサーキット側(オーストラリアGP)の脅しに対して「皮肉な話」としてF1の新しい挑戦を支持したが、今度はDRS(可変リヤウィング)に対する非難にも対抗してみせたもの。

DRSについては元F1チャンピオンであるニキ・ラウダ氏(62歳:オーストリア)が非難したばかりだが、ロウ氏はこれについて「これまでF1ではオーバーテイク・シーンを増加させるため幾度となくさまざまな工夫を凝らしてきたが、DRSほど効果的で有効なものはなかった」と、賛同した。
さらに各サーキットの状況に合わせてDRSゾーンを変更するFIAの現在の方法についても、素晴らしい解決方法を見出したと称賛している。

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トロ・ロッソ代表、ブエミ&アルグエルスアリ放出はチーム事情

S.Buemi & J.Alguersuari (C)Scuderia Toro Rosso
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アルグエルスアリは26ポイントを獲得してランキング14位、ブエミのほうも15ポイントでランキング15位と昨季それなりの成績を残したにもかかわらず、いずれもトロ・ロッソから放出となったことについて同チームのフランツ・トスト代表は「主にチームの内部事情によるもの」と、その背景を明らかにした。

「二人はいずれも残留とみられていたようで、われわれの発表は周囲から驚きを以って迎えられたようだ。
確かに彼らは良いパフォーマンスを示したと思うが、アルグエルスアリは2年半、そしてブエミのほうは3年をこのチームで過ごした。
彼らはもう若手ドライバーではないんだ。
普通のチームなら問題なかったかも知れないが、トロ・ロッソはあくまでもレッドブル・グループの中で新人F1ドライバー・ラインナップを育成するチームという位置づけだからね」

今季ブエミはレッドブル・レーシングのリザーブ&テストドライバー、またアルグエルスアリのほうはメルセデスGPに活路を見出そうとしているようだ。

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『AT&T』失う?ウィリアムズ、再びバリチェッロ有力か

Image (C)Williams F1
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いまだパストール・マルドナドのチームメイトとなるシートが空席のままのウィリアムズ・チームだが、ここに来て再びルーベンス・バリチェッロの名前が浮上しており、実現すれば昨シーズンのドライバー・ラインナップが引き継がれることになりそうだ。

これは中東UAEの『ガルフ・トゥデイ』が伝えたもので、それによればバリチェッロは総額500万ドル(約3億9千万円)ものスポンサー資金を持ち込むとしていて、これはすでに有力とみられたエイドリアン・スーティル(前フォース・インディア)とほぼ同額なのだという。

一方、ウィリアムズ・チームではこれまで2007年からタイトル・スポンサーを務めてきた『AT&T』を失うものとみられていて、ドライバー決定に資金的な要素がさらに大きくなっているとみられる。

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2012/01/03

2012年予想F1エントリーリスト(1/01)

1月01日現在の2012年シーズン予想F1エントリーリストは以下の通り。
(非公式、チーム名称等は11月時点)
現時点で残るシートはウィリアムズとHRTのそれぞれ一つずつと目されている。

【2012年予想F1エントリーリスト】(1/01)

Team Constructor N0. Driver Nat. N0. Driver Nat.
Red Bull Racing(AUT) Red Bull Racing Renault 1 セバスチャン・ベッテル GER 2 マーク・ウェバー AUS
Vodafone McLaren Mercedes(GBR) McLaren Mercedes 3 ジェンソン・バトン GBR 4 ルイス・ハミルトン GBR
Scuderia Ferrari(ITA) Ferrari 5 フェルナンド・アロンソ ESP 6 フェリッペ・マッサ BRA
Mercedes GP Petronas F1 Team(GER) Mercedes 7 ミハエル・シューマッハ GER 8 ニコ・ロズベルグ GER
Lotus F1 Team(GBR) Lotus Renault 9 キミ・ライコネン FIN 10 ロマン・グロージャン FRA
Force India F1 Team(IND) Force India Mercedes 11 ポール・ディ・レスタ GBR 12 ニコ・ヒュルケンバーグ GER
Sauber F1 Team(SUI) Sauber Ferrari 14 小林 可夢偉 JPN 15 セルジオ・ペレス MEX
Scuderia Toro Rosso(ITA) STR Ferrari 16 ダニエル・リカルド AUS 17 ジャン・エリック・ベルニュ FRA
AT&T Williams(GBR) Williams Renault 18 パストール・マルドナド VEN 19 TBA TBA
Caterham F1 Team(MAL) Caterham Renault 20 ヘイキ・コバライネン FIN 21 ヤルノ・トゥルーリ ITA
HRT Racing Team(ESP) HRT TBA 22 ペドロ・デ・ラ・ロサ ESP 23 TBA TBA
Murussia F1 Team(RUS) Murussia Cosworth 24 ティモ・グロック GER 25 シャルル・ピック FRA

