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2011/11/18

2011年 アブダビ若手ドライバー・テスト、ピレリ、新型タイヤ・テストの任務を完了

(C)Pirelli Motorsport
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201年1月17日、ミラノ

ピレリは、アブダビGPの直後に同地で行なわれた3日間の若手ドライバー・テストにおいて、2012年型タイヤのテストを成功裏に完了しました。

全チームが参加したこのテストは、将来有望な若手ドライバーを評価するために設けられたものです。同時に、ピレリも来シーズンに使用する新型P Zeroタヤをテストするため、この絶好の機会を利用しました。新プロファイルを採用した前後タイヤの評価が行なわれるともに採用候補となっているソフト・コンパウンドも試されました。

この新型ソフト・コンパウンドは、摩耗をより均一にし、耐熱性を向上させたものです。これにより、ブリスター発生の可能性を低減し2012年のピットストップ作戦にさらなる柔軟性をたらとも接近したレースが展開されることになるでしょう。

前後ともに採用される新プロファイルは、現行よりも角張った形状で、これも摩耗を均一にするためのものです。新型タイヤは、リアタヤのグリップが向上しており、従来よりアンダーステア傾向となり、オーバーテイクのチャンスを増加させることになります。

各チームには6セットずつの新型開発タイヤ(各プロトタイプを2セットずつ)と、比較基準とするための現行P Zeroイエロー・ソフト・タイヤが2セット供給されました。 それに加えて各チームは、規定された年間10セットの中で自由にを使うことも許されました。

夜間に行なわれたグランプリとは異なり、今回のアブダビ・テストは気温3℃、路面温度は50℃近いコンディションの昼間に行なわれました。そのため、どのタイヤにとっても耐熱性と耐久性を試される厳しテストとなりました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:「若手ドライバーたちにはレギュラードライバーほどの経験はありませんが、我々は多量の有益なデータとフィーックを得ることができました。テスト結果は我々の期待通りでした。非常に厳しい路面コンデションの中でのテストでした、今回の作業を非常に喜ばしく思っていますこのことは来年のF1にさらなるパフォーマンと興奮をもたらしてくれるであろう2012年型タイヤ開発調整作業を続けて行く中で、非常に有益な基礎なるでしょう」

ピレリジャパン・プレスリリース

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