優勝逃がしたベッテル(レッドブル)、「セナのことがよぎった」
Ayrton Senna (C)Honda Racing
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今シーズン、19戦中11勝してチャンピオンに輝いたレッドブルのセバスチャン・ベッテルだが、レース後は最終戦を勝利で飾れなかったことを悔やんだ。
「当然今日は勝利でシーズンを終えたいと思っていたから、この結果はとても残念だ。
スタートもうまくいったし、周回する度に後続とのギャップを拡げることができていたんだからね。
まだレースも早い段階でギヤボックスのトラブルを伝えられた時、1991年のセナのレースのことが頭をよぎった。
まあウェバーは間違いなく今日素晴らしいレースをして勝ったんだから、自分のことを不運とは言いたくないけれど、失望したのは事実だ。
来年またいいレースができるように、オフはしっかりと充電に充てたいね」
1991年のブラジルGP、レースをリードしていた故アイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)はやはりギヤボックス・トラブルに見舞われ、最後は6速ギヤだけで走り続けながらも母国グランプリ初勝利を飾った。
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