   * TBAは未定

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ロズベルグ(メルセデスAMG)、「新型車発表の遅れ、問題ない」

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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今シーズン、これまでのメルセデスGPからメルセデスAMGに名称変更、心機一転を図ってタイトル獲得に挑む名門チームだが、期待の新型車の発表予定は2月21日(火)。
これはすでに明らかにされたチームの中では最も遅いもので、シーズン前最初のテストであるヘレス合同テスト(2月7日-9日)には間に合わないことになる。

しかしこれについて同チームで念願のF1初勝利を狙うニコ・ロズベルグ(26歳:ドイツ)は、「確かに最初のヘレス合同テストに新型車で走ることはできないことになるけれど、それがわれわれの競争力に影響を与えるとは考えてないよ。
角度を変えてみれば、これは新型車発表までさらに余力を持って開発にあたることができるということじゃないか。
結局そのどちらを選択するか、というだけのことであって、僕はファクトリーが選んだほうがより良い考えであるとその方針を尊重するね」と、英『オートスポーツ』に語っている。

メルセデス・ワークスとしては実に1955年以来となるF1復帰だが、3年目の今年、まさに結果が求められている。

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ハミルトン(マクラーレン)『R&B』をレコーディング

Lewis & Anthony Hamilton (C)McLaren Group
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マクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(26歳:イギリス)が、ロンドンの音楽スタジオで『R&B』(リズム&ブルース)を熱唱、レコーディングを果たしたことがわかった。
これはイギリスの大衆紙『サン』が伝えたもので、これまであまり知られていなかった2008年F1チャンピオンの隠された趣味を広く知らしめることとなった。

ハミルトンの父親アンソニー・ハミルトン氏はグレナダ出身のアフリカ系イギリス人で、そうした血筋が音楽の血をたぎらせているのかも知れない。
ただ残念なことは、レコーディングはあくまでもプライベートな趣味のためのもので、一般に公開されることはないということか。

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2012/01/02

王者レッドブルの頭脳、「われわれにはまだ進化の余地ある」

Adrian Newey (C)RedBull Racing
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2010-2011年と、2年連続でF1の両タイトルを独占し、完全にライバルから追われる立場となったレッドブル・レーシングだが、同チームのマシン開発をリードする鬼才エイドリアン・ニューイ氏は、「われわれにはまだ進化の余地ある」と、余裕をみせた。

「われわれはこの冬もいつものようにファクトリーで着実な開発に励んでいるが、タイトルを獲得したとはいえ、われわれのマシンにも様々な部分に弱点があって、それらを改善していくつもりだ。
エクゾースト(ブロウン・ディフューザー)で得ていたダウンフォースを取り戻すことも重要な課題であるし、他チームからの反撃にも対応しなくてはならないからね。
昨シーズン終盤のライバルたちの追い上げはすさまじいものだったが大丈夫、われわれにもまだ進化の余地はあるんだ」と、英『オートスポーツ』に語っている。

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ステファーノ・ドメニカリ代表(フェラーリ)、挽回に自信

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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昨シーズン、レッドブル&マクラーレン勢に後れを取りコンストラクターズ・ランキング3位に留まったフェラーリ・チームだが、ステファーノ・ドメニカリ代表は今季の挽回に強い自信をみせた。

「われわれはすでに昨シーズンの半ばからテクニカル部門の立て直しを行い、新しいマシンの風洞開発をスタートさせた。
昨年の『F150』は少々保守的に過ぎた部分もあるが、今年のマシンはより斬新に根本から改められたものになるだろう。
もちろんその成否は開幕戦の最初の予選でストップウォッチを確認してみなければわからないが、われわれは挽回に強い自信を持っているよ」

一方これについてルカ・モンテツェモロ社長は、「われわれに必要なのは戦闘力のあるマシン、それだけだ。
われわれは革命は必要ないが、しかし毎シーズン確実なステップアップを必要としている」と、控え目ながらプレッシャーを掛けた。

