ウェバー(レッドブル)、最終戦ブラジルで今季初勝利
Mark Webber (C)Redbull Racing
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2011年シーズンを締め括る最終戦ブラジルGPは、結局最後まで一滴の雨に見舞われることなくドライコンディションのままでゴール。
最後のウィナーとなったのは王者ベッテルの陰に隠れ続けたレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーだった。
ウェバーは2010年のハンガリーGP以来となるこれが自身通算7勝目、今季初勝利。
最終ラップにはこのレースのファステストラップを書き換えてゴールしてみせた。
一方、ポールポジションからスタートした僚友のベッテルはレース序盤首位を走り続けたが、ギヤボックスを労るためショートシフトを無線で命じられペースダウン。
チームの意向もあってかウェバーに首位を譲る形となり2位フィニッシュ。
3位はソフトタイヤよりむしろミディアムタイヤで速さを発揮したマクラーレンのバトンが入り、これでシリーズ・ランキング2位を確定させた。
以下、4-5位にフェラーリのアロンソ&マッサ、6位に大健闘フォース・インディアのスーティル。
スーティルはこれで来季のシート獲得と確保に大きくアピールしたかも知れない。
7位ロズベルグ(メルセデスGP)、8位ディ・レスタ(フォース・インディア)、9位にザウバーの小林可夢偉、そして10位がルノーのペトロフでここまでが入賞。
小林可夢偉は今回獲得した2ポイントによりチームのコンストラクターズ・ランキング7位を確定させた。
以下、11-12位にザウバーのライバルだったトロ・ロッソのアルグエルスアリ&ブエミ、13位ペレス(ザウバー)、14位バリチェッロ(ウィリアムズ)、15位シューマッハ(メルセデスGP)、16位コバライネン(ロータス)、17位セナ(ルノー)、18位トゥルーリ(ロータス)、19位ダンブロジオ(ヴァージン)、そして20位のリカルド(HRT)までが完走扱いとなった。
リタイヤしたのはリウッツィ(HRT)、ハミルトン(マクラーレン)、マルドナド(ウィリアムズ)、グロック(ヴァージン)の4台。
ハミルトンはギヤボックス・トラブル、またシューマッハと接触したセナにはドライブスルー・ペナルティーが科せられている。
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