DRS区間2か所でモンツァはオーバーテイク場面必至
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Toyota Factory Image (C)Panasonic Toyota Racing
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F1復帰に向け、最後の手術を終えたロバート・クビサ(26歳:ポーランド)は、今後F1シミュレーターにより現役当時の感覚を取り戻すことになる。
スイスの『ブリック』紙が伝えたところによれば、その決め手となるのは旧トヨタF1の持つドライビング・シミュレーターにあるのだという。
ルノー・チームのエリック・ブイユ代表が説明するところによれば、シミュレーターの機能はルノーのものよりトヨタのもののほうが数段優れていて、このため近くクビサはドイツ・ケルンにある旧トヨタF1のファクトリーに趣く予定という。
クビサの具体的な復帰時期についてはまだ明確になっていないが、同代表は「2012年シーズンはクビサと共に戦いたい」と、期待をみせている。
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Bruno Senna (C)Renault F1 UK
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今回のベルギーGPで、ベテランのニック・ハイドフェルドに代わって起用されたルノー・チームから起用されたブルーノ・セナだったが、オープニングラップの1コーナーでアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)のマシンに突っ込み、接触事故を起こしてしまった。
これについてセナは、「もう11レースも実戦から離れていたし、フルタンクでのブレーキングでの挙動を見誤ってしまったんだ。
僕は止まれると思っていたけれど、実際には判断ミスだった。
アルグエルスアリには悪いことをした」と、語っている。
このアクシデントで緊急ピットインを余儀なくされたセナは、このレース自身最高位となる7番スタートだったものの結局13位でのゴールに留まった。
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French GP Scene (C)Ex.Honda Racing
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共にFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の要求する開催料の捻出に苦しむことから、交互開催の可能性がささやかれていたフランスGP(復活)とベルギーGPだが、どうやらその方向で実現することになりそうだ。
これはフランスの有力紙『レキップ』が伝えたもので、フランスGPの開催地を『ポールリカール HTTT(ハイテク・テスト・トラック)』にすることでバーニー・エクレストン氏が同意したというもの。
(2008年までのフランスGP開催地はマニクールだった)
ベルギーGPのオーガナイザーであるエティエンヌ・ダビニオン氏はすでにフランス側と開催条件等について健闘したということだ。
なお、ポールリカールはエクレストン氏が実質的なオーナーとなっているサーキット。
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(C)Pirelli Motorsport
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2011年8月28日、スパ・フランコルシャン
タイヤ戦略が中心となったアクションが盛りだくさんのレースは、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを勝利へと結びつけました。伝統のスパ・フランコルシャンで44周のレースを戦い抜き、彼にとっては通算17勝目の勝利を挙げました。このベルギーGPの勝利によってベッテルは、チャンピオンとなった2010年の獲得総計ポイントを上回りました。
フリー走行や予選では雨が続きましたが、日曜はこのレース週末で初めて、1日を通してドライコンディションのままでした。ベッテルはPZeroイエロー・ソフト・タイヤでスタートし、最後にPZeroホワイト・ミディアム・タイヤを履く3回ストップ作戦で勝利を手繰り寄せました。
2回ストップ作戦を採ったチームメイトのマーク・ウェバーは、PZeroホワイト・ミディアム・タイヤを素晴らしく使いこなし、残り9周で2位を奪い取りました。
マクラーレンのジェンソン・バトンとメルセデスGPのミハエル・シューマッハ以外の全ドライバーがPZeroイエロー・ソフト・タイヤでスタートしました。バトンもシューマッハも予選でのトラブルにより本来よりも下位からのスタートとなったため、ミディアム・タイヤでスタートしソフト・タイヤでフィニッシュを迎えるという、ライバルとは異なるタイヤ戦略を採ったのです。
レース前には、予選中に見られたブリスターについての話題があちこちで持ち上がりました。ブリスターはコンパウンドがオーバーヒートして発生するもので、トレッドパターンの一部の性能を低下させます。夜の間に広範囲にわたってデータ分析を行なった結果、これはマシンセットアップに起因するもので、構造剛性よりもコンパウンド寿命に影響を及ぼすものであるという結論に達しました。しかし決勝では上位勢にとって致命的な問題とはならず、最初の8周で4度も首位が入れ替わるようなエキサイティングなレース展開の果て、上位勢のどのドライバーも32周以降にピットインは行わずにフィニッシュを迎えました。
ピレリジャパン・プレスリリース
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ベルギーGP決勝レース序盤、両者トップ10圏内を走るなどW入賞への期待を感じさせたザウバー・チームだったが、残念ながら共に無得点という結果に終わった。
小林可夢偉:「今日は必ずやポイント獲得ができると思って戦っていたんだけれどね。
実際にはそうはならなかったということ。
理由はまだわからない。
ストレートスピードも不足していたし、オブションタイヤでの動きも期待したものではなかった。
ハミルトンとのアクシデントについては明らかだ。
あの時彼のほうが速いのはわかっていたので、抵抗することなくポジションを譲った訳。
ところが前に出た彼は突然僕の進路へと突入してきたんだ。
あれじゃこちらには何もなす術はなかったよ」
Sergio Perez (C)Sauber Motorsport
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セルジオ・ペレス:「スタートはうまくいったしマシンも完調だった。
だけどブエミとの接触で後退し、ドライブスルー・ペナルティーまで科せられてしまった。
さらにセナ(ルノー)をオーバーテイクした当たりからマシンの後部に異変が生じ、それがだんだん深刻になっていった。
最後は無事にピットガレージまで戻るのが精一杯だったよ」
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Mugello Gate (C)Ferrari S.p.A
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F1では現在主にコスト削減の見地からシーズン中のテストを禁止しているが、若手ドライバーの搭乗機会を妨げるなどマイナス面も多く、再検討が求められていた。
これを受け、F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は今回のベルギーGPの会場でミーティングを開き、基本的にこれを改定することで合意した模様。
それによれば、テストの日程は5月の第1週が有力になっていると伝えられている。
場所はイギリスのシルバーストーン、スペインのヘレス、さらにイタリアのムジェロなどのサーキットが候補に上がっているという。
ただ、以前のようにシーズン中テストがなし崩しに解禁されると再び資金豊富な一部のチームが有利になるということで、慎重な姿勢を崩していないチームもあるようだ。
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Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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ベルギーGP決勝レースでの小林可夢偉(ザウバー)との接触事故でリタイヤした直後、小林のドライビングを非難していたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンだったが、当時の映像を確認したあとは自らの非を認めた。
「確認した結果、僕のほうが悪かったことがわかった。
あの時僕は、すでに小林より前に出ていると思っていたけれど、実際にはまだ彼のスペースを空けるまでになっていなかった」と、ハミルトン。
ただビデオを確認する前は、「フェラーリの1台も抜き、いいポジションにいたんだ。
さらに小林(当時4位)を抜いたところで、僕のほうが前にいたのに彼にいきなりヒットされた。
そのままガードレールにクラッシュしてしまい、何が起きたのかわからなかった」と、興奮冷めやらぬ表情で訴えていた。
なおこのアクシデントについて審査したベルギーGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、「レーシング・インシデント(出来事)である」としていずれにもペナルティは科していない。
(今回のドライバー出身枠レーススチュワードはナイジェル・マンセル氏)
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Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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これまでの2日間とは打って変わって完全なドライコンディションで行われたベルギーGP決勝レースは、ポールポジションからスタートしたレッドブルのセバスチャン・ベッテルがポールTOウィン。
今季ヨーロッパGP以来となる7勝目、自身通算17勝目を記録した。
今回の優勝でベッテルはシリーズ・チャンピオンに大きく近づいたと言えそうだ。
2位にもチームメイトのウェバーが入り、レッドブルはトルコGP以来となる1-2フィニッシュを決めた。
3位は13番手スタートながら追い上げ、終盤にアロンソ(フェラーリ)も交わして表彰台に食い込んだバトン(マクラーレン)。
4位アロンソ(フェラーリ)、5位にはこれまた最後尾スタートから壮絶な追上ゲを展開したシューマッハ(メルセデスGP)が、最後にチームメイトをも交わして入った。
6位ロズベルグ(メルセデスGP)、7位スーティル(フォース・インディア)、8位マッサ(フェラーリ)、9位ペトロフ(ルノー)、そして10位がマルドナド(ウィリアムズ)でここまでが入賞。
マルドナドは公式予選でのハミルトンとの接触により16番グリッドまで後退させられるペナルティを喫したが、レースでは入賞まで挽回してみせた。
以下、11位ディ・レスタ(フォース・インディア)、12位小林可夢偉(ザウバー)、13位セナ(ルノー)、14位トゥルーリ(ロータス)、15位コバライネン(ロータス)、16位バリチェッロ(ウィリアムズ)、17位ダンブロジオ(ヴァージン)、18位グロック(ヴァージン)、19位リウッツィ(HRT)でここまでが完走。
リタイヤとなったのはペレス(ザウバー)、リカルド(HRT)、ハミルトン(マクラーレン)、ブエミ(トロ・ロッソ)、アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)の5台。
ハミルトンは小林可夢偉をオーバーテイクした直後、無理に小林のラインに入りクラッシュした。(小林はノーペナルティ)
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(C)Pirelli Motorsport
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2011年8月27日、スパ・フランコルシャン
世界選手権をリードするセバスチャン・ベッテルが、スパ・フランコルシャンの予選で2位に0.5秒差をつけてポールポジションを獲得しました。夏休み前のハンガリーGPに続いてのポール獲得です。
彼にとって今季9回目で、スパでは自身初となった今回のポール獲得は、ピレリのPZeroイエロー・ソフト・タイヤで記録したものです。
いつものベルギーGPのように、今年も予選は、天候コンディションとタイヤ選択中心にバトルが繰り広げられました。Q1は最後まで不安定な天候で、雲が広がりダンプ状態の路面の下で行なわれました。20分間のQ1の終了が近づくにつれて空は暗くなり、セッションの最後には雨が降り始めました。気温は16度でした。
Q2になっても雨は降り続いたものの、雨脚が強まることはありませんでした。しかし途中に赤旗中断を挟み、Q1と同じようにどのドライバーもPZeroブルー・インターミディエイト・タイヤでQ2を戦いました。
10分間のQ3は、路面にはまだ雨水が残ってはいましたが、ここまで勝ち抜いたドライバー全員がPZeroイエロー・ソフト・タイヤを使用しました。セッションの終盤に路面は急速に乾いていき、マクラーレンのルイス・ハミルトンとのバトルを制したベッテルが最後にポールポジションを奪い取りました。ハミルトンが2番グリッド、レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが3番グリッドから明日のレースに臨みます。
