ピレリ、成功の初年度をブラジルGPで締めくる
(C)Pirelli Motorsport
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201年1月27日、インテルラゴス
ピレリの新型P Zeroイエロー・ソフト・コンパウンドが、今日初めてレースで使用されました。これは、2012年に新たなプロファルとして、ミディアム・タイヤのベースとなるものす。そて、今シーズンは終わりを告げました。来シーズンはスーパーソフト・コンパウンド以外の全てスリックタイヤが変更され、2012年2月にスペインで行なわれる公式テスでデビューすることになります。
雨の心配は徐々になくり、ピレリにとって素晴らしい初年度となった最終戦において、レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが今季初勝利を飾りまた。新型P Zeroイエロー・ソフト・タイヤとP Zeroホワイト・ミディアムタイヤを使用しての勝利です。
ポールポジションからレースをリードしていたチームメイトのセバスチャン・ベッテルが、ギアボックス・トラブでペースを落としたため、ウェバーは29周目にリードを奪いました。ウェバーは3回ストップ作戦を採り、ソフト・タイヤ3セットとミディアム・タイヤ1セットで走り、ベッテルに16.9秒差をつけて勝利を収めました。ウェバーにとってキャリ通算7勝目で、これによって今シーズンのチャンピオンシップで3位の座を確保しました。
ピレリジャパン・プレスリリース
レース開始の約1時間前には、インテルラゴスのパドックに僅かに雨粒が落ちてきました。しかし、グランプリはドライコンディション、気温24℃でスタートを迎えました。実際にそうはならなかったものの、雨が降った場合の戦略を柔軟にするために、全24台がP Zeroイエロー・ソフト・タイヤでスタートに臨みました。
マクラーレンのジェンソン・バトンは、他に先駆けて31周目にP Zeroホワイト・ミディアム・タイヤへ交換しました。チームメイトのルイス・ハミルトンとは異なる戦略です。上位4人は3回ストップ作戦で、フェラーリのフェリペ・マッサは、2回ストップ作戦では最上位の5位となりました。彼はソフト・タイヤで2スティントを、ミディアムタイヤで最終スティントを走行しました。
バトンは52周目に最後のピットスップを行ない、P Zeroホワイト・ミディアム・タイヤを2スティント使用した唯一のドライバーとなりました。彼は、最終スティントを通して激しくプッシュすることができ、残り9周で3位に浮上しました。バトンにとって過去9戦で8回目の表彰台獲得であり、これによってドライバーズランキング2位の座を手中にしたのです。
レースのファステストラップは、最終ラップにマーク・ウェバーによってP Zeroホワイト・ミディアム・タイヤで記録されました。ウェバーにとって、ピレリ・タイヤで今シーズン8回目のファステスラップ記録となりました。
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:「予報されていた雨が降らず、多くの人々が予想した通りのレースとはなりませんでした。シーズン最終戦で、メカニカル・トラブルが発生したマシンも何台かありましたが、我々のタイヤは、今シーズンここまでのレースと同様に、構造上のトラブルは一切なく、完璧な信頼性を発揮してくれました。そして、両コンパウンドのパフォーマンス差を1秒以下とするという目標も達成することができました。これは来年も引き継がれるはずです。今シーズンはF1 史上最多のオーバーテイクが見られ、我々の期待を上回るシーズンとなりました。ミラノ、ディドコット、そしてイズミットのスタッフたちの素晴らしい仕事ぶりに感謝したいと思います。彼らはみな、この成果を誇りに思うでしょう。また、各チーム、各ドライバーたちの惜しみない支援、アドバイス、協力にも感謝したいといます」
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