ルーベンス・バリチェッロ、F1現役引退の危機
Rubens Barrichello (C)Williams F1 Team
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1993年の南アフリカGP、当時まだ20歳の若さでジョーダン・チームからF1デビューを果たし、ここまで19年という長きに渡ってトップステージに君臨するルーベンス・バリチェッロ(39歳:ブラジル)だが、いまのところ来季に向けての展望は見えず。
このままでは現役引退の危機が迫っていると言えそうだ。
そのバリチェッロが現在所属するのはプライベート・チームであるウィリアムズ。
来季はやっと念願のワークス系エンジン(ルノー)が手に入ることになったとはいえ、少なくとも2社のスポンサー撤退が予定されていて、チームの台所事情は決して穏当ではない。
当然その分ドライバーにスポンサー資金持込の期待が掛かるものの、ベネズエラからの資金が期待されるパストール・マルドナドのほうはともかく、取り立てて強固なパーソナル・スポンサーを持たないバリチェッロにとっては厳しいものと言える。
場合によっては今季がバリチェッロのF1最後の年になりかねない状況だ。
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