トロロッソのハイメ・アルグエルスアリは6位という予選の自己最高位を記録し、今年の中国GPで記録したこれまでの最高記録7位を塗り替えました。今回ロータス・ルノーでGPデビューするブルーノ・セナは7位から明日のレースを戦います。
最初から最後までかなりのウエットコンディションとなった午前中の最終フリー走行では、多くのドライバーが予選・決勝に向けて、各自に割り当てられた4セットのインターミディエイト・タイヤと3セットのウエット・タイヤをセーブするために走行を控えました。午前中のセッションではおおむねPZeroオレンジ・ウエット・タイヤが使用されました。このタイヤは最高速での走行時に1秒間に約60リットルの排水性能を誇ります。
ピレリジャパン・プレスリリース
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小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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チームメイトであるペレスがQ3に進出する中、惜しくも突破がならなかった小林可夢偉(ザウバー)だが、予選後の表情は悪いものではなかった。
「タイムを出し損ねたのは、インターミディエイトに履き替えてのラップがわずかな差でチェッカーフラッグに間に合わなかったから。
もちろんわずかなところでQ3進出を逃がしたのは残念だけど、全体として今日の僕らの予選パフォーマンスは悪くなかったと思うよ。
基本的にドライ方向でセットアップを進めていたので、「明日は晴れ」という天気予報を信じるだけさ」
一方、みごと9番グリッドを獲得したペレスは、「とても難しいコンディションだったけど、チームにとってはいい予選になった。
なにしろ今回ドライタイヤなんて予選Q3で初めて履いたんだもの、難しかったよ。
明日はF1での自身最高グリッドからスタートするんだから、もちろん決勝レースは期待しているよ」と、意気込みをみせた。
(ペレスの予選9位は2回目、モナコGPではクラッシュでレース欠場だった)
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Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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このベルギーGPがF1デビュー20周年の記念レースということで意気軒昂だったメルセデスGPのミハエル・シューマッハだったが、公式予選Q1でまさかのノータイム。
チームによれば、原因は右後ホイールのアタッチメントに問題があったとみられている。
「このスパでは経験があるとはいえ、3輪走行というのはなかなか難しいものなんだよ。
ま、真面目な話、こんなことはもう起きてはいけないね。
コースインして、最初何が起きたのかわからなかったよ。
クラッシュしたつもりはないけれど、突然右リヤを失ったのはわかったので無線でチームに謝ったんだ。
でもマシンから降りてみたら、右のリヤタイヤがホイールごとなかったんだものね。
もちろん最悪の結果だけど、唯一良かった点を探すなら、新品のタイヤをたくさん残せたことかな」
今年42歳を迎えたこのベテランは、明日・日曜日実に279回目(予選は281回)のレースを迎える。
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Mark Webber (C)Redbull Racing
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今季末で契約が切れることからその去就が話題になっていたレッドブル・レーシングのマーク・ウェバー(35歳:オーストラリア)が、自身35回目の誕生日となる8月27日(土)に2012年の同チーム残留を決めた。
「単年契約にしたのは自分のモチベーションを高い水準に保つためで、このチームでまた走ること自体には何も迷いはなかった。
F1で戦うからには当然トップチームで走りたかったからね。
できればこの日をポールポジションという形で祝いたかったけれど、コンディションの変化が激しくて、ベストなタイミングでクイックラップを決めることはできなかった。
それでも明日は天気の如何に関わらず、僕が一番前でゴールしたいと思っているよ」
2009年からスタートしたベッテルとのコンビは、これで4シーズン目を迎えることになる。
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Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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ハミルトン&マルドナド(ウィリアムズ)の2回の接触事故について、ベルギーGPのレーススチュワード(競技審査委員)は2度目の接触の原因がマルドナドにあるとして「グリッド5番降格のペナルティ」を貸したが、その遠因となった最初の事故でのハミルトンの責任に対する処分については「戒告」のみとしたことを明らかにした。
これについてハミルトンは、「あの時最終コーナーではアタックラップ中の何台かが錯綜していたので、止むを得ずコーナーの中でオーバーテイクしようとしたんだ。
結果的にマルドナドとは接触してしまったけれど、彼とはその後も話をしていないから彼がどう思っているか知らないよ」と、突き放した。
ハミルトンのドライビングについてはこれまでも繰り返し非難があったが実質的な処分は免れていて、トッドFIA会長が以前語った「実際に処分とした場合には6レースの出場停止処分が考えられた」という言葉も今回の件を受けては軽く感じられるようだ。
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Pastor Maldonado (C)Williams F1
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ベルギーGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、27日(土)行われた公式予選Q2の終了直後にハミルトン(マクラーレン)との接触事故について審議、故意に当てたと判断しウィリアムズのパストール・マルドナドに対し「グリッド5番降格のペナルティ」を科したことを明らかにした。
これについてマルドナドは「ハミルトンが突然スローダウンしたので衝突を回避するためにオーバーテイクしようとしたら後方でアクシデントを感じた。
原因はわからない」と、釈明。
しかしその原因がアタックラップの最終コーナー部分でハミルトンに無理矢理割り込まれ、接触したことに不満を持ち、報復に出たものというのがパドックでのもっぱらの解釈。
王様の横暴に刃向かった「ハチの一刺し」と称賛する声すらあるようだ。
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Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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ベルギーGP公式予選は最後のQ3になってやっとドライになり、各車オブションタイヤでのアタックとなった。
ポールポジションを獲得したのはまたしてもベッテル(レッドブル)で、ハミルトン(マクラーレン)がベストタイムを記録した直後にこれを塗り替えてみせた。
ベッテルのポールポジションは今季これで12戦中9回目の快挙。
自身通算24回目となった。
3位はウェバー(レッドブル)、4位はマッサ(フェラーリ)で前回のハンガリーGPに続いて僚友アロンソを上回った。
5位ロズベルグ(メルセデスGP)、6位アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)で、これは今年の中国GPでの7位を上廻る自身最高位になるもの。
7位のセナ(ルノー)も、これまで最高だった2010年やはりベルギーGPの18位(ヒスパニア・レーシング)を大きく更新した。
8位アロンソ(フェラーリ)、9位ペレス(ザウバー)、そして10位がペトロフ(ルノー)というトップ10グリッドとなった。
(小林可夢偉vsペレスの予選成績はこれで小林の5勝7敗)
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予選Q2も雨により目まぐるしい順位争いが繰り広げられた。
途中、5番手タイムを出していたフォース・インディアのスーティルがクラッシュ、左後部を破損してストップ。
コース上にパーツが散乱、セッションは赤旗中断となった。
残り約7分でセッション再開。
最後は壮絶な順位変動で、結局アロンソ(フェラーリ)がトップ通過。
以下、ハミルトン(マクラーレン)、ウェバー(レッドブル)、ベッテル(レッドブル)、ペトロフ(ルノー)、ロズベルグ(メルセデスGP)、セナ(ルノー)、マッサ(フェラーリ)、アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、そしてペレス(ザウバー)までがQ3進出。
セナのQ3進出は初めてということになる。
ここで脱落したのはブエミ(トロ・ロッソ)、小林可夢偉(ザウバー)、バトン(マクラーレン)、バリチェッロ(ウィリアムズ)、スーティル(フォース・インディア)、マルドナド(ウィリアムズ)、そしてコバライネン(ロータス)の7台。
なおアタック中にマルドナド(ウィリアムズ)に最終コーナーで無理矢理インを突いて接触したハミルトン(マクラーレン)に対し、その後のラップでお返しをした形で再び接触するという場面があった。
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スパはいったん雨は上がったものの、公式予選直前になって再び雨模様に。
このため各車一斉にコースインした直後、シューマッハ(メルセデスGP)のマシンが右後輪脱落というハプニングでいきなりクラッシュ。
今回F1デビュー20周年を迎えたシューマッハは1周も走らずに早くも予選を終えた。
このセッションでトップタイムを記録したのはバトン(マクラーレン)。
これにウェバー(レッドブル)、ハミルトン(マクラーレン)、ベッテル(レッドブル)、アロンソ(フェラーリ)、ブエミ(トロ・ロッソ)、セナ(ルノー)、ロズベルグ(メルセデスGP)、ペトロフアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)と続いた。
ザウバー・チームはペレス15番手、小林可夢偉17番手と苦戦。
ここで脱落したのはディ・レスタ(フォース・インディア)、トゥルーリ(ロータス)、グロック(ヴァージン)、ダンブロジオ(ヴァージン)、リウッツィ(HRT)、リカルド(HRT)、そして上記シューマッハ(メルセデスGP)の7台。
なおこのうちダンブロジオ以下の4台はトップの107%をクリアしていない。
雨は再び強まっている。
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Mark Webber (C)Redbull Racing
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ベルギーGP2日目、午前に行われたフリー走行3回目セッションは、前日に続きウェットコンディション。
後半、インターミディエイトでの走行はあったものの、セッションは終始雨の下で行われた。
ここでトップタイムを記録したのは前日に続きレッドブルのマーク・ウェバー。
これにハミルトン(マクラーレン)、アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、バトン(マクラーレン)、ベッテル(レッドブル)、ブエミ(トロ・ロッソ)、ロズベルグ(メルセデスGP)、スーティル(フォース・インディア)、セナ(ルノー)、そしてシューマッハ(メルセデスGP)と続いた。
ザウバー・チームは小林可夢偉が14番手、ペレスは17番手だった。
なおこのセッション、フェラーリ勢はほとんど走らず。
マッサはそれでも23番手タイムを記録したが、アロンソのほうは計測タイムすらなかった。
この後ベルギーGPは公式予選となるが、いまのところここでも雨が予想されている。
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(C)Pirelli Motorsport
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2011年8月26日、スパ・フランコルシャン
4週間の夏休みが明けて、壮大な舞台スパでF1の戦いが再び始まりました。ここは長い全長と気まぐれな天候が特徴で、シーズン中で最もチャレンジングなサーキットのひとつです。
今年もその例には漏れず、午前中のフリー走行でドライ走行ができたのは開始からたった10分間だけで、その後は雨が降り続きました。ベルギーGPでF1デビュー20周年を迎えたミハエル・シューマッハは、午前中のセッションでトップタイム1分54秒355を記録しました。これは雨が降り出す前にPZeroホワイト・ミディアム・タイヤで記録したものです。チームメイトのニコ・ロズベルグが同じように2番手タイムを記録し、メルセデスGPの2台が他のライバルたちに0.5秒近くもの差をつけました。
その後は雨が降り続き、ドライバーたちはPZeroオレンジ・ウエット・タイヤとPZeroブルー・インターミディエイト・タイヤのデータ収集を重ねることができました。今週末はこれらのタイヤを見る機会が多くなるはずです。