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ブエミ(前トロ・ロッソ)、レッドブルのリザーブか

Sebastien Buemi (C)Scuderia Toro Rosso
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ハイメ・アルグエルスアリと共にトロ・ロッソのシートを失ったセバスチャン・ブエミ(23歳:スイス)だが、同じレッドブル・グループの中枢であるレッドブル・レーシングのリザーブ&テストドライバーに就くのでは、と報じられた。

伝えたのはブエミの母国スイスの有力紙『ブリック』。
それによればレッドブル・レーシングのデュオであるベッテル&ウェバーの代役として備える他、トロ・ロッソの若いリカルド&ベルニュらの控えとしても待機することになるという。
ただ、これについてまだチーム側からも正式な発表はされていない。

2009年の開幕戦からトロ・ロッソのレースドライバーとして活躍、しかし3年間でそのポジションを失うことが決まっている。
この間の最高位は予選6位、決勝7位というものだった。

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2012/01/01

アルグエルスアリの失脚はベッテル妨害が原因

J.Alguersuari & H.Marko (C)Scuderia Toro Rosso
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トロ・ロッソ残留が見込まれながらも来季の構想から外れ、現在他チームでF1残留を模策中とされるスペイン期待の若手ハイメ・アルグエルスアリ(21歳)だが、突然「失脚」したその原因について地元スペインのサイト『ア・ベ・セ エスパーニャ』が、注目すべき報道をしている。

それによれば、昨年の韓国GPフリー走行セッションで、アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)が親チームであるレッドブル・レーシングのエース、セバスチャン・ベッテルの走行を妨害してしまい、それを同グループのレーシング・アドバイザーであるヘルムート・マルコ氏から叱責されたという。
加えて、その際にアルグエルスアリが反発する姿勢をみせた様子が、同チームのフランツ・トスト代表らに目撃されてしまったというものだ。

2年連続でF1のタイトル獲得を果たしたレッドブルは、いまや本家だけでなくトロ・ロッソ、さらにはHRTらもその傘下に入るとされ、マルコ氏の影響力は増すばかりのようだ。

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パトリック・ヘッド氏、ウィリアムズF1から勇退

Patrick Head (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームのパトリック・ヘッド氏(66歳:イギリス)が、2011年を限りに現職であるエンジニアリング・ディレクターのポジションを離れると共に、同社の取締役からも退いたことを明らかにした。

ヘッド氏は1977年のウィリアムズ・グランプリ創設以来、盟友フランク・ウィリアムズ氏と共にチームの共同オーナーとしてチームを支えた。
この間同チームは9度のコンストラクターズ・タイトル獲得、7度のドライバーズ・タイトル獲得、そして通算113回のグランプリ優勝を成し遂げた。

同氏は今後は関連会社であるWHP(ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー・リミテッド)の役員に就任するとのことだが、F1からは完全に離れることになるようだ。
なお同社(WHP)は ポルシェ社911-GT3-R等に搭載されるフライホイール式ハイブリッドシステムを開発したことで知られる。

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ナイジェル・マンセル&エイドリアン・ニューイ氏らに大英勲章

Nigel Mansell/Williams Honda (C)Honda Racing
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このほど発表された新年の英国叙勲リストで、モータースポーツ界から元F1チャンピオンのナイジェル・マンセル氏(58歳)、そして幾多の名マシンを送り出したレーシングカー・デザイナーのエイドリアン・ニューイ氏(53歳)が叙勲を受けることがわかった。

1992年のF1チャンピオンであるマンセル氏は1990年にOBE(大英帝国四等勲章)を受けているが、今回の受賞は多年に渡る慈善活動に対してのものという。
英国青年慈善団体の代表でもあるマンセル氏は、今回CBE(大英帝国三等勲章)を受賞。

またエイドリアン・ニューイ氏はこれまでウィリアムズやマクラーレンでそれぞれチャンピオン・マシンを送り出しているが、近年ではレッドブル・レーシングでベッテルの2年連続タイトル獲得に貢献。
こちらはOBE(大英帝国四等勲章)受賞となる。

なお大英帝国勲章は上位からGBE(ナイト:大英帝国一等勲章)、KBE(大英帝国二等勲章)、CBE(大英帝国三等勲章)、OBE(大英帝国四等勲章)、そしてMBE(大英帝国五等勲章)の順になっている。

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おめでとうございます


明けましておめでとうございます。

今年も FMotorsports をどうぞよろしくお願いいたします。


               FMotorsports スタッフ

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