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2011年7月

2011/07/31

バトン(マクラーレン)、ハンガリーGPでメモリアルウィン

Jenson Button (C)McLaren Group
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ウェット絡みで目まぐるしく順位を入れ替えたハンガリーGP決勝レースは、これが200戦目の記念レースとなったマクラーレンのジェンソン・バトンが得意のタイヤに優しいドライビングを発揮してみごと自身通算11度目となる優勝を飾った。
今季カナダGPに次ぐ2回目。
またここハンガロリンクでの優勝は2006年に当時のホンダで初勝利した記念の地ということになる。

2位はポールポジションからスタートのベッテル(レッドブル)、3位アロンソ(フェラーリ)、4位は一時レースをリードし続けたハミルトン(マクラーレン)、5位ウェバー(レッドブル)、6位マッサ(フェラーリ)、7位ディ・レスタ(フォース・インディア)、8位ブエミ(トロ・ロッソ)、9位ロズベルグ(メルセデスGP)、そして10位がアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)だった。

例によってオープニングラップで順位を上げたザウバー・チームの小林可夢偉は、他車とのピット戦略の差もあって一時7位を好走したが、結局タイヤが持たずに順位を落とし惜しくもポイント圏外の11位に終わった。
また同僚ペレスもレース序盤に順位を落とし、せっかくのトップ10スタートを活かせなかった。

11位以下は小林可夢偉(ザウバー)、ペトロフ(ルノー)、バリチェッロ(ウィリアムズ)、スーティル(フォース・インディア)、ペレス(ザウバー)、マルドナド(ウィリアムズ)、グロック(ヴァージン)、リカルド(HRT)、ダンブロジオ(ヴァージン)、そしてリウッツィ(HRT)までが完走。
リタイヤとなったのはコバライネン(ロータス)、シューマッハ(メルセデスGP)、ハイドフェルド(ルノー)、トゥルーリ(ロータス)の4台。
ハイドフェルドはピットアウト直後にマシンから出火、一時騒然となった。

ハンガリーGP決勝レースの結果はこちら
ハンガリーGP画像はこちら

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ベッテル、ピレリで今季8回目のポールポジション獲得

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月30日、ブダペスト

選手権をリードするレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが、11戦目にして今季8回目のポールポジションを獲得しました。PZeroレッド・スーパーソフト・タイヤでのポールは、彼にとって今季3回目です。

ベッテルはピレリの中で最も柔らかいスーパーソフト・タイヤで1分19秒815の最速タイムを記録し、彼にとってはハンガリーで2年連続となるポール獲得となりましたが、上位5人が0.5秒以内にひしめきました。

予選を通してタイヤ戦略がカギになり、多くのチームがグリッドポジションよりもPZeroレッド・スーパーソフト・タイヤをセーブすることの方を優先しました。Q1で脱落し18位となったセバスチャン・ブエミは、予選でソフト・タイヤしか使わなかった唯一のドライバーで、明日のレースにスーパーソフト・タイヤを全て残しています。Q2ではウイリアムズのパストール・マルドナドが走行を控え、マクラーレンのルイス・ハミルトンだけがソフト・タイヤでQ3進出を決めました。

Q3では上位勢全員がPZeroレッド・スーパーソフト・タイヤを履き、今週末で初めてハミルトンが1分20秒台の壁を破りました。上位勢のほとんどが2回のランを行ない、非常に緊迫したポール争いとなりました。セッションの終了直前、ハミルトンとベッテルが第1セクターで僅差のタイムを記録し合いましたが、ベッテルが0.1秒差でポールを奪いました。

ハミルトンのシーズン3度目となった予選2位は、今季の自己ベストタイムです。過去25回行なわれたハンガリーGPのうち、16回はフロントロウからの優勝となっており、歴史的に見てもここではグリッドポジションが重要となっています。

ベッテルは金曜の夜にマシンにセットアップ変更を施しましたが、午前中のフリー走行でも最速タイムを記録しています。PZeroレッド・スーパーソフト・タイヤを使い、1分21秒168を記録しました。

ザウバーセルジオ・ペレスはQ3でタイムアタックを行ないませんでしたが、自己ベストの予選結果である10位を記録しました。モナコでもQ3に進出していましたが、その時は事故のためレースに出走できていません。

コンディションは1日を通して暖かくドライで、予選中の気温は23度でした。明日の決勝ではさらに暖かいコンディションが予想されており、ドライのレースになるでしょう。タイヤへの負担も高まることになります。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「今日は今シーズンでも最も緊迫した予選となりました。実に最後まで、最終結果が分かりませんでした。ルイス・ハミルトンがスーパーソフト・タイヤを1セットセーブしたことは、非常に興味深く、彼は明日は少し異なる戦略を採ってくるのかもしれません。ほとんどは3回ストップ作戦になるでしょうが、路面はまだコンスタントに向上しており、明日はさらに長いランが可能になるでしょう。セルジオ・ペレスがトップ10に入ったことも喜ばしいことです。明日は非常に興味深いレースになるでしょう」

ピレリジャパン・プレスリリース

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ポール奪還ベッテル(レッドブル)、「徹夜の作業に感謝」

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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ヨーロッパGP(バレンシア)以来、3戦ぶりにポールシッターの「定位置」を取り戻したレッドブルのセバスチャン・ベッテルは、前夜徹夜でマシン改善に作業したチームスタッフに感謝の意を示した。

「ここ数戦、僕等は方向を見失っていたように感じられたけど、そこにやっと光明が差し込んだ気がする。
昨日はみんなが寝ないで作業を進めてくれたと聞いているけれど、実際マシンはとても良くなった。
そして、彼らにこうして感謝をリザルトで応えることができてほんとうにうれしいよ」

一方、予選6番手に沈んだチームメイトのウェバーは、「僕には「KERS」(運動エネルギー回収システム)がうまくいったりいかなかったりのトラブルがあった。
でも、それがなかったとしてもベッテルのあのタイムには届かなかっただろう」と、脱帽の姿勢をみせた。

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トゥルーリ(ロータス)、改良パワーステアリングに大満足

Jarno Trulli (C)Team-Lotus
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2004年の日本GP以来ここまで全戦に連続出場を果たしながら、先週のドイツGPでは突然の欠場が明らかとなり憶測を呼んだチーム・ロータスのヤルノ・トゥルーリ(38歳:イタリア)だったが、今週のハンガリーGPでは終始チームスタッフに笑顔をみせている。

「今日は残念ながらマシンの最大限を発揮できなかったかも知れないけれど、でも僕は十分に満足しているんだ。
というのもチームが用意してくれた新しいパワーステアリング・システムは、これまでより劇的に改良されているからね、感謝しているよ。
これでマシンの扱いが容易になったし、僕は大ハッピーさ」

トヨタ時代から精細なフィーリングを大切にするトゥルーリにとって、これまでのパワーステアリングには終始不満を示していたが、これがどうやら劇的に改善されたようだ。
同チームのマイク・ガスコイン/チーフ・テクニカル・オフィサーは、「予選結果には十分反映できなかったようだが、トゥルーリが満足してくれたことはチームの努力が報われたことでとてもうれしい」と、こちらも笑顔をみせた。

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小林可夢偉(ザウバー)、「明日はエキサイティングな一日になる」

Sauber Duo (C)Sauber Motorsport
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ハンガリーGPの公式予選で13番グリッドを獲得したザウバー・チームの小林可夢偉は、決勝レースに向け次のように意欲を語った。

「午前のフリー走行で苦しんだことを考えれば、公式予選ではだいぶ良くなったと言える。
ただ、コンディションの変化もあって対応が難しく、Q3進出を逃がしてしまったのは残念だ。
ただここではタイヤのライフが短いと予想されるので明日の決勝レースはきっとかなりエキサイティングなものになるだろうね」

一方、F1で初めてトップ10グリッドからのスタートとなる僚友のセルジオ・ペレスは、「Q3進出を果たしたのはモナコに続いて2度目だけど、あの時はアクシデントで走れなかったから今回はとてもうれしいよ。
今日はこのマシンの最大限のポテンシャルを発揮できたと思う。
明日は必ずやチームにポイントを持って帰りたいね」と、語っている。

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ザウバー・チーム、『MSG』とのスポンサー契約打ち切り

『MSG』logo (C)Sauber Motorsport

29日(金)、ザウバー・チームは同チームのスポンサーであった『MSG(マネー・サービス・グループ)』との契約を終了したことを発表した。

リヒテンシュタインに本拠を置く同社には、詐欺容疑で司直の手が入っていると伝えられていて、こうしたことからザウバー・チームでは早めにけりを付けた模様だ。

ハンガリーGPの舞台ではまだMSGのロゴが掲出されているが、チームではグランプリ終了後すべて取り外すとしている。

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2011/07/30

ハンガリーGPポールは再びベッテル(レッドブル)の手に

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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ハンガリーGPのポールポジションは、結局復活を遂げたベッテル(レッドブル)が獲得した。
前夜、深夜までマシン調整に挑んだチームの努力が功を奏した形だ。
ベッテルのポールはヨーロッパGP(バレンシア)以来の3戦ぶり。
今季8回目で、自身通算23回目の快挙となる。

2番手は最後のアタックの最終コーナーでミスをして届かなかったマクラーレンのハミルトン。
3番手もマクラーレンのバトン、フェラーリ勢はマッサ4番手、アロンソが5番手となった。
マッサが予選でアロンソを打ち負かしたのは今シーズン初ということになる。
ここ2戦連続ポールだったウェバー(レッドブル)は6番手に沈んだ。
7番手ロズベルグ(メルセデスGP)、8番手スーティル(フォース・インディア)、9番手シューマッハ(メルセデスGP)、そしてペレス(ザウバー)が10番手。
タイムアタックしてもおそらくは順位を上げることが望めなかったペレスは、形だけのコースインでタイム計測することなく予選Q3を終えた。
ペレスはこれにより明日の決勝レースでのタイヤ選択が自由ということになる。