午後のセッションが始まった時点では雨は上がっていたものの、路面にはよどんだ水が残っていたため、各ドライバーはインターミディエイト・タイヤで走行を開始しました。インターミディエイトよりもスリック・タイヤの方が速くなるクロスオーバーポイントを迎えたところで、フェルナンド・アロンソがPZeroイエロー・ソフト・タイヤで最速タイムを記録しましたが、その後レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが同じタイヤで1分50秒321を記録して最速タイムを更新しました。
その後コンディションは再びウエットになり、最後の30分間はほとんどのチームが走行を控えました。午前中のうちにウエット走行が充分にできていたためです。各チームには4セットのインターミディエイト・タイヤと3セットのウエット・タイヤが供給されており、うち1セットのインターミディエイトは金曜日の終わりに減却しなければなりませんが、今後も悪天候が続くことを考慮してタイヤをセーブすることが重視されました。
ピレリジャパン・プレスリリース
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小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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ベルギーGP初日のフリー走行をそれぞれ10番手と13番手で終えたザウバー・チームの小林可夢偉は、次のように振り返った。
「今日はスパらしく複雑な路面コンディションに終始したので、当然だけどとても難しい走行を強いられたね。
ウェットはともかく、ドライの時に僕はそのほとんどをミディアムタイヤで走っていて、ソフトでは1周しかできなかったのでまるでデータ不足なんだ。
でも、まあここはスパだからね、みんな同じだろうし仕方ないね」
またジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターは、「こんなコンディションだったから、全体の状況を正確に把握するのは難しいね。
それでも今日は二人とも様々なコンディションで走行してくれたので、今後のマシンの分析に役立つことだろう」と、語っている。
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Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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今回のベルギーGPがF1参戦20周年になるメルセデスGPのミハエル・シューマッハ(42歳:ドイツ)は、フリー走行初日を終えその感慨を次のように語った。
「今回の記念すべき週末で、このスパフランコルシャンのサーキットに最初にコースインした時は、やはり特別な感慨があったね。
この20年でスパにもコースにはいろいろと多くの変化があったけれど、やっぱり天候は変わっていなかったよ。
まさにスパ・ウェザーを象徴する不安定な一日になった。
スパの天候はいつだって予測不可能だけど、日曜日の決勝レースも予測は不能だよ」
そのシューマッハ(メルセデスGP)の初日は、午前1番手、午後は11番手というものだった。
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Bruno Senna (C)Lotus Renault GP
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ロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)では開幕からここまでクビサの代役としてニック・ハイドフェルドを起用してきたが、すでに伝えられた通り今回のベルギーGPではリザーブドライバーであるブルーノ・セナにそのシートを明け渡している。
この状態について当のハイドフェルドは、契約違反としてチーム側と徹底的に争う意向のようだ。
噂では、セナが走ることが確定しているのはまだ次のイタリアGPまでの2戦で、その後は復帰の可能性も残されているという。
いずれにせよ、そのカギを握るのはこの2戦でのセナのパフォーマンスに掛かっているとみられる。
そのセナは1回目23番手(同僚ペトロフは22番手)、2回目は17番手(同24番手)と上昇機運にあるが、最も怖れていたクラッシュを1回目に演じてしまい、雰囲気は緊張したものとなっている。
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Spa-Francorchamps (C)Mercedes Motorsports
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ベルギーGPは26日(金)午後に行われたフリー走行2回目セッションも再び名物の「スパ・ウェザー」に翻弄された。
開始時点では、天候は曇りで路面はほぼドライ。
インターミディエイトで走り始めた各車は、やがてドライタイヤへと履き替えてタイムを短縮した。
しかし終盤には再び雨が降り出し、中にはウェットタイヤでの走行を余儀なくされたマシンも。
最終的にこのセッションでトップに立ったのは1'50.321を記録したウェバー(レッドブル)。
以下、アロンソ(フェラーリ)、マクラーレンのバトン&ハミルトン、マッサ(フェラーリ)ロズベルグ(メルセデスGP)、ペレス(ザウバー)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、ディ・レスタ(フォース・インディア)、そしてベッテル(レッドブル)の順。
F1デビュー20周年のシューマッハ(メルセデスGP)は11番手、小林可夢偉(ザウバー)は13番手だった。
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Spa-Francorchamps (C)Mercedes Motorsports
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ベルギーGP初日のフリー走行1回目は、今年もスパ・ウェザーら見舞われて始まった。
終盤、路面コンディションは回復に向かったものの、このセッションで1-2タイムを出したシューマッハ&ロズベルグのメルセデスGP勢はいずれも序盤のまだ路面がそれほど悪くなかった時のもの。
3番手以下はいずれもセッション後半でマークしたもので、バトン(マクラーレン)、ベッテル(レッドブル)、ハミルトン(マクラーレン)、スーティル(フォース・インディア)、マッサ(フェラーリ)、バリチェッロ(ウィリアムズ)、アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、そして小林可夢偉(ザウバー)がトップ10。
アロンソ(フェラーリ)は11番手、ペレス(ザウバー)は12番手だった。
またセッション中盤に、今回ハイドフェルドに代わって出走のセナ(ルノー)が10コーナーでコースアウト、クラッシュ。
最も警戒していると語ったクラッシュでセッションを終えた。
またさらにフォース・インディアのディ・レスタがセナと同じ所でクラッシュ。
メディカルカーが出てセッションは残り16分というところでいったん赤旗中断になった。
なおいずれもドライバーに怪我はない。
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(C)Pirelli Motorsport
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2011年8月25日、スパ・フランコルシャン
スパ・フランコルシャン・サーキットは伝説的なコースであり、今シーズンのカレンダー中で最長の全長を誇り、高低差の変化が大きく、エンジン全開率も非常に高く、天候の変わりやすさでも知られています。まさに真のドライバーズサーキットであり、スパを2度以上制したことのあるドライバーは皆、少なくとも1度はタイトルを獲得しているほどです。その理由を紹介しましょう。
サーキットについて:
オールージュはシーズン全体の中でも最も難しく、それと同時に最も大きな満足感を味わうことのできるコーナーのひとつです。290km/hで進入し、縦方向に1G、横方向に5Gもの荷重と戦います。この際、左フロントタイヤには約1000kgの荷重がかかり、オールージュを抜ける間ずっとトラクションを生み出し続けなければならないリアタイヤにも950kgの荷重がかかります。
プーオンは非常に難しい下りの左コーナーで、290kmhで進入していく際にはタイヤの温度が極限まで上がります。コーナーの始めから終わりまでずっと4Gもの横Gがかかり続けるのです。この力に耐え、加速段階にある時でさえ完璧なコーナリングラインを維持することが、タイヤに課せられた使命です。
第3セクターは高速で流れるようなレイアウトで、マシンは長時間にわたって全開で加速し続けます。そのため、タイヤはダウンフォースが生み出す1100hgもの縦方向の負荷に耐えなければなりません。全開で駆け抜けるコーナーの中でタイヤは、4Gという横Gに耐えながら、正確なマシンコントロールを実現しなければなりません。300km/h以上の世界でレーシングラインをなぞるためにはそれが必要不可欠だからです。
ラップの終了箇所では、スタート/フィニッシュ・ストレートへ向けて再び全開にする前に、ドライバーはタイトな右アングルが待ち構えるバスストップシケインへ力強く突っ込んでいきます。
ピレリ・テストドライバーのコメント:
ルーカス・ディ・グラッシ:「スパはまさに古いスタイルのサーキットで、すごく高速でなおかつテクニカルだね。僕はすごく好きだし、とても楽しいサーキットだよ。セットアップ面では、いつも妥協を強いられることになる。ストレートでは最高速が重要である反面、高速コーナーではダウンフォースが必要だからね。オーバーテイクが可能なポイントもたくさんある。例えばオールージュの後も絶好のポイントだし、とにかく勇敢さが試されるサーキットなんだ。タイヤにとってはチャレンジングなレースになる。高速で空力的なダウンフォースも大きいから、タイヤにかかる負荷は非常に大きくなるからね。もうひとつの大きな要素は、天候だ。僕の経験から言えば、レース週末のどこかではインターミディエイトやウエット・タイヤが使用されることになると思う。サーキットのどこかがドライでも、他の場所では雨が降っていたりするしね」
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Derek Warwick (C)Renault F1 UK
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イギリスGPの舞台シルバーストーン・サーキットを保有するなど、同国のモータースポーツに大きな影響力を持つBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の新しい会長に、元ルノー等のF1ドライバーであるデレック・ワーウィック氏(56歳:イギリス)が選出された。
ワーウィック氏は前任者であるデイモン・ヒル氏の業績を称えながらも、堂クラブとシルバーストーンが抱える諸問題について「意欲を持って取り組んでいく」と語った。
また元F1ドライバー出身者の会長が続いていることについても、「レースを通じて勝者と敗者の気持ちがわかるドライバー出身者がこのクラブの会長に就くのはごく自然なこと」とした。
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2005 Japanese GP Stand (C)Renault F1 UK
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表は、大きな震災被害にあった日本の被災者ファンのため、今年10月9日(日)に鈴鹿サーキットで行われる日本GPへ1500組3000名を招待することを明らかにした。
応募の申し込みは9月11日まで、招待席の場所は第2コーナーエリアが予定されている。
この日本GP招待には2つのプランがあり、岩手/宮城/福島の各県からの観戦ツアー形式での招待するものと、チケットプレゼントによる招待とが用意されている。
なお招待の条件として、各自治体が発行する東日本大震災の被災証明書または罹災証明書を持っていることが挙げられている。
詳細な説明についてはこちら。
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Bruno Senna (C)Lotus Renault GP
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ロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)は今シーズン、クビサの代役として起用したニック・ハイドフェルドのパフォーマンスが期待したものではないとして、今週のベルギーGPからブルーノ・セナと交代させる意向を示した。
これに対しハイドフェルドの代理人は、契約を盾に交代を拒否したとされるが、その後暫定案としてとりあえずベルギー&イタリア両グランプリはセナが搭乗することで合意に達したようだ。
(チームメイトであるペトロフが漏らしたとされる)
その後シンガポールGP以降については、セナはそのままシーズン末まで継続参戦を、またハイドフェルドのほうは復帰に向けそれぞれハードな交渉を継続することになる。
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(C)Pirelli Motorsport
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2011年8月22日、ミラノ
