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2011/12/25

ヴァージン・レーシング、コンピュータ計算開発を断念

Virgin Cosworth 『VR-02』 (C)Virgin Racing
拡大します
マルシアの資本を得て新体制となって2012年マシンを開発することになるヴァージン・レーシングでは、2011年マシン『VR-02』で用いた独自の開発システムを断念することにした模様だ。

これは、新型車の開発にコストのかさむ風洞実験を行わず、すべて数値流体力学(CFD)によるコンピュータでの計算で開発するというもの。
しかし現実にはマシンの戦闘力が低く、結局今シーズンは1度の入賞を果たすことなく終え、グロックらドライバーからも批判的な指摘を受けていた。

今回チームはニック・ワース/テクニカル・ディレクターとの契約が終了したこともあり、方針を大きく変更することになったとみられる。

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» やはり風洞なしは、まだ無理だった [予定は未定であって決定ではない]
ヴァージンがニック・ワースと組んで投入したマシン。新興チームだから致し方ない部分も多かったけど、ロータス(来期からケータハム)には遠く及ばず、HRTにも脅かされる始末。ニック・ワースとの決別も当然と言えば当然だよなぁ。... [続きを読む]

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