最初の事故、ハミルトン(マクラーレン)には「戒告処分」のみ
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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ハミルトン&マルドナド(ウィリアムズ)の2回の接触事故について、ベルギーGPのレーススチュワード(競技審査委員)は2度目の接触の原因がマルドナドにあるとして「グリッド5番降格のペナルティ」を貸したが、その遠因となった最初の事故でのハミルトンの責任に対する処分については「戒告」のみとしたことを明らかにした。
これについてハミルトンは、「あの時最終コーナーではアタックラップ中の何台かが錯綜していたので、止むを得ずコーナーの中でオーバーテイクしようとしたんだ。
結果的にマルドナドとは接触してしまったけれど、彼とはその後も話をしていないから彼がどう思っているか知らないよ」と、突き放した。
ハミルトンのドライビングについてはこれまでも繰り返し非難があったが実質的な処分は免れていて、トッドFIA会長が以前語った「実際に処分とした場合には6レースの出場停止処分が考えられた」という言葉も今回の件を受けては軽く感じられるようだ。
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