グランプリ概要:
アルデンヌの中央に位置するスパ・フランコルシャンは、その類を見ないチャレンジングさゆえにどのドライバーからも高い人気を誇るサーキットです。最長が7.004kmという全長は他のサーキットよりも圧倒的に長くいことで昔からよく知られています。オールージュやブランシモンなどはグランプリ屈指のコーナーで、ドライバーだけでなくタイヤにも限界までのプッシュを要求します。
高い速度とGフォースだけでなく、この地方特有の変わりやすい天候というのもスパ・フランコルシャンの大きな課題のひとつです。ニュルブルクリンクの旧ノルドシュライフェと同じようにサーキットが広範囲に広がっているため、局地的な天候の変化が見られることもあり、ある箇所では雨が降っているのに別の箇所では完全にドライということもあり得るのです。
ベルギーGPには、ピレリのPZeroホワイト・ミディアムとPZeroイエロー・ソフトが投入されます。これはヨーロッパGPやドイツGPと同様のコンパウンド選択ですが、過去の例を見てもウエット・タイヤとインターミディエイト・タイヤの活躍も見られることになるでしょう。特にPZeroブルー・インターミディエイト・タイヤはここ数戦で中心的な存在となっており、複雑なコンディションへの対応力がスパでも充分に発揮されるでしょう。
スパ・フランコルシャンはピレリがテストを行なったことのないサーキットのひとつですが、縦方向にも横方向にもシーズンで最も力がかかるサーキットのひとつでもあります。1周が長いためコンパウンド間の差が大きくなり、その差は1秒以上になるでしょう。これにより、戦略の重要性が増すことになります。しかし、気温は冷涼で、他のサーキットよりも鋭角なコーナーが少なく、流れるようなレイアウトであるため、タイヤ摩耗は非常に少なくなります。
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Eddie Jordan (C)Ex.Jordan Grand Prix
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首脳陣からの厳しい評価にさらされているロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)のスケットニック・ハイドフェルドだが、今週のベルギーGP(スパフランコルシャン)ではその雄姿が見られないかも知れない。
そう示唆するのは元F1ジョーダン・チームのオーナーで、現在も英『BBC』でF1解説者を務めるエディ・ジョーダン氏。
同氏は「おそらく今シーズン、もうハイドフェルドがこのチームで走ることはないのではないか。
その代役には多くのスポンサー資金を持ち込むことができるブルーノ・セナが最有力だ。
チームはいつだって多くの資金を必要としているものだからね」と、その背景を語っている。
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2006 USA GP Podium (C)Ferrari S.p.A
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2012年、テキサス州オースティンで2007年以来となる復活開催が予定されるアメリカGPだが、地元『アメリカン・ステイツマン』紙が報じるところによれば現在工事が中断されているという。
それによればこれは内部者とみられる匿名の通報により判明したものという。
ただ、中段なの理由は明らかにされていない。
これに対し新設サーキットのスポークスマンは、「単に銀行からの入金スケジュールと実際の工事スケジュールを調整しただけで、全体として工事は順調に進捗しているので別に問題はない」と説明している。
復活のアメリカGPは来年6月17日(日)にカナダGPとの連戦として予定されている。
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Willy Rampf (C)BMW Sauber F1
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ザウバー・チームの前テクニカル・コーディネーターだったウィリー・ランプ氏(58歳:ドイツ)が、このほどVW(フォルクスワーゲン)社モータースポーツ部門のテクニカル・ディレクターに就くことが明らかとなった。
元々BMWに在籍したランプ氏は、その後ザウバー・チームに加入して実績を挙げ、同チームがBMWザウバーとなった時も活躍。
しかしチームが再びBMWと袂を分かった2010年、成績不振の責任を取って退職、そのポジションを現在のジェームズ・キー氏に譲った。
VW社でのランプ氏はポロでのラリー・プロジェクトを担当するとみられる。
VWポロのWRC(世界ラリー選手権)参戦のニュースはこちら。
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Geoffrey Willis (C)Redbull Racing
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F1グリッド最後尾にあえぐHRT(前ヒスパニア・レーシング)で。技術部門を束ねるジェフリー・ウィリス氏は、「もっとマシン開発に資金を投入して欲しい」との苦しい現状を独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌で語った。
「私は今年6月からこのチームでテクニカル部門を預かっているが、しかしすべての面でまだ満足すべき状況とは言えない。
マシンの開発を推進するデザイン部門にも人材は必要だし、それを実際の形にするファクトリーも同じ。
さらにこれを実戦で具現化する部門にも人材や資金は必要になるが、残念ながらすべての面でそうはなっていないのが実情だ。
人やお金が足りなければ、仕事の信頼性にも影響は及ぶ。
私はいま弱小チームの悲哀を味わっているよ」
ただ同氏はかつてB.A.Rからホンダ・チームというビッグチームにあった時も、それはそれで体制に不満を漏らしていた経緯がある。
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Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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ドライバーズ、コンストラクターズ共にレッドブル・レーシング勢が開幕から首位を走る2011年シーズンだが、目下ドライバーズ・ランキング3位で逆転を狙うマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンは、今週末のベルギーGPについて、「スパでの戦いは自分にチャンスがある」と意欲をみせている。
これはベルギーGPに向けてのチーム・リリースの中で語ったもの。
その中でこの2008年のF1チャンピオンは、「誰もが魅力を感じる難コース・スパフランコルシャンのレースでは、ドライバー自身の技量もさることながら、マシンの成熟度も高い域に達していなければ制することはできないんだ。
そうした意味で、われわれのクルマはとても戦闘力を増してきていて、力強いレースが期待できるね。
予選でもいい所が狙えると思っているし、きっと僕にもチャンスがあると思っているよ」と、語っている。
ハミルトンは昨年のこのレースのウィナーではあるが、ここではミハエル・シューマッハの通算6勝というのが群を抜いている。
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Narain Karthikeyan (C)Hispania Racing
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今シーズン、第8戦のヨーロッパGPを最後にHRTのシートから離れているナレイン・カーティケヤン(34歳:インド)だが、今年初開催となるインドGP(10月30日決勝)のチケット公式発表会が行われた20日(土)、母国インドのメディアを前にインドGP参戦に自信をみせた。
HRTではイギリスGP以降、新人のダニエル・リカルド(21歳:オーストラリア)が起用されているが、もともとレッドブル・グループのジュニア・ドライバーであることから来季もHRTで走る可能性は少ないとみられている。
初開催のインドGPを盛り上げるためにも、カーティケヤンがここで復帰する可能性はありそうだ。
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Colin Kolles (C)Ex.Spyker F1
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FOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)はF1に参戦するチームの集まりだが、HRT(前ヒスパニア・レーシング)は今年1月に脱会したまま。
これについて同チームのコリン・コレス代表は、再加入する意思のないことを英『オートスポーツ』で明言している。
「FOTAはF1チームのためのものだというが、しかし実態はビッグチームの利益ばかり考えていて、われわれのような小さなチームにメリットなんかないよ。
もしも彼らがこれを根本から考え直すというなら再検討もするが、いまこうしてFOTAなんかに入っていなくてもわれわれは十分に満足だね。
不自由なことなんか何もないさ」
確かにFOTAではこれまでフェラーリやマクラーレンなどのビッグチームが中心に引っ張ってきたのは事実と言えそうだ。
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Luiz Razia (C)Team-Lotus
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現在GP2シリーズ参戦中で、チーム・ロータスでテストドライバーも務めるルイス・レイジァ(20歳:ブラジル)に、F1デビューのチャンスが巡ってきたようだ。
これは、地元ブラジルの『グローボ・エスポルテ』が報じたもの。
それによればレイジァは、今季最終戦に予定されているブラジルGPのフリー走行セッションにチーム・ロータスから参加予定だが、その結果如何によってはそのまま公式予選&決勝レースに出走する可能性があるというもの。
(今季中国GPにもフリー走行に参加、好走をみせている)
こうした経緯にはレイジァがもたらすスポンサーの額という面もあるようだが、ほとんどのドライバーも同様にデビュー時には資金面が重要になったもの。
「とにかく、この機会を自分のチャンスにしなくては」と、レイジァは意欲を燃やしている。
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Jacques Villeneuve (C)NASCAR Media
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20日(土)カナダのモントリオールで行われたNASCARの『ネーションワイド』第24戦公式予選で、元F1チャンピオンのジャック・ビルニューブが自身初となるポールポジションを獲得した。
なお2番手はチャンプカー・シリーズで活躍したアレックス・タグリアーニ、女性ドライバーのダニカ・パトリック嬢は25番手だった。
NASCAR『ネーションワイド』は最上位『スプリントカップ』の直下に位置するシリーズで、以前とはブッシュ・シリーズやグランドナショナル・シリーズと呼ばれた。
NASCAR『ネーションワイド』第24戦公式予選の結果はこちら。
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Kimi Raikkonen (C)Ex.Sauber Motorsport AG
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元F1ドライバーで、現在はシトロエンのマシンでWRC(世界ラリー選手権)に参戦するキミ・ライコネン(31歳:フィンランド)が、今年のF1トレンドであるDRS(可変リヤウィング)を使ったオーバーテイクに否定的な見解を示して注目されている。
これはライコネンの地元フィンランドの『ツルン・サノマット』紙に語ったもので、その中でこの2007年の世界チャンピオンは、「DRSを使ったオーバーテイクなんて、あんなものテクニックでも何でもないだろう。
後ろのドライバーは前に追いついたらただボタンを押すだけ。
これに対して前のドライバーには何もなす術がない。
そりゃあ、テレビ向けにはいいシーンかも知れないけれど、真のバトルをしようとしているドライバーにとっては迷惑以外の何物でもないよ」と、吐き捨てた。
また注目されるF1復帰の噂については、「わからないよ。
だって当の僕自身がわからないんだから、誰にもわかる筈がない」と、いつものように煙に巻いた。
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Airtel logo
インドの『ザ・タイムズ・オブインディア』紙が伝えたところによれば、今年10月に初開催が予定されるインドGPのタイトル・スポンサーに、同国の移動体通信大手でバルティ・グループの旗艦企業である『バルティ・エアテル』が就くことが決まったということだ。
契約は2013年までの3年間、スポンサー料は850万ドル(約6億5千万円)とのことで、これは同社が別途支援するクリケット試合(インドの国技)の4000万ドル(約30億円)に比べれば、極めて安価としている。
同グランプリではこれまでコースの視察が再三延期されるなどその開催に不安も投げ掛けられたが、今回の契約成立でFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏も予定通りの開催に太鼓判を押している。
