ヴァージン・レーシング、コンピュータ計算開発を断念
Virgin Cosworth 『VR-02』 (C)Virgin Racing
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マルシアの資本を得て新体制となって2012年マシンを開発することになるヴァージン・レーシングでは、2011年マシン『VR-02』で用いた独自の開発システムを断念することにした模様だ。
これは、新型車の開発にコストのかさむ風洞実験を行わず、すべて数値流体力学(CFD)によるコンピュータでの計算で開発するというもの。
しかし現実にはマシンの戦闘力が低く、結局今シーズンは1度の入賞を果たすことなく終え、グロックらドライバーからも批判的な指摘を受けていた。
今回チームはニック・ワース/テクニカル・ディレクターとの契約が終了したこともあり、方針を大きく変更することになったとみられる。
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