ハンガリーGP公式予選の結果はこちら
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予選Q2、ペレス(ザウバー)Q3進出も小林可夢偉は脱落

予選Q2は上位陣も多くはオブションタイヤを装着してのタイムアタックが行われたが、多くは1回だけに留めタイヤ温存を狙った。
最高タイムはアロンソ(フェラーリ)の1'20.262、続いてバトン(マクラーレン)、ウェバー(レッドブル)、ベッテル(レッドブル)、マッサ(フェラーリ)、ハミルトン(マクラーレン)、ロズベルグ(メルセデスGP)、シューマッハ(メルセデスGP)、スーティル(フォース・インディア)、そしてザウバーのペレスがみごとQ3進出を果たした。
ペレスのQ3進出はモナコGPに続いて今季2度目。
一方、小林可夢偉はタイムが伸びず、Q2で望みを絶たれた。

脱落したのはディ・レスタ(フォース・インディア)、ペトロフ(ルノー)、小林可夢偉(ザウバー)、ハイドフェルド(ルノー)、そしてウィリアムズのバリチェッロ&マルドナド。
ウィリアムズはバリチェッロはオブションタイヤでアタックしたものの、マルドナドのほうは結局1周も走らず、3セットのオブションタイヤをすべて決勝レースに向け温存した模様だ。

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予選Q1、アロンソ(フェラーリ)首位、ザウバー勢もQ2へ

ハンガリーGP予選Q1は、上位陣がプライムタイヤ1回の走行でオブションタイヤを温存する中、中団グループは作戦が分かれた。

トップで通過したのはアロンソ(フェラーリ)、続いてハミルトン(マクラーレン)、ベッテル(レッドブル)、バトン(マクラーレン)、マッサ(フェラーリ)、ウェバー(レッドブル)、スーティル(フォース・インディア)、シューマッハ(メルセデスGP)、ディ・レスタ(フォース・インディア)、ロズベルグ(メルセデスGP)の順。

オブションタイヤを投入したザウバーはペレス12番手、小林可夢偉は15番手で通過。
ウィリアムズ・チームはオブションタイヤ温存でバリチェッロ&マルドナド共に通過を果たした。

ここで脱落したのはグリッド5番降格のペナルティが決まっているブエミ(トロ・ロッソ)、コバライネン(ロータス)、トゥルーリ(ロータス)、グロック(ヴァージン)、リウッツィ(HRT)、リカルド(HRT)、そしてダンブロジオ(ヴァージン)の7台。
上位がオブションタイヤを使わなかったこともあり、このセッションでの107%は1'27.288で、全車クリアした。

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フリー走行3回目はベッテル(レッドブル)が巻き返す

公式予選を前に、最後のフリー走行3回目セッションが30日(土)午後行われた。
路面は完全なドライコンディション。
終盤にはいよいよ上位チームもオブションタイヤ(スーパーソフト)を装着してのタイムアタックが行われている。

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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ここでトップに立ったのは復活の兆しをみせるレッドブルのベッテルで、1'21.168までベストタイムを削り取った。
これに続いたのはアロンソ(フェラーリ)でベッテルとは0.301秒差。
3番手はバトン(マクラーレン)でここでも3強が凌ぎを削っている。
以下、4番手ウェバー(レッドブル)、5番手マッサ(フェラーリ)、6番手ロズベルグ(メルセデスGP)、7番手は最後のアタックがうまくいかなかったハミルトン(マクラーレン)、8番手シューマッハ(メルセデスGP)、9番手ペトロフ(ルノー)、そして10番手がディ・レスタ(フォース・インディア)だった。

ザウバー・チームはペレスが12番手、小林可夢偉は13番手で思ったほど上位には食い込めなかった。
このセッションでの107%は1分26秒849というもので、ダンブロジオ(ヴァージン)、リカルド(HRT)、グロック(ヴァージン)、そしてリウッツィ(HRT)の4台がこれをクリアできなかった。

ハンガリーGP:フリー走行3回目の結果はこちら
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ハミルトン、ピレリでハンガリーの最速タイムを記録

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月29日、ブダペスト

最大グリップを得るため各マシンが最大限のダウンフォースを積んで走るタイトでツイスティなハンガロリンクの初日は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録しました。

ハミルトンは金曜の両セッションともに最速タイムを記録しています。午前中はPZeroイエロー・ソフト・タイヤ、午後はPZeroレッド・スーパーソフト・タイヤでの記録でした。1日の最速タイムはPZeroレッドによる1分21秒018で、2位のフェラーリのフェルナンド・アロンソよりも0.2秒速いタイムでした。午前中のタイム差もほぼ同様でした。

全長4.381kmのサーキットは1日を通してラバーが乗るにしたがって速くなっていきました。朝は曇っていましたが、気温は22度まで上がりました。

各チームは2回のセッションで、様々な燃料搭載量におけるソフトとスーパーソフトの差を確認しました。同条件であればスーパーソフトとソフトの差は1秒以下でしかなく、どちらのコンパウンドもこのタイトでツイスティなサーキットに互角に適合していることが証明されました。同条件で正確な比較を行なうため、上位ドライバーの中には2回目のセッション終盤までソフトとスーパーソフトを交互に履くケースもありました。数多くの低速コーナーからの立ち上がりで求められるトラクションがリアタイヤに大きな負荷をかけてしまう特徴を持つこのサーキットでは、特にリアのデグラデーションが注目されました。

ここで収集したデータは明日の予選戦略を決定する上で生かされます。いつピットストップを行なうか、どれだけ暑いコンディションになるかを考えた上で、ドライバーはソフトかスーパーソフトのどちらでレースをスタートする方が良いかを考慮します。明日はドライになることが予想されており、週末はさらに暑いコンディションになるはずです。

ピレリジャパン・プレスリリース

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ベッテル(レッドブル)、包帯で「みんな大騒ぎしたがるね」

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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ハンガリーGP初日のフリー走行を、1回目セッション2番手、2回目セッションでは5番手タイムでスタートしたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは、次のように語った。

「クルマのフィーリングはだいぶ改善されたように思うけれど、まだ去年のような状況ではないね。
ライバルよりも前に出るためには、まだまだ自分自身のパフォーマンスを上げる必要があるよ。
それにしても、なんでみんな手の包帯のことを聞くんだ?
別にたいしたことじゃない。ほんと、みんな大騒ぎしたがるよね」

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小林可夢偉(ザウバー)、「ニュルブルクリンクよりも感触いい」

Sauber Duo (C)Sauber Motorsport
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前戦ドイツGP(ニュルブルクリンク)では、痛恨の予選Q1敗退となったザウバー・チームの小林可夢偉だが、今週のハンガリーGPでは初日11番手とまずまずの出だしとなった。

「マシンはニュルブルクリンクの時よりもいい感じだね。
とはいえ、「当面の敵」であるフォース・インディアを打ち破るのは難しい気がする。
今日のフィーリングではオブション(スーパーソフト)タイヤよりプライムのほうが委員だけど、明日の予選ではこの辺りを詰めないといけないだろうね」

タイヤについてはチームメイトであるセルジオ・ペレスも同意見。
またジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターは、「今日は雨も予想してプログラムを組んでいたんだが、雨は降らなかったし逆に路面温度は上昇していった。
ただ、これはわれわれが予想する日曜日のコンディションに近いので有益だったけれどね。
それでもラップタイムを改善するため、明日はもっと努力が必要だ」と、語っている。

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ハンガリーGPのスチュワードにはアラン・マクニッシュ氏

Allan McNish (C)Panasonic Toyota Racing
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今回のハンガリーGPでのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)には、元トヨタ・チームのF1ドライバーであるアラン・マクニッシュ氏(41歳:イギリス)が指名されている。

マクニッシュ氏は2002年シーズンの1年間のみトヨタ・チームからF1に参戦、予選は13位、決勝レースではスペインGPの8位が最高と振るわなかったが、開発ドライバーとしてはマクラーレンやルノーでも貢献、さらにスポーツカーレースではルマン24時間レースで2度総合優勝を果たすなど活躍した。

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2011/07/29

フリー走行2回目もハミルトン、可夢偉は11番手

Lewis Hamilton (C)McLaren Group

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ハンガロリンクで行われたハンガリーGPのフリー走行は、2回目セッションも天候はすっきりとせず曇天の下。
終盤には各チームともピレリのスーパーソフトを装着、タイムが削られた。
トップタイムを記録したのは午前に続いてマクラーレンのハミルトンで、ベストタイムは午前より2秒以上も短縮して1'21.018を記録。

2番手にはアロンソ(フェラーリ)、3番手バトン(マクラーレン)、4-5番手にレッドブルのウェバー&ベッテル、6番手マッサ(フェラーリ)、そして7-8番手にメルセデスGPのロズベルグ&シューマッハと、上位の陣容は午前とほぼ同じ。
さらに9-10番手にフォース・インディア勢のディ・レスタ&スーティル。
ザウバー・チームも小林可夢偉&ペレスが11-12番手で続いてみせた。

マシンを取り戻したハイドフェルド(ルノー)は14番手。
ペトロフの17番手を上回った。
またこのセッションでの107%タイムは1'26.689で、グロック&ダンブロジオのヴァージン勢、リカルド&リウッツィのHRT勢がこれをオーバーした。