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Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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今シーズンここまで11戦を終え、ドライバーズ・ランキング、コンストラクターズ・ランキング共に首位のセバスチャン・ベッテル&レッドブル・レーシングから大きな差をつけられたフェラーリのフェルナンド・アロンソだが、来季の戦いについては楽観的だ。
「現実問題、今シーズンここからレッドブルを逆転するというのは難しいかも知れない。
彼ら自身が何か失敗をしてくれないことには、ね。
でも来シーズンは違うよ。
レギュレーションも変更され、彼らがこれまで優位にあったディフューザーなんかは使えなくなる。
われわれはすでに一体となって来季の巻き替えに邁進しているんだ。
フェラーリという所はそもそも勝利を目指さない人間が加わることを許さないチームだからね。
必ずやF1の勢力図は塗り替えられることだろう」
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Gerard Lopez (C)Renault F1 UK
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今シーズン、開幕前にラリーでのアクシデントで負傷したクビサの代役としてロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)に加入したニック・ハイドフェルドだが、エリック・ブイユ代表に続きチームのオーナーであるジェラール・ロペス氏もそのパフォーマンスに満足していないことを明らかにした。
これは同氏が『ESPNF1』で語ったもので、「シーズン前半、ハイドフェルドがわれわれのマシンの問題点を指摘し、開発の手助けに尽力してくれたことは評価している。
しかし実際のレースでのスピードや、チームを引っ張るリーダーとしての働きについて満足しているか、と言われれば残念ながらこれを否定せざるを得ない」と、辛口。
その一方でペトロフについては、「ペトロフはわれわれのチームで経験を重ねると同時にどんどん成長をみせている。
まだまだ勉強する分野は多いので、これからさらに期待できるだろう」と、高い評価を示した。
なおクビサの復帰時期はまだ明確でない。
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Oksana Kossatchenko (C)Renault F1 UK
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昨年暮れ、バーニー・エクレストン氏とロシアのプーチン首相との間で合意したロシアGP(2014年開催)だが、現在唯一のロシア人F1ドライバーであるヴィタリー・ペトロフ(ルノー)のマネージャー、オクサナ・コサチェンコさんはそれへの不安を『GPアップデート』に吐露した。
「確かにF1の世界で3年ごというのはかなり先の話になります。
でも、ロシアの文化はこれまでのF1を支えてきた西洋の文化とはかなり異なるもので、私は心配を隠しきれないのです。
文化の発展・定着にはメディアの充実が欠かせませんが、例えば歴史あるイギリスに比べてロシアではモータースポーツのメディアというには皆無に等しいのです。
私は、残されたわずかな時間で、ロシアのモータースポーツ文化がF1開催にふさわしいまでレベルアップできるのか、憂慮しているのです」
当初モスクワ開催で画策されていたロシアGPは、プーチン首相の肝煎りで一転冬季五輪と同じく2014年ソチで開催されることになっている。
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Franz Tost (C)Scuderia Toro Rosso
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今シーズン、ブエミ&アルグエルスアリという若手有力ドライバーを擁してチャンピオンシップを戦っているスクーデリア・トロ・ロッソだが、同チームのフランツ・トスト代表は今後のドライバー候補としてディ・レスタ(フォース・インディア)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、そしてグロージャン(ルノー)ら3人の名前を挙げた。
「そりゃあ、われわれのようなチームがベッテルだ、アロンソだ、ハミルトンだ、なんて有力どころをドライバーに指名しても現実味はないよね。
だから実現の可能性があるレベルとして、ディ・レスタやヒュルケンバーグ、そしてグロージャンといったところを考えているんだ。
ただ、われわれがこれらを要望したとしても、最終的にチームのドライバーを決めるのはレッドブルの首脳陣だからね」
ただ、いったん見離した筈のグロージャンについて、ロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)は9月のシンガポールGPにもフリー走行セッションに起用する姿勢をみせている。
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Sauber Junior Drivers (C)Sauber Motorsport AG
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F1参戦20周年になるメルセデスGPのミハエル・シューマッハ(42歳:ドイツ)は、そのデビュー思い出の地スパフランコルシャンで記念イベントを行うことを明らかにした。
期日はベルギーGPの週末の第2日目(27日土曜日)、公式予選終了後にスパのパドックで行われる予定。
元々ザウバー・チームのスポーツカー・ドライバーだったシューマッハは1991年、日本の全日本F3000選手権に参戦(菅生)して予選4位決勝2位。
すると当時のF1ジョーダン・チームのベルトラン・ガショーが傷害事件を起こして出場できなくなったことから急きょメルセデスを通じて起用され、このベルギーGPがF1のデビュー戦となったもの。
シューマッハはここでいきなり予選7番手(決勝はリタイヤ)となって注目され、たった1戦で今度はベネトン・チームに移籍、1994年にはF1チャンピオンに輝いた。
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Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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シーズン開幕から圧倒的な勢いでランキング首位を走りながらもここ3戦は勝利から遠ざかり、一部にタイトル獲得への不安を指摘する向きも現れたセバスチャン・ベッテルだが、地元ドイツでは同選手のチャンピオン獲得を支持する勢力が圧倒的のようだ。
これはドイツの通信社『スポーツ・インフォメーション・サービス』が市場調査会社『プロミット』に委託して調べたもので、その結果全体の74.4%がベッテルのタイトル獲得を確信していることがわかったという。
ただこの結果について当のベッテルは、「まだシーズンは半ば。
これからどんな展開になるか、誰にもわからないよ」と、慎重な姿勢を崩していない。
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Rubens Barrichello (C)Williams F1 Team
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来シーズン、ルノー・エンジンの獲得が決まり、戦闘力アップを図るウィリアムズ・チームだが、一方でそのドライバー・ラインナップについては様々な噂がささやかれ続けている。
チームに多くのスポンサー資金をもたらし、またパフォーマンスにも一定の評価があるパストール・マルドナドは安泰とみられるが、焦点になっているのはベテラン職人ルーベンス・バリチェッロのほうだ。
バリチェッロとの契約金は約500万ドル(約3億9千万円)とされていて、これは11回の優勝経験を持つドライバーへの支払いとしては決して高くないが、資金難にあえぐウィリアムズ・チームにとっては負担となっているとみられる。
プライベート・チームの雄としてウィリアムズで走る希望を持っている若手は多く、バリチェッロにとっては不安な時期がやってきそうだ。
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Cosworth Factory (C)Cosworth Engineering
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かつてF1を席巻した名門レーシングエンジン・メーカーであるコスワースだが、再びF1撤退の危機が迫っているようだ。
2009年、ヒスパニア(現HRT)、ヴァージン、そしてロータスらの新規参戦を促すべく、バーニー・エクレストン氏の肝煎りでF1復帰した形のコスワースだが、力不足のこれら3チームに過度の期待はできず、ひとえにウィリアムズ・チームの活躍に成果は掛かっていたと言える。
しかしロータスが昨年で、頼りのウィリアムズも今年限りでルノーへとスイッチ。
さらに2014年からの導入が決まった新しい「1.6リッターV型6気筒ターボ」の開発も考えると、撤退チームから違約金は支払われるとみられるが、それでも弱小2チームだけへの供給では資金不足は明らか。
2014年の開幕戦で、果たしてコスワース・エンジンを搭載したマシンがグリッドに並ぶのか注目だ。
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Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)を通じてF1に大きな影響力を持つバーニー・エクレストン氏だが、その一方でこれまた多額の投資をしていた『クイーンズ・パーク・レンジャーズ』について、このほどその保有株を売却する意向であることがわかった。
『クイーンズ・パーク・レンジャーズ』はイングランド・プレミアリーグの名門で、エクレストン氏は元々共に投資したフラビオ・ブリアトーレ氏(元ルノー・チーム代表)の株も現在は保有しているが、英『フィナンシャル・タイムズ』によればその51%をチーム・ロータス代表のトニー・フェルナンデス氏に売却するのだという。
同チームでは、鉄鋼大手のミタルが大きな影響力を持っているとされる。
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Vijay Mallya (C)Force India F1
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昨シーズン、コンストラクターズ・ランキング8位だったザウバー・チームだが、今季はここまでランキング6位と健闘。
しかしこれを昨季7位だったフォース・インディアが猛烈な勢いで追い上げつつある。
いち早く来シーズンも今季と同じ体制でいくことを発表したザウバーに対し、フォース・インディアを率いるヴィジャイ・マルヤ代表は、来季のドライバー・ラインナップについていまだ明言を避けている。
候補に上がっているのはスーティル&ディ・レスタの現レースドライバー・コンビに加え、このところ重要視されているリザーブドライバーのヒュルケンバーグとみられるが、同代表は「われわれはいまザウバーとの戦いに100%精力を傾注しているんだ。
来季体制を決めるのはそけからでいい。
予定している12月15日の間際ということになるんじゃないか」と、語っている。
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Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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F1がいま夏休みに入ったことにより、フェラーリのフェリッペ・マッサも故郷ブラジルに戻って束の間の休息を楽しんでいるが、この週末は友人であるカカ・ブエノが参加するツーリングカーレース「トロフェオ・リネア」を訪問したという。
ところがジッとしていられないマッサはフリー走行に特別参加。
マッサが「箱」(ツーリングカー)を操るのは実に10年ぶりになるということだったが、いきなりポールポジションをマークしたブエノ(1'53.888)に肉薄する2番手に相当するタイム(1'54.929)を記録。
どんなクルマに乗っても一流であるところをみせつけた。
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Pirell Tyre Colloring (C)Pirelli Motorsport
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ピレリタイヤのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは「今季もうハードタイヤを投入することはないだろう」との見通しを明らかにした。
今季は開幕戦のオーストラリアGPからハードタイヤがプライムタイヤとして使用され、第5戦のスペインまで連続使用されたが、その後は全体にソフトなほうに傾斜、ハードタイヤが最後に使用されたのは第9戦のイギリスGPということになる。
ただシーズン終盤には路面グリップの良い日本GP(鈴鹿サーキット)等がまだ残っていて、ほんとうにこのままハードタイヤの出番なしで行けるのかについては疑問が残る?
