レッドブル首脳、シーズン中の規則変更に不快感
Helmut Marko (C)RedBull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は次戦イギリスGPから、いわゆるブロウン・ディフューザーの実質禁止を決定、これによりF1勢力図にも変化があるのでは、とみられているが、これを受け名前の上がるレッドブル・レーシングの首脳が不快感を示している。
語ったのは同チームでレーシング・アドバイザーを勤めるヘルムート・マルコ氏で、「正直言って、われわれのマシンはこれを禁止されたことにより1周あたり0.5秒は遅くなることを覚悟している。
ただこれをなんとかエアロダイナミックスのバージョンアップやセットアップの詰め等により吸収すべく対処することを考えている。
しかし、いずれにしてもシーズン途中にこうしたレギュレーション変更が行われるのはフェアでない。
やるならシーズンが終わってからにすべきだよ」と、不満をみせた。
ちなみに前戦ヨーロッパGPでいえば、レース中最速だったベッテル(レッドブル)と2位アロンソ(フェラーリ)とのベストタイム差は0.456秒という絶妙なものだった。
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