ハンガリーGP:フリー走行2回目の結果はこちら
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ハンガリーGPフリー1回目はハミルトン(マクラーレン)最速

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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珍しく雨に見舞われたハンガリーGPだったが、F1のフリー走行が開始される頃にはほぼ路面も乾き、ドライタイヤでの走行で最後まで行われた。
なお今回、この低速コースにピレリが持ち込んだのはモナコGPと同じスーパーソフト・コンパウンドとソフト・コンパウンドの2種類。

1時間半のセッションが残り約30分となったところで、ここ2戦連続ポールポジションのウェバー(レッドブル)が縁石に足を取られてスピン、コースアウト。
マシンはウォールに接触してフロントノーズを大破してしまった。

結局このセッションでトップタイムを記録したのはマクラーレンのハミルトンで、1'23.350。
これに続いたのはベッテル(レッドブル)、アロンソ(フェラーリ)、ウェバー(レッドブル)、バトン(マクラーレン)、そしてマッサ(フェラーリ)という3強6人のドライバー。
さらにメルセデスGPのロズベルグ&シューマッハが続いた。
9番手はペレス(ザウバー)、10番手がペトロフ(ルノー)、ペレスの同僚小林可夢偉は11番手だった。

ロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)でハイドフェルドのマシンをドライブしたブルーノ・セナは「KERS」(運動エネルギー回収システム)、DRS(可変リヤウィング)共に初体験にも関わらず15番手と健闘。
最後尾はHRTのダニエル・リカルドで、このセッションでは唯一トップから107%以内に入ることはできなかった。

ハンガリーGP:フリー走行1回目の結果はこちら
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タイヤから見たハンガリーGP

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月28日、ブダペスト

ハンガロリンクはF1カレンダーの中で最も低速なパーマネントサーキットです。スロットル全開時間は1周のうち10秒ほどでしかなく、加えて今週末は断続的に雨になる可能性も高いと予報されており、複雑なレースになりそうです。さらに今年コースは僅かに改修されており、安全上の観点からターン3と8,9のグラベルが舗装のランオフエリアに置き換えられています。

ハンガロリンクはドライバーにとって非常に厳しいレースで、昨年のマーク・ウェバー、2008年のヘイキ・コバライネン、1990年のティエリー・ブーツェンの3人以外の勝者は全て世界チャンピオン経験者です。また、過去にウエットレースは2006年の1度しかありませんが、今年はその記録も塗り替えられそうです。それでは、タイヤから見たハンガロリンクの重要なコーナーをチェックしていきましょう。

サーキットについて:
全長4381mのハンガロリンクは路面がダスティで滑りやすく、通常は気温が高くなりコクピット内が50度以上に達することが特徴です。

ピレリはハンガリーGPにPZeroイエロー・ソフトとPZeroレッド・スーパーソフトを持ち込みましたが、これは非常にスリッパリーで路面のグリップの低さに対応するためです。

ターン2は最もチャレンジングなコーナーのひとつです。2速ギアで僅かに100km/h程度で通過するコーナーですが、コーナーのアウト側の方が低くなっており、アンダーステアが出やすく、コーナーの出口に行くほどそれが酷いのです。さらにコーナー途中にあるバンプに対応しながらクルマを支えるために、右フロントタイヤには大きな仕事が要求されることになります。

サーキットの中盤には、ターン6~7のシケインを含めて高速コーナーが次々と連続するセクションがあります。ここでは縁石がレーシングラインの一部として活用されます。そのためタイヤには800kg以上もの力がかかり、激しい振動がF1マシンのサスペンションの一部であるタイヤによって受け止められます。

サーキットの終盤は非常に厳しいセクションです。最後から2番目には鋭い左コーナー(ターン13)があり、低速のため発生するダウンフォース量が少なくなって、タイヤのメカニカルグリップでコーナリングしていかねばなりません。

コーナーの入り口でどれだけクルマの向きを変え、出口でエンジンパワーを最大限に活用してトラクションを得られるかは、すべてタイヤコンパウンドにかかっているのです。

ピレリジャパン・プレスリリース

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フォース・インディアのドライバー決定は年末

Force India Trio (C)Force India F1
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ザウバー・チームが早々と来季のドライバー・ラインナップを決定したのに対し、同じ中堅チームであるフォース・インディアは今年の年末までドライバー・ラインナップを決定しないことを逆に発表した。

同チームでは現在エイドリアン・スーティル(28歳:ドイツ)&ポール・ディ・レスタ(25歳:イギリス)というコンビで戦っているが、一方でリザーブドライバーであるニコ・ヒュルケンバーグ(23歳:ドイツ)の昇格も噂されていてまだ調整がついていない模様だ。

同チームのヴィジャイ・マルヤ代表は、「まだシーズン真っ只中だ。
われわれは結論をそう急いではいない」と語り、ザウバーの姿勢とは好対照をみせた。

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フォルクスワーゲン、2018年のF1参戦を検討?

Wolfgang Duerheimer (C)Volks Wargen Motorsports
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再三F1参戦を噂されながらも、これまで常にこれを否定し続けてきたフォルクスワーゲン社だが、新たに同社のモータースポーツ部門責任者に就いたウルフガング・デュルハイマー/ディレクターは、2018年のF1参戦可能性を示唆した。

これは地元ドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が報じたもので、元々スポーツカーの名門ポルシェ社の研究開発担当役員だった同氏は、フォルクスワーゲン・ブランドでのF1参戦に高い関心を示しているのだという。

F1では結局2014年シーズンからの新規定「1.6リッターV型6気筒ターボ」導入を決定したが、本来その前年から4気筒エンジン導入を計画したのはFIAがフォルクスワーゲンの参戦を念頭に置いたものだったとされている。

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ザウバー・チーム、小林可夢偉&セルジオ・ペレスの残留発表

小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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28日(木)、ザウバー・チームは2012年も小林可夢偉(24歳)&セルジオ・ペレス(21歳:メキシコ)という現在のドライバー・ラインナップを継続することを正式発表した。
これにより小林可夢偉はこのスイスのチームで3シーズン目、またペレスのほうは2シーズン目を迎えることになる。
同チームのペーター・ザウバー代表はかるて現在の2人のドライバーに満足していることを漏らしていて、いずれも契約上のオブション権を行使した模様だ。

小林可夢偉はこれについて、「ザウバーでもう1年ドライブできることを誇りに思う。
僕を信じてくれたペーター・ザウバー代表やモニシャ・カルテンボーン/CEO、そしてチームのメンバーたちに感謝している」と語った。

今シーズン、非力なマシンながら連続入賞を続けた小林可夢偉については他チームからの評価も高く、有力チームへ移籍の可能性も報じられたが、現実には各チームともドライバーの変動がなく、行き場は見出せないのが実情だった。

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2011/07/28

ドイツGP(ニュルブルクリンク)、記録的大赤字

Nurburgring (C)Mercedes Motorsports
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先週末行われたニュルブルクリンクでのドイツGPは、これまで独走を続けてきたレッドブルのベッテルを尻目にハミルトン(マクラーレン)、アロンソ(フェラーリ)、そしてウェバー(レッドブル)3者によるバトルが最後まで繰り広げられるなど熱戦が伝えられたが、その一方でイベトンは記録的赤字を記録したことがわかった。

地元ドイツの『DPA』通信が伝えるところによれば、今回のグランプリで主催者は1,350万ユーロ(約15億1千万円)もの赤字を報告しているが、その一方でFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に支払う契約開催料はバーニー・エクレストン氏との間で2,000万ユーロ(約22億4千万円)にも達していて、今後の継続開催に暗い影を投げ掛けているのが事実だ。

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ハイドフェルドのシートにグロージャンの名前浮上

Romain Grosjean (C)Renault F1 UK
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先にニック・ハイドフェルドに対するロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)代表エリック・ブイユ氏の評価が低いことが報じられ、場合によってはシーズン中の交代もあるのでは、と伝えられたが、今度はさらに具体的な名前がフランス国内で上げられている。

浮上しているのは、2009年後半に当時のルノー・チームでF1参戦したロマン・グロージャン(25歳:フランス)。
一時はザウバー・チーム移籍の話もあったグロージャンは、現在ピレリタイヤの開発ドライバーを務めている。

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クルサード氏、ドイツGPでのベッテルに「辛口評価」

D.Coulthard & S.Vettel (C)RedBull Racing
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元レッドブル等のF1ドライバーで、現在はF1放送で解説者を務めるデビッド・クルサード(40歳:イギリス)氏が、ドイツGP決勝レースでのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)のパフォーマンスに辛口評価を与えて注目を集めている。

「ベッテルは確かに類い希な能力を持つF1ドライバーだが、今回のドイツGPでは評価を高めるチャンスを逸したね。
いや、逆に評価を下げてしまったかも知れないよ。
彼の勝利のほとんどは予選でポールポジションを得て、そのまま逃げ切るというものだ。
ほんとうに速いドライバーなのであれば、今回のようにフロントロウを逸しても後方からオーバーテイクして優勝できた筈だ。
しかし彼はレース中、終始マッサ(フェラーリ)を抜くことが出来ず、結果的に前に出たのはピットストップによってのものだったからね。
ベッテルがほんとうに歴史に名を残すドライバーであるかどうかは、今後のレースでのパフォーマンスに掛かっているだろう」

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2011/07/27

ヤルノ・トゥルーリ、チーム・ロータスと契約延長主張

Jarno Trulli (C)Lotus Racing
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先のドイツGPではリザーブドライバーであるカルン・チャンドクとの交代を命ぜられ、来季シートは危ないのでは、とも伝えられたチーム・ロータスのヤルノ・トゥルーリ(37歳:イタリア)だが、イギリスの『PAスポーツ』は同選手がさらに1年間チーム・ロータスとの契約を延長したと報じた。

繊細なフィーリングを重要視するトゥルーリは、チームが導入したパワーステアリングの感触に不満を示していたということで、かねてチームとの軋轢が伝えられていた。
チームではまだこの件について公式発表していないが、何らかの解決策が約束された可能性もある。

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メルセデスGP、タイトル奪取に向け体制強化

Mercedes GP Factory Image (C)Mercedes Motorsport
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1955年以来のルワークスとして、満を持してフF1にカムバックしたメルセデスGPだが、昨シーズンに続き今季ももはやタイトル奪取からはほど遠い状態だ。
こうした状況を打ち破るため、同チームはスタッフを現在の450人体制から一気に100人増の550人体制に強化する方針を明らかにした。

これは本拠地ドイツの『ビルド・ツァイトゥング』紙が報じたもので、これによりメルセデスGPはフェラーリらと同様、F1でも最大の規模になるという。
その裏にはロス・ブラウン代表が「現在の能力がこのマシンの最大のポテンシャル」と訴えるように、チーム根本からの改革が求められていることがありそうだ。

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ハイドフェルドへの評価厳しく、ルノーのシート喪失も?