これまでのタイヤ選択はこちら。
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ロンドンで端を発した英国での暴動は、その後各地に飛び火するなど各界に深刻な影響を及ぼしているが、これについて元F1ドライバーで、同国のF1解説等も務めるマーク・ブランデル(45歳)が憂慮の念を表した。
「イギリスでこんなことが起きたなんてとても信じられない気持ちだよ。
ほんとうに正しい主張をするのなら、暴行や略奪などする筈がない。
そもそも顔を隠して騒動に加わるなんて、それは卑怯者のすることだよ」
暴動は英国の工業都市マンチェスターでも起きているが、ここでは今月末マクラーレン・チームがデモンストレーションランを行うなど3日間に渡るイベントが予定されている。
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今年は8月26-28日、夏休み明けの後半第1戦として行われるベルギーGPだが、同グランプリの主催者によれば今年のチケット販売はここまで好調に推移しているとのこと。
それによれば今年は昨年より観客が1万人以上多くなると見込んでいるのだという。
こう期待を寄せるアンドレ・マース氏は、その理由として「オーバーテイクシーンが増加するなど今年のF1レースが面白いこと」、さらに「ひさびさに地元ベルギー人F1ドライバーが参戦していること」等が挙げられるとのこと。
Jerome d'Ambrosio (C)Virgin Racing
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ベルギー人F1ドライバーとはもちろんヴァージン・レーシングのジェローム・ダンブロジオ(25歳)のこと。
弱小チームのこと故、まだ目立った成績は残せていないが、母国のドライバーがいるかどうかで人気が左右されるのは何処の国も同様だ。
なお、過去ベルギー人F1ドライバーとしてはジャッキー・イクス氏(8勝)やティエリー・ブーツェン氏(3勝)らが馴染み深い。
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Rubens Barrichello (C)Williams F1 Team
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F1通算11勝を誇り、2010年から加入したウィリアムズ・チームではチームを引っ張ってきたベテランのルーベンス・バリチェッロ(39歳:ブラジル)だが、このところすっかり弱気になってしまっているようだ。
エースとしてウィリアムズ・チームの開発について苦言を呈したバリチェッロは、逆にこのことでチーム内から浮いた状態。
同選手はチームと2013年末までの契約を有しているとしているが、地元ブラジルのメディアは「来季のシートすら危うい」と、現在の危機的状況を訴えている。
このままではF1がV6エンジンになる2014年まで現役を続けるのは確かに難しいようだ。
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Pirelli F1 Tyre (C)Renault F1 UK
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今シーズンからF1タイヤを独占供給するピレリタイヤだが、タイヤライフの短さからタイヤ戦略に重みが増し、それなりの好評価を得ている。
しかしその一方で、上位10台については最終予選(Q3)で使用したタイヤでレースをスタートしなければならないレギュレーションからQ3を走らないマシンが出るなど、逆に予選の興味が削がれているとの指摘も多い。
これに対応するため、ピレリではかつて1990年代にあったような「予選専用タイヤ」の復活を目論んでいることを明かした。
そう語るのは同陣営のポール・ヘンベリー/ディレクターで、「われわれはすでにこのアイデアをチーム側に提案している。
おそらくは前向きの回答が得られるのではないか」と、実現に手応えを感じ取っているようだ。
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Rob White (C)Renault F1 UK
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F1は2014年シーズンから大幅にエンジン規則を変更、現行の「2.4リッターV型8気筒」から「1.6リッターV型6気筒ターボ」になることが決まっているが、この変更でとりわけ憂慮されているのがエンジンのエクゾーストノートが貧弱になるのでは、ということだ。
しかしこれについて現在のチャンピオン・エンジンであるルノー・エンジンの開発責任者、ルノー・スポールのロブ・ホワイト/エンジン・ディレクターは、「音にも心配はない」との自信を『ESPN』の取材にみせている。
「もちろんエンジンの基本的構造のスペックが変わるんだからサウンドにいくらかの変化はあるだろう。
しかし多少質は変わっても、やがてまた新しいチャレンジングなF1サウンドにお目に掛かれる筈だよ、心配はない」
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Race Battle (C)Sauber Motorsport
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F1はいま束の間の夏休みに入っているが、このほど集計されたF1の2011年シーズン前半のオーバーテイク回数では、レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーがトップ、ザウバー・チームの小林可夢偉が4位にランクされたことがわかった。
今シーズンは、DRS(可変リヤウィング)の導入、また「KERS」(運動エネルギー回収システム)の採用等でこれまでより多くのオーバーテイク・シーンが演じられている。
全体の1位になったのはウェバーの39回。
2位はブエミ(トロ・ロッソ)の36回、3位バトン(マクラーレン)で35回、そして小林可夢偉が32回で第4位となっている。
以下、ディ・レスタ(フォース・インディア)&アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)の29回、マッサ(フェラーリ)28回、ハイドフェルド(ルノー)26回、ロズベルグ(メルセデスGP)が25回となっている。
ただ、必然的にポールからのスタートであればオーバーテイクは必要ないわけで、今季最多ポールTOウィンのベッテル(レッドブル)は上位に顔を出していない。
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2001 Belgium GP (C)Williams F1
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F1ドライバーから最もチャレンジングなコースとして人気の高いスパフランコルシャンでのベルギーGPだが、将来的にはフランスGPとの交互開催を強いられそうだ。
これは同グランプリの主催者であるエティエンヌ・ダヴィニヨン氏が地元紙で明らかにしたもので、「現在の情勢は、どこの国にとっても自国だけのグランプリを開催したいという望みの実現が厳しくなっている。
それはわれわれにとっても同様で、今後の対応について現在FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン、そしてフランスGP主催者の側とも協議を続けているところだ」と、明かした。
さらに、「F1開催のためにはサーキットを3週間は閉鎖しなくてはならないが、この縛りがなくなるなら、われわれは新たな活用の機会を手にすることができる」と、強がった。
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Michael Schumacher & Sabine Kehm (C)Ferrari S.p.A
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F1復帰2年目となる今シーズンも僚友ロズベルグにここまで予選で11戦中10敗という成績に、またぞろ限界説が流されるメルセデスGPのミハエル・シューマッハ(42歳:ドイツ)だが、同選手のパーソナル・マネージャーであるサビーネ・ケームさんはドイツの『ビルト』紙でこれを明確に否定している。
「イタリアのメディアがそんな噂を流しているようですが、ミハエルはこれまでそこから取材を受けたという一度も事実はありません。
ですからまったくの虚報に過ぎません。
彼はいまメルセデスとのこのプロジェクトに100%の情熱を傾けていて、引退など考える余地もまったくないのです」と、フェラーリ時代から同選手を支えたマネージャーは強調した。
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Frank Williams (C)Williams F1
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チームの戦力批判をメディアに開陳したことにより、急速にチーム内の立場が悪化していると伝えられるウィリアムズ・チームのルーベンス・バリチェッロ(39歳:ブラジル)だが、来季残留に向けて頼りはチームの創設者であるフランク・ウィリアムズ氏にあるようだ。
ウィリアムズ・チーム2年目となる今シーズン、しかしマシンの戦闘力不足は明白で、チームを引っ張るエースとしてバリチェッロはしばしば首脳陣と対立する発言を繰り返してきた。
しかしこうした背景が逆にバリチェッロ自身の立場を悪くしたとされていて、せっかくルノー・エンジンという強力な心臓を得ることが決まった2012年シーズン、シートを失うのでは、との見方が広まっているもの。
バリチェッロは「メディアによる誤解報道が原因」と釈明しているが、いま頼りとされるのはすでにチーム代表のポジションから離れたウィリアムズ氏だけとされる。
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1989 Mexico GP (C)Honda Racing
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1992年のメキシコシティ(エルマノス・ロドリゲス・サーキット)を最後にその開催が途絶えているメキシコGPについて、復活開催に向けて動き出していることがわかった。
これはメキシコ経済界の重鎮であるカルロス・スリム氏の子息で、同国のモータースポーツに大きな影響力を持つカルロス・スリム・ドミット氏が明らかにしたもの。
同国では今季小林可夢偉の同僚としてザウバー・チームからセルジオ・ペレス(21歳)がF1参戦を果たしている上に、急速に経済力がアップしていることから以前とは異なる状況にある。
これについてFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長も、「以前メキシコGPが行われていた時とはメキシコはまったく違う国のようだ。
F1開催にはそれなりの費用が掛かるが、もうこの国にそんな障害はないのではないか。
近く私自身、メキシコに趣いてみるつもりだ」と、前向きな姿勢をみせた。
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Romain Grosjean (C)Renault F1 UK
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ロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)エリック・ブイユ代表の言葉から、ここに来て急速にF1復帰の可能性が高まりつつあるロマン・グロージャン(25歳:フランス)だが、その具体的第一歩としてフリー走行セッションへの起用がまず具体化してきた。
それによれば現在グロージャンが参戦しているGP2シリーズが9月11日(日)のモンツァ戦で終了するため、その翌々週に予定されるF1第14戦シンガポールGPで実現する見通しだ。
おそらくはセナの場合と同様、ハイドフェルドのシートになるだろう。
なお、グロージャンは今季のGP2シリーズで、2位のこれまたルノー・チーム等でF1テスト経験を持つベテランのギド・ヴァン・デル・ガルデ(49ポイント)に大差を付けてシリーズ・ランキング首位を走っている。(74ポイント)
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Sebastien Buemi (C)Scuderia Toro Rosso
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本家レッドブル・レーシングとの絡みもあり、その行方に注目が集まる兄弟チーム、トロ・ロッソのシートだが、不安視されるセバスチャン・ブエミ(スイス)はこれを一蹴する発言スペインの『AS』紙にしている。
「僕のシートが危機に陥っているなんて噂は全然真実じゃないよ。
そもそもチームとは最初から2013年末までの契約をしているんだから。
だから今の僕はそんなことに頭を使う必要はまったくないんだよ」と、強調した。
22歳の若手ながら同チームではエースを張るブエミだが、このところは後輩である
ハイメ・アルグエルスアリ(21歳:スペイン)に後れを取るシーンもみられ、一部に来季のシートが危ういのでは、との見方もされている。
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Romain Grosjean (C)Renault F1 UK
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2009年シーズン後半、更迭されたネルソン・ピケ・ジュニアの後任としてルノー・チームで走ったロマン・グロージャン(25歳:フランス)に、再びF1復帰のチャンスが巡ってきたかも知れない。
イタリアの専門誌『アウトスプリント』が伝えたところによれば、ルノー・チームのエリック・ブイユ代表が同選手の今シーズン中の再起用、さらには来季のレースシートをも検討しているというもの。
同チームでは今季エースであるロバート・クビサの負傷欠場によりニック・ハイドフェルドが起用されているが、首脳陣は必ずしもそのパフォーマンスに満足していないと言われ、すでに金曜日のフリー走行ではブルーノ・セナが代わりに走るなど(同チーム伝統の)プレッシャーを掛けている。
なお、グロージャンのパーソナル・マネージャーを担当するのはブイユ代表自身だ。
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Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームはF1が夏休みのいま、避暑地であるドロミテで恒例の夏のイベントを行っているが、ここで会見した同チーム代表のステファーノ・ドメニカリ氏は、将来のドライバー・ラインナップについて興味深い発言をした。
2012年末までとされるフェリッペ・マッサの後任について聞かれた同代表は、噂されているルイス・ハミルトン(マクラーレン)の移籍について「短期的にも長期的にも現実的でない」と否定したうえで、個人的見解としつつも「アロンソのチームメイトには成長しつつある若手ドライバーがふさわしい」と述べた。
具体的には、現在ザウバー・チームで小林可夢偉と走るセルジオ・ペレス(21歳:メキシコ)、そしてフェラーリの育成ドライバーの一人であるジュール・ビアンキ(20歳:フランス)の名前を挙げたという。
