現場は反発も、ウェバー(レッドブル)残留の方向
D.Mateschitz & M.Webber (C)Redbull Racing
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イギリスGP決勝レース終盤に出された「チームオーダー指示」により首脳陣への不満を漏らしたレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーに対し、クリスチャン・ホーナー代表ら現場の首脳陣は反発を強めているが、その一方でレッドブル・グループを率いるディートリッヒ・マテシス/オーナーは擁護の姿勢をみせ、一転2012年もレッドブル残留の可能性が出てきた。
これは英『オートスポーツ』が伝えたもので、それによればマテシス/オーナーは、「イギリスGPで最後の瞬間まで攻め続けた彼のドライビング・スピリットを誰が非難できるというのだろうか。
ウェバーは長くこのチームを支えてきたのだし、ベッテル&ウェバーほどわれわれのマシンをうまく操れるドライバーが他にいるとは思えない」と、むしろ讃えている。
2002年に当時のミナルディ・チームからF1デビューを果たしたウェバーは、その後レッドブルの前身であるジャガー・チームに移籍、以来2005-6年にウィリアムズで走った以外はずっとレッドブルで走り続けてきた。
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