E.Boullier & N.Heidfeld (C)Renault F1 UK
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今シーズン、開幕前に負傷したロバート・クビサの代役としてロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)のシートに座ったニック・ハイドフェルドだが、新人のペトロフとほとんど変わらないパフォーマンスに、首脳陣は評価を厳しくしているという。

フランス国内のメディアが伝えるところによれば、同チームのエリック・ブイユ代表は「われわれはレースでのパフォーマンスをペトロフに頼っている。
ハイドフェルドには以前のクビサ同様、リーダーシップを求めていたのに彼にはそれは無理なようだ」と発言しているという。

今週のハンガリーGPフリー走行ではブルーノ・セナが出走することがすでに発表されているが、それがペトロフのマシンではなくエースである筈のハイドフェルドのマシンであるというのも、同選手に対するプレッシャーであると報じている。
セナのパフォーマンス如何では、シーズン途中での交代もあり得そうだ。

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2011/07/26

ソフトとスーパーソフト、初の酷暑に臨む

(C)Pirelli Motorsport
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2011年 ハンガリーGP

グランプリ概要:

シルバーストンとニュルブルクリンクでの高速コーナーと肌寒い気候の後、ハンガリーのブダペスト郊外に位置するタイトでツイスティなハンガロリンクでは、例年酷暑となるためピレリのPZeroタイヤにとっては過酷な条件となります。8カ月という短い期間で完成したハンガロリンクは、東ヨーロッパでは初めて1986年からF1を開催しています。

以来、このサーキットは非常に高い知名度を誇っていますが、グランプリ以外ではほとんど使用されていません。この点がこのサーキットの最大の特徴で、ダスティでスリッパリーな路面にはレース週末の間に急激にラバーが乗っていき、これによってグリップレベルが大幅に向上します。これこそ、ピレリがPZeroイエロー・ソフト・タイヤとPZeroレッド・スーパーソフト・タイヤをハンガロリンクに投入する理由なのです。16のコーナーはいずれもタイトで狭く、平均速度も低く、モンテカルロに似ています。従ってピレリのPZeroタイヤの中ではよりソフトなタイヤが理想的なのですが、スーパーソフトが非常に暑いコンディションで使用されるのは初めてのことになります。

ブダペストでは先週末は雨が続いていましたが、今週末のレース時の気温は26~27度ほどになると予想され、ドライバーはタイヤをいかにいたわるかを考えなければなりません。ハンガロリンクはモナコのようにオーバーテイクが難しいことでも知られているため、どのチームもタイヤ戦略を巧みに使って順位を上げようとしてくるはずです。間違いなく、それがこの週末の焦点になるでしょう。

サーキットは自然の盆地のようなところにあるため、全体の約80%が直に見渡すことができ、多くのアクションを見ることができます。

今週のレースでは金曜フリー走行に追加タイヤは供給されず、週末に使用できるタイヤは1ドライバーあたり通常の11セットのままとなっています。

ピレリジャパン・プレスリリース

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バトン&ロズベルグ、それぞれ記念のF1に意欲

今週のハンガリーGPで、マクラーレンのジェンソン・バトン(31歳:イギリス)が自身通算200戦目、またメルセデスGPのニコ・ロズベルグ(26歳:ドイツ)も自身通算100戦目となる記念すべきグランプリをそれぞれ迎える。

Jenson Button (C)Williams F1
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バトンがF1デビューしたのは2000年のオーストラリアGPでフランク・ウィリアムズ氏に大抜擢されてのものだったが、まだ20歳になったばかりのうえにF3しかレース経験がなく、当時はかなりの批判を浴びた。
一方、ロズベルグのほうも2006年同じくまだ20歳の時にやはりウィリアムズ・チームからF1デビューを果たした。
言うまでもなく元F1チャンピオン、ケケ・ロズベルグ氏の子息。

最高位はバトンが1位(10回)、ロズベルグのほうは2位が最高位。
なお、バトンは2005年のアメリカGPをチームの意向で欠場しており、予選参加としては今回が201回目になる。

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レッドブル、今週のハンガリーGP時にもウェバー残留発表か

Redbull Duo (C)RedBull Racing
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もともと今シーズン末が契約期限で、先の「チームオーダー批判発言」からその去就に注目が集まっていたレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーについて、今週末のハンガリーGP時にも残留の発表があるのではないかということだ。

これを報じたのはフィンランドの『ツルン・サノマット』紙で、このところチームメイトであるセバスチャン・ベッテルを凌ぐパフォーマンスをみせつつあるウェバーの残留について、クリスチャン・ホーナー代表の言葉として「私にはこれを変更する理由が見当たらない」を紹介、現在のドライバー・ラインナップが継続される見通しを伝えている。

継続となれば、両選手による同チームのラインナップは2009年以来4シーズン目ということになる。

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ブルーノ・セナ、ハンガリーGPフリー走行に復帰

Bruno Senna (C)Lotus Renault GP
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昨年最終戦アブダビGPを最後にF1から遠ざかっていたブルーノ・セナ(27歳:ブラジル)が、次戦ハンガリーGPのフリー走行セッションにロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)から参加することがわかった。

セナが担当するのは29日(金)午前に行われる1回目セッションで、同チームのレギュラードライバーであるニック・ハイドフェルドに代わって『R31』のステアリングを握ることになる。

これについてセナは、「ハンガリーGPにルノーのような大きなチームから走ることが決まってとても興奮している。
コースも良く知っているし、R31についてもこれまでに学んでいるのでチームのために貢献できるよう努力したい」と、語っている。

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2011/07/25

ハミルトン、ニュルブルクリンクで今季2勝目を挙げる

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月24日、ニュルブルクリンク

ドイツGPではマクラーレンのルイス・ハミルトンが2011年シーズン2回目の勝利を飾りました。自身通算16度目の優勝で、彼にとってはニュルブルクリンクで初めてのポイント獲得でもありました。60周で争われたスリリングなレースでは何度も激しいトップ争いが繰り広げられ、フェラーリのフェルナンド・アロンソが2位、ポールポジションからスタートしたレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが3位となりました。

全ドライバーがPZeroイエロー・ソフト・タイヤで臨んだスタートで、ハミルトンはウェバーを抜き去りました。14周目に先にピットインしたウェバーはソフト・タイヤに交換し、3台で接戦を演じていたハミルトンとアロンソを逆転してトップを奪い返しました。

ウェバーは2度目のピットストップも他の2人よりも早い30周目に行ないましたが、ハミルトンは翌周すぐにピットインをしてウェバーと並ぶようにしてコース復帰を果たし、ターン1でギリギリのバトルの末に再びリードを奪いました。アロンソも32周目に同じ戦略を採りましたが、際どい争いを制したハミルトンが再び前に立ちました。

上位3人は3回のピットストップを行ない、最初の3回のスティントはソフト・タイヤ、最後のスティントにPZeroホワイト・ミディアム・タイヤを履くという同じ戦略を採りました。気温13度という寒いコンディションでは、ソフト・タイヤはミディアム・タイヤよりも1周1秒以上速くなると予想されていました。さらには雨の可能性もあり、どのドライバーもできるだけ長くPZeroイエロー・ソフト・タイヤで走り続ける戦略を採ったのです。

ハミルトンは残り9周の時点で、他のドライバーよりも先に最後のピットストップを行ないミディアム・タイヤへと履き替えました。アロンソはその2周後にピットに向かいましたが、作業を終えてコースに復帰すると、素早くミディアム・タイヤからレーシングスピードを引き出すことに成功したハミルトンの後塵を拝することになってしまいました。エイドリアン・スーティルは2回ストップ作戦の最上位で、母国レースで今季最高位となる6位を獲得しました。

ピレリジャパン・プレスリリース

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小林可夢偉(ザウバー)、「ポイント獲得には満足」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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17番手という今季ワースト2となるスタートながら、みごと9位フィニッシュ、カナダGP以来となるポイント獲得を果たしたザウバー・チームの小林可夢偉は、次のようにレースを振り返った。

「もちろんこうしてまたポイントを獲得できたことには満足している。
スタートがうまくいったし、レース中にもウィリアムズらをオーバーテイクすることができたからね。
今回はピットストップ戦略もうまくいったし、チームが最高の仕事をしてくれたよ。
でもシューマッハ(メルセデスGP)だけはストレートスピードが速過ぎてかわすことができなかったけど」