なお同代表は以前から「一発の速さが必要」としているが、今季小林可夢偉との予選対決では10戦してペレスの6勝4敗となっている。
(カナダGPはデ・ラ・ロサが出走)
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佐藤琢磨 Image (C)IRL Media
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元スーパー・アグリ等のF1ドライバーで、現在IRL(インディ・レーシング・リーグ)で活躍する佐藤琢磨が、7日(日)行われた第11戦ミドオハイオの決勝レースで、今季最上位となる4位入賞を果たした。
これにより、佐藤のシリーズ・ランキングは12位にアップしている。
インディカー・ミドオハイオ決勝レースの結果はこちら。
なおこの模様は8日(月)午後5時30分からCS放送の「GAORA」で放送される。
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Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
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今季不振と言われながらも、イギリスGPではアロンソが優勝するなど復活の兆しをみせているフェラーリ・チームだが、ここに来て戦いの標的はすでに2012年に移したようだ。
これまでチームは開発継続に力を入れていることを強調、またエースのアロンソも今季のタイトル挑戦を諦めていないと語っていたが、現実は……
同チームのステファーノ・ドメニカリ代表は英『デイリー・テレグラフ』に対し、「われわれがこのところタイトルから遠ざかっているのはいずれもシーズン開幕直後に出遅れてしまったのが要因。
タイトル奪取のためには、早期に次のマシンの開発を進めることが必須だ」と語り、事実上来季マシンに精力を移行する方針を明らかにしたもの。
フェラーリ・チームでは、昨季もアロンソがシーズン後半の9戦で4勝を記録するなど追い上げをみせたが結局タイトル獲得には届かなかった。
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Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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レッドブル・グループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ氏の話から、注目を集めているHRTのダニエル・リカルド(21歳:オーストラリア)だが、それによると来シーズンはレッドブル傘下のトロ・ロッソで走ることになっている。
そうなると現在同チームのドライバーであるブエミ&アルグエルスアリのいずれかはシートを失うことになるが、これについてセバスチャン・ブエミ(22歳:スイス)のほうはその可能性を明確に否定した。
「僕は2013年末までの長期契約を結んでいるんだ。
だからいま他チームのシートを考えるとか、そんな心配は一つもないよ。
いまはこのチームでいかにいい成績を挙げるか、それだけを考えている」と、余裕をみせた。
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Vicky Chandhok (C)Force India F1
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もともと10月開催が予定されていた2012年のインドGPを、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏が4月に移行する考えを示したことに対し、FMSI(インド・モーター・スポーツ連盟)前会長の実力者ヴィッキー・チャンドク氏が疑問を投げ掛けている。
これは英『ロイター』の取材に答えたもので、その中でこのカルン・チャンドクの父親は「エクレストンは4月のインドの暑さを知らないのだろうか。
4月のインドはしばしば気温が40度近くにもなるんだ。
インドにとって理想的なのは10月か11月。
そうでなければ3月がいい。
それでも彼がどうしても4月というなら仕方ないが、われわれは到底お薦めできないね」と、否定的見解を明確にしている。
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フェラーリ・チームを率いるステファーノ・ドメニカリ代表は、現在のF1でトップ3となるドライバーについて、ベッテル(レッドブル)、アロンソ(フェラーリ)、そしてハミルトン(マクラーレン)ら3人の名前を挙げた。
これは英『デイリー・テレグラフ』紙が伝えたものだが、かねがね跳ね馬チームで走ることへの意欲を隠さないハミルトンは、「F1ドライバーなら誰だって紅いマシンで走ることを夢見ているもの。
それは僕だって決して例外じゃないさ。
いずれそういう機会があったなら、ぜひともフェラーリで戦ってみたい」と意欲をみせた。
Fernando Alonso & Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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なお両者は2007年、共にチームメイトとしてシーズンを戦った経緯がある。
ハミルトンのマクラーレンとの契約は2012年末までだが、アロンソのフェラーリとの契約は2016年まで。
もしハミルトンがフェラーリで走る場合には必然的にアロンソとのコンビということになる。
現在フェラーリ・チームのエースであるアロンソと仲が悪いのでは、という噂についても、「アロンソは特別な才能と驚異的な速さを備えたドライバーなんだ。
僕は彼の能力とその姿勢について、常に尊敬しているよ」と、ハミルトンは一蹴した。
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McLaren Team (C)McLaren Group
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今シーズンここまで11戦を終え、コンストラクターズ・ランキング首位のレッドブル・レーシング(383ポイント)から大量103ポイントの差をつけられているマクラーレン・チーム(280ポイント)だが、奇跡の大逆転に向け士気が上がっている。
同チームのマーティン・ウィットマーシュ代表は、「確かにポイント差は大きいが、いまチームの勢いは完全にわれわれにある。
今年のポイント・システムならわずか1戦で最大50ポイントを詰めることができるんだ。
それなら今シーズンまだ8戦も残して103ポイントの差なんて屁ほどでもないさ」と、強気のコメント。
確かに開幕からの8戦で実に勝率7割以上という6勝を記録したレッドブルだが、ここ3戦はフェラーリ1勝、マクラーレンが2勝とすっかり勝利から遠ざかったまま。
勝率は54%台にまで下がる危機だ。
一方マクラーレンはドイツ、ハンガリーと目下2連勝。
夏休みが明けて、果たして勢力図にまた変化があるのか注目だ。
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Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ氏の言葉から、急速に注目を集めているのが今季イギリスGPからカーティケヤンに代わりHRTのシートを得たダニエル・リカルド(21歳)だ。
そのオーストラリア出身の若者は、「僕の当面の目標は(チームメイトである)リウッツィを打ち破ること。
彼には経験があるし、僕はまだ学習中だから容易なことではないと思うけれど自信はあるよ。
今シーズンの最後の数レースではこれを叶えたいと思っているんだ」と、意欲をみせている。
もともとリカルドはレッドブルのジュニア・ドライバー。
上記マルコ氏はリカルドを来季はレッドブル傘下のトロ・ロッソでフル参戦させ、さらに2013年にはウェバーの後任としてレッドブルで走らせたい意向とみられている。
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Mark Webber (C)Redbull Racing
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大半のトップチームでドライバー・ラインナップが落ち着いている中で、唯一喧しくその動向が話題に載っているのが目下最強と目されるレッドブル・レーシング。
ベッテルのほうは安泰であるものの、僚友ウェバーについては先のチームオーダー批判騒動もあって他チームからも注目を集めているものだ。
同選手とチームとの契約は今シーズン末までとされているが、これについてウェバーは、「チームとはまだ契約更新していないけれど、もう僕がサインすればいいだけになっている。
自分の将来については次のベルギーGP(スパフランコルシャン)で決断するつもりだよ」と、残留を示唆している。
ただオーストラリア人ドライバーとしてすでに最多の170戦を戦った(通算6勝)ベテランのウェバー(34歳)だが、その後継に早くも同じ豪州出身のダニエル・リカルド(21歳)の名前が浮上してプレッシャーを掛けている。
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Spa-Francorchamps Pitlane (C)RedBull Racing
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FIA(国際自動車連盟)が示した2014年からの新しいエンジン・レギュレーションでは、エンジン自体が「1.6リッターV型6気筒ターボ」になると同時に、ピットレーンでは電力のみでの走行を義務付けるとしているが、これについてFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表が強く反対している。
「F1は電気自動車なんかじゃない。
だいいちもしもF1マシンが電気モーターだけでピットレーンを走ったらエンジン音がしないので、接近したことがわからずメカニックらを危険な目に遭わせてしまうことだろう。
そんなもの、まるでバレーダンサーにスニーカーを履かせようとするようなものだ」と、英『デイリー・エキスプレス』に吐き捨てた。
またこうしたアイデアについて、発案の当事者は現在のトッド会長ではなく前任者であるモズレー氏であったことも明らかにした。
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Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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今シーズンは全20戦(最終的に19戦)、来シーズンはさらに拡大され全21戦が予定されるなどハードなスケジュールが定着したF1サーカスだが、メカニックらに休養を与えることを目的に、今年も来週から恒例の夏休みに入る。
夏休みは7日(日)から20日(土)までの2週間で、この間は各チーム共にファクトリーが閉鎖されて完全に仕事ができないようになる。
ただ、今は逆にこれを控え、夏休みに入る直前までハードな作業を続けるチームも多いようだ。
夏休み明けの初戦は8月28日(日)、ベルギーGP(スパフランコルシャン)ということになる。
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Rubens Barrichello (C)Williams F1 Team
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2009年のトヨタ以来、プライベート・エンジンであるコスワースでの戦いを余儀なくされている名門のウィリアムズ・チームだが、今シーズンはまだわずか4ポイントのみでランキング9位と低迷している。
しかし同チームのアダム・パール/CEOは、「まだ今シーズンの戦いをあきらめる訳にはいかない」と、檄を飛ばしている。
同チームではすでに来季のパワーユニットとしてルノー・エンジンを確保しているが、それでも今シーズンの成績は金銭的報酬や来季のピット位置など大きく来季の戦いに影響するからだ。
またドライバーについてもベネズエラから多くのスポンサーをもたらすマルドナドについては安泰とみられるものの、ベテランのバリチェッロについては後任にフォース・インディアのスーティルやヒュルケンバーグの名前が浮上するなどまだ流動的とみられている。
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2011~13年の独占F1タイヤサプライヤーであるピレリは、今後3戦のベルギーGP,イタリアGP,シンガポールGPへの供給タイヤコンパウンドを発表しました。
ベルギーにはPZeroホワイト・ミディアム・タイヤとPZeroイエロー・ソフト・タイヤが供給されます。ピレリのホームレースであるイタリアGPにも同じくミディアムとソフトが供給されます。シンガポール市街地サーキットには、PZeroイエロー・ソフト・タイヤとPZeroレッド・スーパーソフト・タイヤが供給されます。
スパフランコルシャン・サーキットは、バラエティに富んだ特性ゆえに、ソフトとハードの良好な妥協点であるPZeroホワイト・ミディアム・タイヤが理想的なサーキットです。例年気温が低いため、PZeroイエロー・タイヤの迅速なウォームアップと即効的なパフォーマンスの発揮も重要な要素になります。
高速のモンツァでは、大きなスペック差のないミディアムとソフトの組み合わせが各チームに様々な戦略の可能性を与えるでしょう。同じスペックが投入された接戦のドイツGPでも同様でした。
市街地サーキットでナイトレースが行なわれるシンガポールは、そのサーキット特性はカナダに似ており、全く異なるレースになります。従って、PZeroイエロー・ソフト・タイヤとPZeroレッド・スーパーソフト・タイヤが選択されました。シンガポールのタイトなレイアウトと変化に富んだ路面で最大限のグリップを発揮させるためです。
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Nick Heidfeld (C)Lotus Renault GP
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ロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)では、先のハンガリーGPで起きたニック・ハイドフェルドの火災事故原因について、「ホイールナットが原因である」との見解を確認した。
これは同チームのアラン・ペルマーネ/チーフ・エンジニアが説明したもので、マシンには左リヤホイールのナットに問題があり、この装着に時間が掛かりすぎたため火災に至ったとのこと。
ピットストップ時、ドライバーは再スタートに備えてエンジンを高回転で維持しているが、一方でストップしたマシンには冷却効果が働かず短い時間で超高温になるという。
この結果、ボディワークが発火し火災に至ったというもので、一部に噂された「KERS」(運動エネルギー回収システム)等のトラブルという説は否定した。
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Robert Kubica (C)Lotus Renault GP
