ペトロフのマネージャー、「ロシアのF1文化定着に不安」
Oksana Kossatchenko (C)Renault F1 UK
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昨年暮れ、バーニー・エクレストン氏とロシアのプーチン首相との間で合意したロシアGP(2014年開催)だが、現在唯一のロシア人F1ドライバーであるヴィタリー・ペトロフ(ルノー)のマネージャー、オクサナ・コサチェンコさんはそれへの不安を『GPアップデート』に吐露した。
「確かにF1の世界で3年ごというのはかなり先の話になります。
でも、ロシアの文化はこれまでのF1を支えてきた西洋の文化とはかなり異なるもので、私は心配を隠しきれないのです。
文化の発展・定着にはメディアの充実が欠かせませんが、例えば歴史あるイギリスに比べてロシアではモータースポーツのメディアというには皆無に等しいのです。
私は、残されたわずかな時間で、ロシアのモータースポーツ文化がF1開催にふさわしいまでレベルアップできるのか、憂慮しているのです」
当初モスクワ開催で画策されていたロシアGPは、プーチン首相の肝煎りで一転冬季五輪と同じく2014年ソチで開催されることになっている。
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