またこの結果についてペーター・ザウバー代表は「われわれのスタート位置を考えれば、今日のこの結果は満足できるものだ」と讃え、またジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターも「今週末は終始苦しい状況が続いたが、最後にこうして可夢偉が二つのポイントを獲得してくれたのは素晴らしいことだ。
この難しい状況で、彼はとてもいい仕事をしたね」と評価した。

ただ、「再びわれわれのパフォーマンスを取り戻すため、次戦に向けてはやるべき仕事が山ほどある」と、引き締めてもいる。
その次戦ハンガリーGPはもうこの週末だ。

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ブエミ(トロ・ロッソ)、次戦グリッド5番降格ペナルティ

S.Buemi & F.Tost (C)Scuderia Toro Rosso
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ドイツGP公式予選で、燃料規定の違反により予選タイム剥奪(グリッド最後尾)のペナルティを科せられたスクーデリア・トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミ(22歳:スイス)だが、今度は次戦ハンガリーGPでもグリッド5番降格のペナルティを科せられることとなった。

これはドイツGPのレーススチュワード(競技審査委員)が明らかにしたもので、それによれば今回の決勝レース中の9周目、ハイドフェルド(ルノー)とのアクシデントでの責任を問われたもの。
この接触でブエミは右リヤタイヤの損傷、ハイドフェルドのほうはリタイヤに追い込まれた。

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ヴァージン・レーシング、グロックとの契約長期延長

Timo Glock (C)Virgin Racing
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ドイツGPの会場ニュルブルクリンクで、ヴァージン・レーシングは同チームのティモ・グロック(28歳:ドイツ)との契約をさらに延長することを明らかにした。

公式発表では契約期間について明確にしていないが、グロック本人が自身のサイトで「3年間」としていることから、2014年末までという長期のものとみられる。

2004年のカナダGPで当時のジョーダン・チームからF1デビューを果たしたグロックは、その後2008年からトヨタ・チームで走ったことで日本にも馴染み深い。
最高位は2008年のハンガリーGPと2009年シンガポールGPでの2位。

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2011/07/24

ドイツGP優勝はマクラーレンのハミルトン!

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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スタート前の雨で一部ウェット部分はあったものの、終始ドライタイヤで戦われたドイツGPは、フロントロウ・スタートのウェバー(レッドブル)&ハミルトン(マクラーレン)、そして4番手スタートだったアロンソ(フェラーリ)ら3人のバトルとなり、何回も順位を入れ替えたが、結局ハミルトンが優勝。
ハミルトンの優勝は中国GPに次ぐ今季2勝目、自身通算16度目の勝利となった。

2位には3.9秒差でアロンソが入ったが、ゴール後ガス欠でマシンはストップ、3位に入ったウェバーのサイドに便乗しての、最近では珍しい凱旋シーンとなった。
今季初めて3番手からスタートとなったベッテル(レッドブル)は、これまた今季初めての4位フィニッシュ。
ベッテルの姿が表彰台にないというのは昨年の韓国GP以来の珍事となった。
5位マッサ(フェラーリ)、6位スーティル(フォース・インディア)、7-8位にメルセデスGPのロズベルグ&シューマッハ、9位ザウバーの小林可夢偉、そして10位がルノーのペトロフだった。
17番手スタートだった小林はオープニングラップから着実に順位を上げ、第7戦のカナダGP以来途絶えていた入賞を再び果たした。

以下、11位ペレス(ザウバー)、12位アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、13位ディ・レスタ(フォース・インディア)、14位マルドナド(ウィリアムズ)、15位ブエミ(トロ・ロッソ)、16位コバライネン(ロータス)、17-18位ヴァージンのグロック&ダンブロジオ、19位リカルド(ヒスパニア)、20位チャンドク(T-ロータス)と、ここまでが完走で、リウッツィ(HRT)、バトン(マクラーレン)、バリチェッロ(ウィリアムズ)、そしてハイドフェルド(ルノー)らがリタイヤとなった。

ドイツGP:決勝レースの結果はこちら
ドイツGP画像はこちら

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ウェバー、PZeroイエロー・タイヤで2連続ポールを獲得

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月23日、ニュルブルクリンク

レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーがニュルブルクリンクでピレリのPZeroイエロー・ソフト・タイヤを履いて1分30秒079を記録し、2週間前のイギリスGPに続いてポールポジションを獲得しました。これは2009年(ニュルブルクリンクで行なわれた最後のドイツGP)の予選で、ダンプコンディションだったとはいえ彼自身が記録したポールタイムを大幅に上回るものでした。

レッドブルは2010年11月のブラジルGPで複雑な天候の中でウイリアムズのニコ・ヒュルケンベルグにポールを奪われて以降、予選では無敗のままです。しかし世界チャンピオンのセバスチャン・ベッテルは15戦ぶりにフロントロウを逃し3位スタートとなり、2位にはマクラーレンのルイス・ハミルトンがつきました。

予選は曇り空のもとで行なわれましたが、路面は最後までドライのままで、気温は14度でした。上位勢の大半はPZeroホワイト・ミディアム・タイヤでQ1を通過し、Q2からPZeroイエロー・ソフト・タイヤへと履き替えました。

気温12度というコンディションの中で午前中に行なわれた最終フリー走行では、選手権をリードするレッドブルのセバスチャン・ベッテルがソフト・タイヤで1分30秒916のトップタイムを記録し、母国ファンを喜ばせました。

Q3を迎えるまでこのタイムは破られることはありませんでした。また、F1に参戦するドイツ人ドライバー6人のうち実に4人がQ3へと進出を果たしました。ウェバーはQ3で2回のランを行ない、2回ともPZeroイエロー・タイヤで最速のラップタイムを叩き出しました。彼にとっては通算9回目、今季3度目のポール獲得となりました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「怪しい空模様でしたが、雨は降らず、おかげで最初から最後まで素晴らしい予選のバトルを見ることができました。決勝に向けてソフト・タイヤを残しておこうという戦略も見られましたが、明日は雨の予報となっており、そうなればどんな戦略も無に帰してしまうでしょう。今週末のデータによれば、タイヤは非常に長くもつはずで、おそらく1セットのミディアム・タイヤで60周を走り切れてしまうはずです。ですから、普通のコンディションであれば、1ストップ作戦を採ってくるチームもあるでしょうが、天候がそれを許す可能性は非常に低いので、どんなセットアップにすべきか、今夜はどのチームも悩み抜くことになるでしょう」

今日の豆知識:
 ニュルブルクリンクで行なわれた最後のドイツGPである2009年は、1台あたり1.5回のピットストップが行なわれました。

 377mのピットレーンを通過するのにかかるロスタイムはおよそ18秒です。

ピレリジャパン・プレスリリース

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佐藤琢磨、エドモントンで今季2度目となるポールポジション

佐藤 琢磨 (C)IRL Media
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元スーパー・アグリ当のF1ドライバーで、現在はIRL(インディ・レーシング・リーグ)に参戦する佐藤琢磨(KVレーシング)が、今季2度目となるポールポジションを獲得した。

今回の舞台はカナダのエドモントン空港に設営された特設コース。
佐藤のIRLポールは今季第8戦のアイオワに続いて2度目のものになるが、ロードコースでは初。

決勝レースは日本時間25日(月)午前3時45分スタート。
GAORAで生中継される。

エドモントン公式予選のニュースはこちら

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トロ・ロッソ、「燃料システム交換が違反の原因」

Sebastien Buemi (C)Scuderia Toro Rosso
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セバスチャン・ブエミのマシンが燃料規定反に問われて予選タイム剥奪の処分を受けたスクーデリア・トロ・ロッソでは、「原因は燃料システム交換によるもの」との解析結果を明らかにした。

それによればブエミのマシンは金曜日のフリー走行の際、フューエル・プレッシャーにトラブルが出たためセッション終了後に燃料システムをすべて交換したとのこと。
その際の作業が内部の燃料を汚染し、何らかの化学変化をおこしてしまったのではないか、ということだ。

FIA(国際自動車連盟)ではあらかじめ各チームからグランプリ前に燃料の提出を受けていて、予選後に検査した結果と照らし合わせたところ今回の違反が発覚したもの。
同じ燃料やシステムを使っている筈のチームメイト、アルグエルスアリのほうに問題がなかった事実はこの説明を裏付けるものだ。

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Q1敗退・小林可夢偉(ザウバー)、「落胆している」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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今シーズンここまでの10戦で、実質初めての予選Q1敗退を喫したザウバー・チームの小林可夢偉は、次のようにその無念さを明らかにした。
(トルコGPの時はマシントラブルでノータイムだった)

「今回は最初から厳しい週末だったけど、予選Q1敗退という事実にはもちろん深く落胆している。
アタックラップではトラフィックに見舞われたこともあるけれど、それ以前に僕たちのマシンはここでグリップが不足していたからね。
唯一、前向きなことといえば、(Q2に進めなかったことで)新品のオブションタイヤ(ソフト)を2セット温存できたこと?」
とはいえ、決勝レースが雨になればドライタイヤでのメリットは失われてしまう。

テクニカル・ディレクターのジェームズ・キー氏は、「フリー走行を終えた時点でここでの予選が厳しいものになることは予想されていた。
さらに可夢偉の最後のアタックはトラフィックに見舞われたことになり、残念な結果になってしまった」と説明した。

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ギヤボックス交換のリウッツィ(HRT)は23番手スタートか

Vitantonio Liuzzi (C)HRT F1 Team
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HRTのビタントニオ・リウッツィは、公式予選前にギヤボックスを交換したことにより決勝レースで「グリッド5番降格のペナルティ」を科せられていて、予選の結果は23番手だったことから最後尾からのスタートとなっていた。

