コスワース・エンジン、再びF1撤退の危機?
Cosworth Factory (C)Cosworth Engineering
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かつてF1を席巻した名門レーシングエンジン・メーカーであるコスワースだが、再びF1撤退の危機が迫っているようだ。
2009年、ヒスパニア(現HRT)、ヴァージン、そしてロータスらの新規参戦を促すべく、バーニー・エクレストン氏の肝煎りでF1復帰した形のコスワースだが、力不足のこれら3チームに過度の期待はできず、ひとえにウィリアムズ・チームの活躍に成果は掛かっていたと言える。
しかしロータスが昨年で、頼りのウィリアムズも今年限りでルノーへとスイッチ。
さらに2014年からの導入が決まった新しい「1.6リッターV型6気筒ターボ」の開発も考えると、撤退チームから違約金は支払われるとみられるが、それでも弱小2チームだけへの供給では資金不足は明らか。
2014年の開幕戦で、果たしてコスワース・エンジンを搭載したマシンがグリッドに並ぶのか注目だ。
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