インドGPスチュワードとマッサ(フェラーリ)、全面対決
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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インドGP決勝レースで起きたハミルトン(マクラーレン)とのアクシデントにより、自分だけがペナルティー(ドライブスルー)を受けたフェラーリのマッサは、これについて怒り心頭、レース後はレーススチュワード(競技審査委員)の部屋に乗り込んで抗議を爆発させたという。
しかしこれに対して今回のドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)であるジョニー・ハーバート氏は自身が持つコラムで次のように説明している。
「ハミルトンとマッサの事故についての判断は簡単なものだった。
当時のデータとカメラの記録、そして目撃したオフィシャルらの証言から、あのアクシデントは避けられたものだったということなんだ。
コーナー進入時、マッサはいったん右に大きくポジションを変えた。
オーバーテイクを窺っていたハミルトンはそのことによりドアが開けられたと思い進入したんだ。
そしてそれをマッサが理解していたことは彼がサイドミラーを確認したことで明らかだね。
にも関わらずマッサがハミルトンの前にマシンをかぶせたことが事故の原因になった。
(過去の経緯から)マッサが自分だけのペナルティにショックを受けたことは理解できるが、しかしわれわれは正しい判断を下したと確信しているよ」
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