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今シーズン開幕前に参戦したラリーでのアクシデントで重傷を負い、目下復帰に向けてのリハビリテーションが続いているロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)のロバート・クビサ(26歳:ポーランド)について、右手の機能がほぼ回復したとドイツの『ヴェルト』紙が報じている。
それによればクビサの負傷は伝えられていたよりも深刻だった模様で、一時医師団は右腕切断の検討まで行っていたという。
幸い現在は、まだ中指に障害が残るもののほぼ通常の状態まで回復しているということだ。
肝心の復帰の時期を巡ってはまだ流動的で、チーム側とクビサのマネージャーであるダニエーレ・モレッリ氏との間で調整がついていないという。
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2006 USA GP Scene (C)Redbull Racing
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久しく途絶えていたアメリカでのF1は、来シーズンからすでにオースティン(テキサス州:6月17日決勝)で行われることが決まっているが、今度はまた新たにニューヨークでの開催案が浮上していることがわかった。
かつてアメリカでは1970年代から80年代に掛け、「アメリカ西グランプリ」と「アメリカ東グランプリ」とが併催され、隆盛を誇っていた時期がある。
計画しているのはウィーホーケン市と西ニューヨーク市の両市長で、こちらは専用サーキットではなく、かつてのアメリカGPがそうであったように市街地特設コースを予定しているという。
ただ、これについてF1開催を司るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏はコメントしていない。
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Mark Webber (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングでは、同チームのマーク・ウェバー引退時期を巡りいま大きな騒動になっている。
これは元々、同チームでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ氏が「おそらくウェバーのF1活動は2012年が最後になるだろう」とドイツ・メディアに語ったことが発端。
だからレッドブルとしては後任のドライバーを早く手当てすることが必要としたもの。
噂によれば、マルコ氏には現在HRTで走っているダニエル・リカルドが念頭にあるとみられ、来年は傘下のトロ・ロッソで、そして2013年には本家レッドブルで走らせたいというのが本音のようだ。
ただ穿った見方として、ベッテルに近いとされるマルコ氏はベッテルを脅かすようなドライバーはチームメイトにしたくないとされている。
しかしこれが大きな騒動となると、今度はクリスチャン・ホーナー代表が打ち消しに躍起となった。
同代表は「ウェバー(レッドブル)にはまだ十分に競争力があるし、モチベーションもある。
あと3-4年はウチで走ってくれることだろう」と、強調している。
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Paul Di Resta (C)Force India F1
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ハンガリーGPで、一時レースをコントロールしながらも徐々に後退、さらに自身のスピンによるコースアウトで順位を落としたマクラーレンのルイス・ハミルトンは、レース後口にしていた通りフォース・インディアのポール・ディ・レスタに謝ったようだ。
その時後続だったディ・レスタは、ハミルトンとの接触を回避しようとしてコースオフ、大きくタイムロスを喫している。
「確かにあの時は危なかったよ。
ハミルトンにぶつからないように自らスピンすることを選んだから、タイムロスをしたのは事実。
でも、彼はわざとそうした行為をした訳じゃないし、僕のほうは何とも思っていなかったんだけれどね」と、ディ・レスタ。
新人は、世界チャンピオンに謝られて驚いたようだ。
なおハミルトンはこれによりドライブスルーのペナルティーを科せられ4位。
一方、ディ・レスタはその後挽回、自身最高位となる7位入賞を果たしている。
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Yas Marina Circuit Image (C)Brawn GP F1 Team
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現在のレギュレーションではシーズン中のテストが禁止されていることから、とりわけ若手ドライバーの趨る機会が失われているが、今年もこのためアブダビGP終了後、同グランプリの開催地であるヤス・マリーナ・サーキットで行われることがわかった。
これはF1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が明らかにしたもので、日程は11月13日のアブダビGP終了後の11月15日(火)から18日(金)までの4日間。
ただ今年はアブダビGPが最終戦という訳ではなく、この後にブラジルGP(11月27日決勝)があることから極めて異例のスケジュール。
こうした事情はチーム側の取り組む姿勢にも影響を及ぼすのではないかと危惧されている。
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(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月31日、ブダペスト
ハンガロリンクの複雑な天候の下で、マクラーレンのジェンソン・バトンが、同じようなコンディションで行なわれたカナダGPに続き、今季2勝目を挙げました。レース終盤にチームメイトのルイス・ハミルトンがインターミディエイト・タイヤに交換したものの、路面はさほどウエットにはなっておらず、その直後にまたスリックへと戻すため5回目のピットストップを強いられたことで、バトンの勝利は決まりました。
バトンとハミルトンは接戦の優勝争いを演じましたが、タイヤ戦略がその中心となりました。ハミルトンは予選で決勝に向けて新品のスーパーソフト・タイヤを1セット余らせていたのです。
レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは、予選でPZeroレッド・スーパーソフト・タイヤを履きハミルトンを抑えてポールポジションを獲得しました。しかし決勝は路面温度18度、そして断続的に雨が降るダンプ状態でスタートを迎え、全ドライバーがPZeroブルー・インターミディエイト・タイヤを選択しました。
現在のレギュレーションでは、これによってレース中にPZeroイエロー・ソフトとPZeroレッド・スーパーソフトの両スペックを使用する義務はなくなります。しかし、インターミディエイトとスーパーソフトのみで走り切ったのはウイリアムズのパストール・マルドナドだけでした。
レース序盤のスリッパリーなコンディションで、マクラーレンの2台はベッテルをパスしました。彼らは他とは全く異なるタイヤ戦略を採り、バトンは3回ストップで、途中雨が降ってきたにもかかわらず最終スティントの28周をPZeroイエロー・ソフト・タイヤで走り切りました。
46周目には、再び小雨が降ってきました。ハミルトンはスピンを喫し、チームメイトに先行を許してしまいます。その後雨は降り続き、スーパーソフトを履くハミルトンはそのグリップを生かして、4周で4回もトップが入れ替わるバトルの末にトップを奪い返しました。しかしハミルトンはさらに雨が降り続くとみてレッドブルのマーク・ウェバーやメルセデスGPのニコ・ロズベルグのようにギャンブルに出て、50周目にインターミディエイトに交換します。しかしそれが裏目に出てしまいました。
ハミルトンは再びPZeroイエロー・ソフト・タイヤに交換して、ドライブスルーペナルティを受けて6回ものピットストップを強いられましたが、ダンプコンディションの中、4位まで挽回し、今日のレースの見どころを作ってくれました。バトンと同じようにベッテルは3回ストップ作戦で、最後のスティントは29周をソフト・タイヤで走り切り、3.5秒差で2位を手にしました。一方、フェラーリのフェルナンド・アロンソは4回ストップ作戦で3位を獲得しています。
ピレリジャパン・プレスリリース
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Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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レース開始時のウェット路面からドライへ、さらにまた小雨が降り出すという目まぐるしいハンガリーGPのコンディションに振り回された一人がメルセデスGPのニコ・ロズベルグだった。
レース途中に再び雨粒が落ち出すと、ロズベルグはただちにピットインを決断。
いち早くドライタイヤから雨用のインターミディエイトに交換したものの、路面はすぐに乾いてしまったもの。
「確かに天気は僕たちに味方しなかったけれど、それでもなんとか2ポイントを手にすることができた。
これだって去年(リタイヤ)よりはずっとましさ。
夏休みあとにはスパフランコルシャン、モンツァと高速2連戦が続く。
これはメルセデス・エンジンにとって有利とみられるコースだし、楽しみにしているよ」と、ロズベルグ。
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McLaren Team (C)McLaren Group
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一時は大きくレースをリードしながら、結果的にはチームメイトであるバトンが優勝する一方で自身は表彰台にも届かない4位という結果に終わったマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンは次のように振り返った。
「もちろん僕自身の結果については残念だったと言うしかないけれど、バトンの勝利については心からおめでとうと言いたいね。
今日の彼は勝者にふさわしいレースをしたんだから正当な結果だ。
むしろ1-2フィニッシュができなくてチームには申し訳なく思ってる。
直接的にはあのスピンでペナルティを受けたことが大きいし、ディ・レスタには謝りたい。
でも、その前に無線が不調で僕の声がチームに届かなかったことが障害になったと思う」
それでもハミルトン(マクラーレン)はチームの戦闘力が増してきていることに確かな手応えを感じているようだ。
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Nick Heidfeld (C)Lotus Renault GP
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ハンガリーGP決勝レース中、ピットアウト直後にマシンから火が出て緊急ストップ。
そのままリタイヤを余儀なくされたロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)のニック・ハイドフェルドは、その時のことを「怖かった」と、訴えている。
「あの時のピットストップでは、ホイールナットのトラブルで思わぬ時間が掛かってしまったんだ。
そのせいで排気管近くのウェアが過熱して火がついてしまったようだ。
それでも走り出せばすぐに走行の風で消えると思ったんだけど、火はさらに大きくなっているのが見えた。
あわててマシンを止めて飛び降りたんだけど、何かが爆発する音も聞こえたし、正直怖かったよ」
ハイドフェルドはスペインGPのフリー走行時にもやはり小さな火災に見舞われている。
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31日(日)行われたハンガリーGP決勝レースで、一時7位を走行しながらも結局11位フィニッシュ。
目標だったポイント獲得を果たせなかったザウバー・チームの小林可夢偉は次のように語っている。
小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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「ポイント獲得できなかったことがとても悔しい。
ウェット時にもマシンのパフォーマンスは悪くなかったし、ドライタイヤに交換してからもペースは悪くなかった。
レースの大部分ではポイント獲得できるポジションにいたんだけれど、結果的にはそうならなかったよ」
また後退を強いられた原因について、「再び雨粒が落ち始めた時、チームはインターミディエイトに交換するために僕をピットに呼んだんだけど、実際には路面コンディションは改善されつつあったので僕はそうしたくはなかったんだ。
結局、この交換時期が早かったため、最後はタイヤが持たずに3回目のピットストップを強いられてポイントを失うことになったと思う」と説明した。
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Jenson Button (C)McLaren Group
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これまでの圧倒的な勢いがここに来て急速に失われつつある感があったレッドブル・レーシングだが、今回のハンガリーGPでは辛くもベッテルが表彰台を取り戻し、一息ついたようだ。
同チームのクリスチャン・ホーナー代表は今回のレースについて「これだけ目まぐるしくコンディションの変化するレースで勝利するのは、まるでギャンブルに勝つようなものだ。
われわれはこの結果(ベッテル2位、ウェバー5位)に満足しているし、またこの記念すべきレースでバトンが勝ったことに喜んでいるよ。
彼こそ今日のウィナーにふさわしかったんだ」と、ライバルを讃えた。
ただその裏側には、目下チャンピオンシップ・ポイントでベッテル&ウェバーに迫るハミルトン(マクラーレン)でも、またアロンソ(フェラーリ)でもなくランキング5位に過ぎないバトンが優勝したことに安堵しているというのがレッドブル代表としての本音だろう。
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Jenson Button (C)McLaren Group
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F1参戦200戦目の節目のレースを、みごと優勝で自ら祝ったマクラーレン・チームのジェンソン・バトンは、「チームのお陰。全員に感謝したい」と、スタッフの努力を讃えた。
「今日、僕のマシンはどんな難しいコンディションのもとでも戦闘力を失わなかった。
記念すべきレースで勝たせてくれたのはこんな素晴らしいマシンを用意してくれたチームのお陰だ。
全員に心から感謝したい。
また僕のレースエンジニアであるロブソンと共に表彰台に上がったのは今回が初めてでとてもうれしい気分。
F1はこの後夏休みに入るから、十分に休暇をエンジョイして、ベルギーGPにはリフレッシュして戻ってくるよ」
F1の表彰式では優勝者のチームから1人だけスタッフが上がることが許されているが、前回バントの優勝時(カナダGP)はテクニカル・ディレクターのパディ・ロウ氏だった。
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