ラウダ氏、「DRS(可変リヤウィング)採用は誤った選択」
Niki Lauda (C)Ex.Jaguar Racing
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奇跡の復活を含め、3度のF1チャンピオンに輝いたニキ・ラウダ氏(62歳:オーストリア)だが、現在のF1に導入されているDRS(可変リヤウィング)採用には納得がいかないようだ。
これは地元オーストリアの『ザルツブルガー・ナハリヒテン』紙に語ったもので、その中でこの不死鳥と言われた英雄は、「正直言って僕はDRSのファンではないね。
確かにオーバーテイクシーンはF1レースにおいて魅力なものだけれど、それはドライバーの技術によって行われるべきもので、ボタンを押して行われるものではないよね。
実際、前にいるドライバーにはこれを防御する術はなく、ただ抜かれるのを見ているだけなんだ。
ファンはきっともっとドライバーのテクニックを見たいと思っている筈さ」と、語っている。
同氏はまた少なくとも今シーズンについて言えば、ピレリタイヤの性能劣化が激しかったのでDRSがなくともオーバーテイクは繰り返されただろう、との見方を示した。
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