パディ・ロウ(マクラーレン)、F1規則に従順な姿勢
Paddy Lowe (C)McLaren Group
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これまでしばしばFIA(国際自動車連盟)と対立することの多かったマクラーレン・チームだが、現在同チームで技術部門を束ねるパディ・ロウ(49歳:イギリス)は概ねF1のテクニカル・レギュレーションに従順なようだ。
同氏は昨年F1の新エンジンレギュレーションに反発してインディカーを走らせるとした主張したサーキット側(オーストラリアGP)の脅しに対して「皮肉な話」としてF1の新しい挑戦を支持したが、今度はDRS(可変リヤウィング)に対する非難にも対抗してみせたもの。
DRSについては元F1チャンピオンであるニキ・ラウダ氏(62歳:オーストリア)が非難したばかりだが、ロウ氏はこれについて「これまでF1ではオーバーテイク・シーンを増加させるため幾度となくさまざまな工夫を凝らしてきたが、DRSほど効果的で有効なものはなかった」と、賛同した。
さらに各サーキットの状況に合わせてDRSゾーンを変更するFIAの現在の方法についても、素晴らしい解決方法を見出したと称賛している。
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