しかしその後トロ・ロッソのブエミが燃料規定違反により別途「グリッド最後尾」のペナルティを科せられたため、リウッツィは23番手に繰り上がる見通しとなった。
正式には24日(日)になってドイツGPレースディレクターから発表される。

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ブエミ(トロ・ロッソ)、燃料違反で予選タイム剥奪に

Sebastien Buemi (C)Scuderia Toro Rosso
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FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技審査委員)は、ドイツGP公式予選後に行われた燃料サンプルの検査の結果、セバスチャン・ブエミ(スクーデリア・トロ・ロッソ)のマシンの燃料の成分が規定に反していたとして予選タイムの剥奪を通知した。

ブエミは土曜日の予選で16番グリッドを得ていたが、これにより最後尾グリッドとなる。
また17番手だったチームメイトのアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)を始め、24番手のリカルド(ヒスパニア)までのドライバーはすべて一つずつグリッドが繰り上がる。
(18番手だった小林可夢偉は17番手に)

また、この処分について、トロ・ロッソは抗議せずに受け入れることを発表した。

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2011/07/23

ウェバー(レッドブル)、2戦連続のポールポジション獲得

Mark Webber (C)Redbull Racing
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ドイツGPの公式予選が終了。
ポールポジションを獲得したのはレッドブルのマーク・ウェバーで、前戦イギリスに続く2戦連続のポール。
今シーズンはスペインと合わせ3回目、自身通算9度目のポールということになった。

2番手に入ったのはしかしベッテルではなく、マクラーレンのハミルトン。
ハミルトンのフロントロウは開幕の2戦以来ということになる。
ベッテル(レッドブル)は3番手。
ベッテルがフロントロウを逃がしたのは今季初のことになる。
4-5番手はフェラーリのアロンソ&マッサ、6番手ロズベルグ(メルセデスGP)、7番手バトン(マクラーレン)、バトンは最後のアタックを途中で中止している。
8番手スーティル(フォース・インディア)、9番手ペトロフ(ルノー)、そして10番手がシューマッハ(メルセデスGP)。

ドイツ人ドライバーが多数出場するということで人気が高まった今年のドイツGPだったが、こと予選に関してはベッテルの3番手が最高位ということになった。
なお明日の決勝レースでは雨になる可能性が高いということだ。

ドイツGP公式予選の結果はこちら
ドイツGP画像はこちら

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予選Q2、ハミルトン(マクラーレン)がトップタイム

予選Q2はマクラーレンのハミルトンが1'30.998のトップタイムを記録。
これにベッテル(レッドブル)が0.019秒差で続いた。
3番手はアロンソ(フェラーリ)、4番手ウェバー(レッドブル)、5番手ロズベルグ(メルセデスGP)、7番手バトン(マクラーレン)、8番手マッサ(フェラーリ)、9番手ペトロフ(ルノー)、そして10番手にシューマッハ(メルセデスGP)という10台がQ3進出を決めた。

ここで脱落したのはハイドフェルド(ルノー)、ディ・レスタ(フォース・インディア)、マルドナド&バリチェッロのウィリアムズ勢、ペレス(ザウバー)、そしてブエミ&アルグエルスアリのトロ・ロッソ勢7台ということになった。

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予選Q1、ペレス(ザウバー)突破も小林可夢偉は脱落

ドイツGPの公式予選がスタート。
路面は今回もドライコンディション。
Q1ではマッサ(フェラーリ)がトップタイムを記録、これにスーティル(フォース・インディア)、ハイドフェルド(ルノー)、シューマッハ(メルセデスGP)、ディ・レスタ(フォース・インディア)、ロズベルグ(メルセデスGP)、アロンソ(フェラーリ)ハミルトン(マクラーレン)、ベッテル(レッドブル)、そしてマルドナド(ウィリアムズ)という順。

ザウバー・チームの小林可夢偉はここでもタイムが伸びず、結局18番手となってQ2進出を逃がした。
(ペレスのほうは15番手で通過)
可夢偉がQ1で脱落したのはトルコに次いで今季2度目。

他に脱落したのはコバライネン(ロータス)、チャンドク(T-ロータス)、グロック&ダンブロジオのヴァージン勢、そしてリウッツィ&リカルドのHRT勢ということになった。

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ドイツGPフリー走行3回目はレッドブル勢が席巻

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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公式予選を前に、ドイツGPフリー走行3回目セッションが23日(土)午前行われた。
相変わらずの厚い雲に覆われ、気温の上がらないニュルブルクリンクだがこのセッションも雨に見舞われることはなく終えた。

終盤になって各車オブションタイヤを装着しだすと大幅にタイムアップ。
最初にトップタイムをみせつけたのはフェラーリのアロンソで、1'31.138のタイムを記録すると早々にガレージに戻って着替えを済ませた。
しかしこれをレッドブルが次々と更新、最終的にトップに立ったのはベッテルでただ1人ベストタイムを1分30秒台に入れた。(1'30.916)

2番手はチームメイトのウェバーでベッテルとの差は0.133秒。
3番手アロンソ、4-5番手はマクラーレンのハミルトン&バトン、6番手ロズベルグ(メルセデスGP)、7番手マッサ(フェラーリ)、8番手スーティル(フォース・インディア)、9番手シューマッハ(メルセデスGP)、10番手はウィリアムズのマルドナドだった。
ルノー勢はペトロフ11番手、ハイドフェルド13番手。
ペレス&小林可夢偉のザウバー勢はそれぞれ15-16番手に留まった。
このセッションの『107%タイム』は1'37.280で、最後尾のリカルド(ヒスパニア)のみがこれを上回った。

ドイツGPフリー走行3回目の結果はこちら
ドイツGP画像はこちら

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ウェバーが最速タイムを記録、試験型PZeroイエローがデビュー

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月22日、ニュルブルクリンク

伝統のニュルブルクリンクで行なわれた2回のフリー走行では、フェラーリとレッドブル・レーシングが速さを見せました。各チームには金曜のみ使用が許される新型のPZeroイエロー・ソフト・タイヤが2セットずつ供給され、午前中のセッションではフェルナンド・アロンソがこのタイヤで1分31秒894の最速タイムを記録しました。これはすでにマーク・ウェバーが記録した2009年(ニュルブルクリンクで行なわれた最後のドイツGP)のポールタイム1分32秒230を上回っています。午後のセッションではレッドブル・レーシングのウェバーが現行のPZeroイエロー・ソフト・タイヤで1分31秒711を記録し最速となりました。

試験型のPZeroイエロー・タイヤは従来型以上の耐久性とデグラデーションの低さを実現したもので、そのうえラップタイムはほとんど変わっていません。今日の2度のフリー走行でそのことが証明されました。新型ソフト・タイヤは何度も繰り返し使用することができ、どんどん速さを増します。このことからも、耐久性が高まったことが分かります。現行のPZeroイエロー・コンパウンドと同様に、試験型のサイドウォールにも黄色のロゴが刻印されています。全チームが午前中にこれを使い、午後には両方のソフト・タイヤを使用しました。

天候は曇りがちで涼しく、気温は14度、しかし雨の予報は現実のものとはなりませんでした。2種類のソフト・タイヤに加えて、このレースにはPZeroホワイト・ミディアム・コンパウンドも供給されています。ミディアムとソフトのペース差は想定通りの約0.9秒で、レース戦略の幅は広くなるはずです。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「試験型PZeroイエロー・タイヤのパフォーマンスにはこれまでのところ満足しています。チームからの細かなフィードバックを聞いてからでなければ結論は出せませんが、現行型と変わらないペースを発揮しながらも耐久性が高まっていることは確認できました。ひとつの可能性としては、これを来年のミディアム・タイヤとして使うという選択肢もあります。今日は気温が低く、ソフト・タイヤを素早くウォームアップさせることが非常に重要なポイントとなりました。今週末はずっとそうなるものと予想されます」

ピレリジャパン・プレスリリース

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シューマッハ(メルセデスGP)、「シューマッハ・コーナーに感激」

M.シューマッハ通り/ケルペン (C)Ferrari S.p.A
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今回ドイツGPの舞台となっているニュルブルクリンク、その9ヒーナーには「シューマッハ・コーナー」の名前が冠されている。

これについて当のミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は、「自分の名前がついたコーナーをドライブするというのは、まさに最高の気分だよ。
このコーナーに名前が付けられた時、まさか自分自身がここをF1マシンで走り抜けるなんて想像もしていなかったからね」と、語っている。

コーナーにドライバーの名前をつけるという例はよくみられるが、多くは引退後のことで、現役のドライバー自身がそこでレースをするというのは珍しい。
なお、シューマッハは出身地ケルペンにも名前のつけられた通りがある。

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ウェバー(レッドブル)、「チームとのわだかまりは氷解」

Mark Webber (C)Redbull Racing
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イギリスGP決勝レース終盤、チームメイトであるベッテルを追い詰めながらもチームからの「間隔キープ」の指示によりポジションアップならず、不満を吐露したレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーだが、ドイツGPの会場ニュルブルクリンクですでにこのわだかまりは溶けたことを明らかにした。

「チームとはあの件のあと話し合いの場を持ったんだ。
そこで聞いたのは、もしあの時逆に僕が前でベッテルが後ろだったとしても、チームは同じ指示を出したということ。
つまり、どちらかのドライバーを優先させたのではなくて、チームとしては2人の総合成績を考えたということさ。
決して僕がナンバー2の扱いを受けたのではないということだった」

