混乱のブロウン・ディフューザー規制、結着みえず
FIA
今回のイギリスGPで最も大きな争点となったのでいわゆるブロウン・ディフューザーへの規制問題だった。
当初、FIA(国際自動車連盟)が示した「ペダルをオフした時のスロットル開度は10%まで」として新規制で始められたが、ルノーでタイトル獲得搭載する側からは「エクゾーストバルブへの冷却が不十分になりエンジンブローの可能性がある」との直訴からいったんは「50%」まで認められたものの、他チームからの抗議から振り出しに戻るなど混迷を極めた。
決勝レース当日の会議でも結論は出ず、大きな火種は今なお残ったままになっている。
現況では、ヨーロッパGP(バレンシア)時点の規制に戻すべき、という意見が多いとされるが、その場合でも次戦ドイツGPまでに合意に至るのは容易ではないとみられている。
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