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2011/09/24

ベッテル、PZeroレッド・スーパーソフト・タイヤでフリー走行最速

(C)Pirelli Motorsport
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2011年9月23日、シンガポール

夕方に始まり完全に暗くなってから終わるという、シーズンの中で最も特殊な2回のフリー走行で、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルがシンガポール市街地サーキットの今週末の最速タイム1分46秒374を記録しました。これは自身が記録した昨年のフリー走行の最速タイム1分46秒660を上回るものです。

今週末、史上最年少で二度のチャンピオン経験者となる可能性があるベッテルは、PZeroレッド・スーパーソフト・タイヤで最速タイムを記録しました。このタイヤは、まさにシンガポールのようなタイトでツイスティな市街地サーキットでピーク性能を発揮するように特別にデザインされたものです。気温30度を超す高温で湿度も高いコンディションにもかかわらず、PZeroレッド・スーパーソフトもPZeroイエロー・ソフトもトラブルなく走行を重ねました。どのドライバーも、ラップタイムを追求するだけでなく、ロングランを通じて決勝に極めて重要なデータを収集しました。

18時から19時30分に予定されていた1回目のセッションは、コース補修による30分の開始遅延のため1時間に短縮されました。マクラーレンのルイス・ハミルトンが、セッション終了直前にPZeroイエロー・タイヤで1分48秒599のベストタイムを記録しました。FP1(1回目のセッション)では全ドライバーがこのタイヤを使用しています。

21時30分から23時に行なわれた2回目のセッションでは、各チームはマシンにとってもタイヤにとってもドライバーにとっても厳しいシンガポールの特殊な要求に応えるために、セットアップの微調整を重ねました。23のコーナーがあり、常にバンピーな路面でトラクションを生み出さなければならないため、特にリアタイヤがハードな仕事をこなさなければなりません。何人ものドライバーが、タイトなコーナーでトラブルに見舞われました。ジェンソン・バトンは、2回目のセッション中盤にトラブルが発生したため、ドライバー中一人だけPZeroレッド・スーパーソフトを試すことができませんでした。

各ドライバーには金曜のフリー走行用として3セット(PZeroイエロー2セット、PZeroレッド1セット)のタイヤが供給されました。平均して、どのドライバーも1回目のセッションではソフト・タイヤで10〜12周走り、2回目のセッションではソフト・タイヤとスーパーソフト・タイヤでそれぞれ16周ほど走行し、タイヤ交換の際にはピットストップ練習も行ないました。

ピレリジャパン・プレスリリース

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:

「チームにとっては、今回がシーズンで最も重要なフリー走行のひとつだと言えるでしょう。何人もの人がトラブルに直面したのは、ここがいかにタフであるかを物語っていると言えます。シンガポールは非常に厳しいサーキットです。したがって、正しいセットアップを把握することがチームにとって極めて重要になります。特に、ここは燃料消費が多いサーキットですから、燃料が満タンの状態におけるセットアップが重要です。基本的に、マシンが重いとタイヤにとっては厳しくなります。しかしこうした条件、加えて暑いコンディションにもかかわらず、今回の両PZeroタイヤの性能と耐久性には非常に満足しています。両コンパウンドのラップタイム差は約1秒でしたが、どのチームも様々な燃料搭載量でテストを行なっていますから、全てのデータを分析するまでは正確な性能・耐久性の差を把握することは難しいでしょう」

今日の豆知識:
シンガポールはピットストップのロスタイムがシーズン中で最大です。これはピットレーンの長さと形状によるものです。典型的なタイヤ交換のためのピットストップに30秒以上を要するため、ピットストップ戦略に非常に大きく影響することになります。

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