ウェバーのレッドブルとの契約は今シーズン末までとされていて、すでにスタートしているであろう契約更改交渉にこれが関係することはないと強調しているのだが。

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小林可夢偉(ザウバー)、「とにかくグリップがない」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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ドイツGP初日フリー走行を午前19番手、午後16番手で終えたザウバー・チームの小林可夢偉は、マシンにグリップが足りないことを訴えた。

「一応予定したプログラムを消化することはできたんだけど、とにかくマシンにグリップがなくて悪戦苦闘している。
理由もまだ明確にわかっていないのがつらい。
とにかく明日はもっと上のポジションにいけるよう頑張るしかないね」

またテクニカル・ディレクターのジェームズ・キー氏も、「今日は午前のセッションでは新しいエアロダイナミックス・アイテムのテストを行い、午後のセッションではタイヤの評価を中心に行った。
ロングランを中心に、全体として悪くはなかったが気温が低い時でももっとグリップを上げる必要がある」と、語っている。

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2011/07/22

フリー走行2回目はウェバー(レッドブル)トップタイム

22日(金)午後に行われたドイツGPフリー走行2回目セッションも依然として空には厚い雲がみられたが、雨粒の落ちることはなく最後までドライコンディションで行われた。
途中、リカルド(ヒスパニア)のマシンが白煙を上げてストップ、一時イエローコーションとなった。

Mark Webber (C)Redbull Racing
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トップタイムを記録したのはレッドブルのウェバーで、ベストタイムを1'31.711まで縮めた。
しかしフェラーリのアロンソもこれにわずか0.168秒差で続き、相変わらず好調なところを示している。
これにベッテル(レッドブル)、マッサ(フェラーリ)が続き2強4人の戦いとなっている。
さらにメルセデスGPのシューマッハ&ロズベルグが続き、ハミルトン(マクラーレン)は7番手。
8-9番手はルノーのハイドフェルド&ペトロフ、10番手がフォース・インディアのスーティルだった。

バトン(マクラーレン)は11番手、ザウバー・チームはペレスが13番手、小林可夢偉16番手と依然スピードに苦しんでいる。
なお今回はまだプライムタイヤによるロングランでのデータ採りをしていたチームが多くまだほんとうの順位は不明だ。

ドイツGPフリー走行2回目の結果はこちら
ドイツGP画像はこちら

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ドイツGPフリー1回目はアロンソ(フェラーリ)最速タイム

Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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夏休み前のF1グランプリ2連戦。
その最初の1戦、ドイツGPがスタートした。
22日(金)行われたフリー走行1回目は今にも雨の降りそうな曇天だが路面はドライ。
そんな中、前戦イギリスGPで今季初勝利を飾ったフェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムを記録してその存在感をみせた。

2-3番手にはレッドブルのウェバー&ベッテル、4番手にはアロンソの同僚マッサがつけた。
以下、5-6番手はマクラーレンのハミルトン&バトン、7番手ロズベルグ(メルセデスGP)、8-9番手にフォース・インディアのスーティルとリザーブドライバーのヒュルケンバーグ、そして10番手にメルセデスGPのシューマッハがつけた。

今回再びブロウン・ディフューザーへの規制が解かれたことにより新しいエクゾーストシステムを採用したルノー・チームのペトロフ&ハイドフェルドは11番手と15番手。
ザウバー・チームはペレス16番手、小林可夢偉19番手。
今回チーム・ロータスからの参戦を果たしたチャンドクは21番手、同じくHRTのリカルドは22番手(僚友コバライネンは17番手)。
最後尾はヴァージン・レーシングのグロック&ダンブロジオで、いずれもトップの107%以下のタイムとなった。

ドイツGPフリー走行1回目の結果はこちら
ドイツGP画像はこちら

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タイヤから見たドイツGP

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月21日、ニュルブルクリンク

ニュルブルクリンクとはモータースポーツにおける伝説的な名前であり、現在では幅広い速度域とコーナーを有する現代的なサーキットとなっています。

過去、ニュルブルクリンクはピレリにとって成功に満ちた場所であり、グランプリサーキットと壮大なノルドシュライフェの両方を使う24時間耐久レースでも様々なクラスで優勝を果たしています。しかし60周で争われるグランプリはそれらとは異なるチャレンジとなるでしょう。特に不安定な天候がそれに拍車をかけます。

サーキット概要:
スタート・フィニッシュラインを駆け抜けると、まず最初にヘビーブレーキングとともにコンプレックスに入っていきます。この際、ブレーキによって生じる全てのエネルギーをタイヤが受け止めます。タイトなターン1からの立ち上がりでは、加速時にリアが流れやすく、リアタイヤに大きな負荷がかかります。ここがこのサーキットで速いラップタイムを記録するためのカギになる最もテクニカルな箇所であり、グリップとトラクションの絶妙なバランスが必要となる場面です。

コンプレックスを抜けると各車は加速してシフトアップしていき、ターン5・6のヘビーブレーキングを迎えます。左、右と切り返すダウンヒルのコーナーで、フロントのグリップを失いやすい箇所になります。アウト側の縁石を使ってさらなるグリップを得て、コーナーを抜けて行くことになります。

ターン7では5Gもの減速Gがかかり、タイヤには大きな負荷がかかります。このコーナーには非常に大きなキャンバー角がついているため、左フロントタイヤは大きなスリップアングルでグリップを発生させることになります。これによってアンダーステアを抑え、正確なライン取りを実現するのです。

サーキットの終盤は高速のセクションで、ドライバーはエンジンパワーを最大限に発生させるためにKERSを使用し、最高速は300km/hに達するでしょう。キーポイントはNGKシケインです。シケインへと進入するブレーキングゾーンにはオーバーテイクのチャンスがあり、シケインでは縁石を使って駆け抜けなければなりません。その衝撃がタイヤのショルダーに大きな負荷をかけ、カーカスには局地的に800kg以上の力がかかることになります。

最後の右コーナーであるターン15は非常に長いコーナーです。ドライバー達はここでもアウト側の縁石を使いメインストレートへと入っていきます。
ここに挙げた以外のコーナーはおおむね中速コーナーです。流れを止めるのは3つのヘビーブレーキングだけで、良い流れのあるサーキットだと言えます。ピレリのテストドライバーを務めるルーカス・ディ・グラッシは「つながりのあるコーナーの連続が多くて、ひとつをミスすれば全体がダメになってしまう。そのため、かなりきちんと正確にまとめなければならない。それができれば、速く走れるだけではなくタイヤをいたわることにもなる。セットアップのカギは、切り返しのしやすいクルマに仕上げることだ」と説明しています。

ピレリジャパン・プレスリリース

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小林可夢偉もなでしこジャパンの快挙に「祝!」

なでしこジャパンによる女子W杯初制覇は日本中を歓喜の渦に巻き込んだが、ザウバー・チームの小林可夢偉も自身の公式サイトでその感動を明らかにしている。


おめでとう!!

マジで感動頂きました!!

ありがとう!!

マジで、嬉しい!!嬉しすぎる!!

この感動、一生忘れません!!

本当にありがとう。

そしてお疲れさまです。



今週末ドイツGPでの自身の活躍に期待が掛かる。

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ルイス・ペレス・サラ氏、ヒスパニアのアドバイザーに

Luis Perez Sala
このほどHRT(ヒスパニア・レーシング)の経営権を獲得したスペトンの投資家グループ、テサン・キャピタルは、同チームのアドバイザーとしてやはりスペインの元F1ドライバーであるルイス・ペレス・サラ氏(52歳)を起用することを明らかにした。
これは地元スペインの『AS』紙が伝えたもので、それによればテサン・キャピタルはこのスポーツの経験がないことから専門家をアドバイザーに起用の方針を決めたという。

1988年に当時のミナルディ・チームからF1デビューを果たしたサラ氏は、1989年までの2シーズン参戦。
最高位は予選9位(1989年ポルトガルGP)、決勝レースは同年イギリスGPの6位というものだった。
なお元F1ドライバーによるチーム・アドバイザーとしては、フェラーリ・チームのミハエル・シューマッハが知られている。

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チーム・ロータス、ドイツGPではカルン・チャンドク起用

Karun Chandhok (C)Teram Lotus
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チーム・ロータスは、今週末行われるドイツGPでヤルノ・トゥルーリに代えてカルン・チャンドク(27歳:インド)を起用することを明らかにした。
チャンドクのレース参戦は昨シーズンヒスパニア・レーシングのシートを失って以来初めとになる。

チームではこの交代について今回の1戦限りのものとしていて、来週のハンガリーGPでは再びトゥルーリが復帰する見通し。
関係者によれば、トゥルーリがかねて『T128』のパワーステアリング・システムへの順応に苦慮していたのも影響しているとのことで、ハンガリーでは改良されたシステムの採用が期待されている。

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2011/07/21

アルド・コスタ氏(フェラーリ)、結局チーム離脱へ

Aldo Costa (C)Ferrari S.p.A
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今年5月、成績不振からテクニカル・ディレクターのポジションを離れたアルド・コスタ氏だが、結局両者合意の上でチームを離脱することがわかった。

同チームでは今季マシン『150°Italia』のとりわけエアロダイナミックスに難があると分析していて、その責任がコスタ氏にあると判断したとされている。

5月の時点では、同氏はチーム内の他のポジションに就くとされていたが、結局他に新天地を求めることになった模様。
なおこの世界の常として、年内はいわゆる「ガーデニング休暇」として自宅待機を強いられることになる。

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ドイツGPのスチュワードにトム・クリステンセン氏

Tom Kristensen (C)Audi Motorsport

今週末行われるF1第10戦ドイツGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、スポーツカーやツーリングカーレースに豊富な経験を持つデンマークの元レースドライバーであるトム・クリステンセン氏(42歳)が就くことがわかった。

