« 日本のF1放映、再び危機に | トップページ | ハイメ・アルグエルスアリ、HRT加入に手応えか »

2011/12/31

ラウダ氏、「DRS(可変リヤウィング)採用は誤った選択」

Niki Lauda (C)Ex.Jaguar Racing
拡大します
奇跡の復活を含め、3度のF1チャンピオンに輝いたニキ・ラウダ氏(62歳:オーストリア)だが、現在のF1に導入されているDRS(可変リヤウィング)採用には納得がいかないようだ。

これは地元オーストリアの『ザルツブルガー・ナハリヒテン』紙に語ったもので、その中でこの不死鳥と言われた英雄は、「正直言って僕はDRSのファンではないね。
確かにオーバーテイクシーンはF1レースにおいて魅力なものだけれど、それはドライバーの技術によって行われるべきもので、ボタンを押して行われるものではないよね。
実際、前にいるドライバーにはこれを防御する術はなく、ただ抜かれるのを見ているだけなんだ。
ファンはきっともっとドライバーのテクニックを見たいと思っている筈さ」と、語っている。

同氏はまた少なくとも今シーズンについて言えば、ピレリタイヤの性能劣化が激しかったのでDRSがなくともオーバーテイクは繰り返されただろう、との見方を示した。

|

« 日本のF1放映、再び危機に | トップページ | ハイメ・アルグエルスアリ、HRT加入に手応えか »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ラウダ氏、「DRS(可変リヤウィング)採用は誤った選択」:

« 日本のF1放映、再び危機に | トップページ | ハイメ・アルグエルスアリ、HRT加入に手応えか »