クリステンセン氏のF1レーススチュワード就任は昨年のオーストラリアGPに続いてこれが2度目。
同氏はF1レース経験こそないがテスト経験は豊富。
またスポーツカーレース界ではスーパースター。
とりわけルマン24時間レースでの戦績が際だっていて、史上最多となる通算8回もの総合優勝を遂げた。
なお1993年には全日本F3選手権でチャンピオンになっている。

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ピレリ、ドイツGPフリー走行で新仕様ソフトタイヤ投入

Pirell Soft Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1タイヤの独占サプライヤーであるピレリタイヤは、今週末ニュルブルクリンクで行われるドイツGPのフリー走行初日セッションで、新しい仕様のソフトタイヤわテストすることを明らかにした。

これは同社のポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターが語ったもので、それによれば新しいソフトタイヤはコンパウンドを改良したことにより、これまでのものより耐久性を高めたものという。
これにより、余分なピットストップの回数を減らすことができるということだが、シーズン中のテストが禁止されている今シーズンでは、実際に本番に投入するか、見通しは立っていない。

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2011/07/20

FOTAの技術部門責任者にジェームス・アリソン氏

James Allison (C)Renault F1 UK
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F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、テクニカル・レギュレーション等をまとめる立場の技術部門責任者に、現ロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)のテクニカル・ディレクターであるジェームス・アリソン氏を起用するを明らかにした。

同ポジションにはこれまでフェラーリ・チームのテクニカル・ディレクターであるアルド・コスタ氏が就いていたが、先に行われた人事異動で更迭されたことから今回の異動になったとみられる。

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ヒスパニア、イメージ一新で今週のドイツGPに

Daniel Ricciardo (C)Hispania Racing
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スペインの投資家グループにより買収されたと伝えられるHRT(ヒスパニア・レーシング)では、今週ニュルブルクリンクで行われるドイツGPでは早くもイメージを一新してレースに臨むようだ。

これはスペインの『AS』紙が報じたもので、それによればチームの経営陣は完全に一新され、一部に噂されたホセ・ラモン・カラバンテ前代表の子息による関与もないという。
また、いきなりマシン自体の変更は無理であるものの、チームのロゴやカラーリングも新しいものに変更される見通しということで、正式発表が期待される。

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フェラーリ社長、「ドライバーの能力が占めるのは30%程度」

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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今シーズン、ここまでエース・アロンソ(112ポイント家ランキング3位)に比べわずか52ポイント(ランキング6位)と後れを取るフェリッペ・マッサだが、来シーズンのシートについて再びフィアット/フェラーリ・グループ総帥であるルカ・モンテツェモロ氏が残留を強調している。

同氏は『スカイ・イタリア』で、「アロンソ&マッサは、現在数字に表れている以上の何かを持っていると私は確信している。
かつて私がスポーティング・ディレクターだった頃、あの時代ならマシンとドライバーの重要度は50対50であっただろう。
しかし現在はおそらくマシンが70%で、ドライバーが戦果を変えるような割合は30%程度に過ぎないと思っている。
大丈夫、アロンソはもちろん今も素晴らしい状態だし、マッサもすぐに盛り返す。
来年のドライバー・ラインナップについて心配する要素はないよ」と語っている。

2012年も同じラインナップであれば2010年以来3シーズン目、またマッサの跳ね馬チーム残留は2006年以来、実に7シーズン目ということになる。

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2011/07/19

ミディアムとソフト、ニュルブルクリンクで再投入

(C)Pirelli Motorsport
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2011年 ドイツGP

グランプリ概要:
ニュルブルクリンクはモータースポーツの象徴とも言えるサーキットのひとつです。しかし現在の全長5.148kmのサーキットは1984年にヨーロッパGP開催のために建設されたもので、有名なのは全長22kmのノルトシュライフェの方です。山の尾根を越えるブラインドコーナーが連続するジェットコースターのようなこのサーキットは、1976年までドイツGPが開催され、タイヤを含めF1マシンのあらゆる性能が試されるテクニカルなサーキットです。

ニュルブルクリンクの幅広い要求に応えるために、ピレリはPZeroホワイト・ミディアム・タイヤをプライムとして、PZeroイエロー・ソフト・タイヤをオプションとして投入します。速度域とコーナーの種類が幅広く、切り返しも多く、コーナーには急なバンク角がついており高い速度を維持したままのコーナリングが可能となっています。それゆえにヘビーブレーキングも多く、タイヤとしてもこのサーキットの特徴でもある縁石を使うために様々な衝撃への耐久性が試されます。

今年はF1界最多となる6人のドイツ人ドライバーが参戦しており、ドイツではF1のドイツGPも非常に高い人気を誇ります。しかしながらドイツGPはホッケンハイムと隔年開催となっているため、どのチームも最新のニュルブルクリンクのデータを所持していません。

ニュルブルクリンクのウエットレースはさほど多くなく、最後に雨になったのは2007年ですが、山岳特有の地形ゆえにアイフェル地方の天候は非常に変わりやすいことで知られています。シルバーストンで行なわれた2週間前のイギリスGPの序盤がそうであったように、コースの一部ではドライ、しかしある部分ではかなりのウエットということも起こり得ます。イギリスGPではPZeroブルー・インターミディエイト・タイヤが様々なコンディションでも安定した性能と耐久性の高さを証明しました。PZeroオレンジ・ウエット・タイヤとともに、それがドイツGPでも披露されるかもしれません。

金曜フリー走行には将来に向けた評価用として新型のPZeroイエロー・ソフト・タイヤが供給されます。この新バージョンでは、耐久性が高められ、デグラデーションが低減されています。

ピレリジャパン・プレスリリース

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ピレリ、イタリアGPでFOTAファン・フォーラムを開催

P

2011年7月18日、ミラノ

FOTA(フォーミュラ・ワン・チーム協会)はピレリのホームレース、イタリアGPの直前に開催するファンフォーラムの開催場所として、ミラノにあるピレリの本社を選びました。

Fこのファン・フォーラムは9月7日(水)の17時から開催される予定となっています。ステファノ・ドメニカリ、ニコ・ロズベルグ、ヤルノ・トゥルーリなど数名のトップドライバーやチーム代表らが出席し、ピレリのモータースポーツ・ダイレクターであるポール・ヘンベリーも加わります。

このイベントはモータースポーツの最高峰であるF1の世界に接する機会をファンに提供するだけでなく、ファンから生の声を聞くためのものでもあります。参加者は質問や意見交換をしたり、ドライバーやチーム代表らに思いを伝えることができます。イタリアで最大部数を誇るスポーツ紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』と共同で開催され、彼らがオフィシャル・メディア・パートナーを務めます。

これは第4回目の開催となる予定で、昨年のテストケースに続いて今年は既にカナダとイギリスで2回開催されています。

イベントはイタリア語で行なわれることになりますが、英語への同時通訳も行なわれ、あらゆるファンに向けて公開されます。

ピレリジャパン・プレスリリース

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ブエミ(トロ・ロッソ)、レッドブル首脳の強い支援

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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今シーズン、ここまで9戦を終え、チームメイトであるアルグエルスアリに1ポイントながら後れを取っているスクーデリア・トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミ(22歳:スイス)だが、レッドブル・グループのレーシング・アドバイザーであるヘルムート・マルコ氏が強いサポートの姿勢をみせている。

それによればマルコ氏はブエミについて、たまたま時の運で恵まれないレースもあるが、彼の持つスピードと能力に疑いを持っていないとのこと。
レッドブル・グループで大きな発言力を持つマルコ氏の支援が来季シート確保の大きなサポートになることは間違いないだろう。

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小林可夢偉(ザウバー)、「初体験コース」でのレースに意欲

2005 Europe GP/Nurburgring (C)Williams F1
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F1にステップアップし、初めて迎えるニュルブルクリンクでのレースにザウバー・チームの小林可夢偉が意欲をみせている。

「ニュルブルクリンクをF1カーで走るのは初めてということになる。
アップダウンはあるし、トリッキーでとても難しいコースだけれど、前回のシルバーストーンのように高速コースがあるから僕たちのマシンには向いていると思うんだ。
再び2台そろって高いパフォーマンスを発揮できたらいいね」

2009年シーズンの終盤にトヨタ・チームからF1デビューした小林可夢偉だが、その年はブラジルとアブダビのみの参加。
2010年はザウバー・チームから念願のフル参戦を果たしたものの、この年のドイツGPはホッケンハイムで行われたためニュルブルクリンクでのF1は初体験ということになる。
(2009年にGP2で1回だけレースをしている)

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P.ザウバー代表、「現ドライバー・ラインナップに満足」

小林可夢偉&ペーター・ザウバー (C)BMW Sauber F1
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今シーズン、小林可夢偉とセルジオ・ペレスという若手2人でシーズンに望んでいるザウバー・チームでは、首脳陣が「現在のドライバー・ラインナップに満足している」と語っている。

これは同チームのペーター・ザウバー代表が地元スイスの『ブリック』紙で語ったもので、「多くのメーカーチームを相手にしていまプライベート・チームはみな苦労しているが、その中でわれわれは直接のライバルであるウィリアムズやトロ・ロッソ、フォース・インディアらの前に位置している。
これは特筆すべきことだと思っている。
またわれわれのドライバーはいずれも若いが、(新人の)ペレスは速さだけでなく安定した走りをみせているし、小林はすでにリーダーシップを取れるだけの速さと確実さを備えてきている。
われわれはこの2人のドライバーと共にさらにステップアップできると確信しているよ」と、評価している。

進境著しい小林可夢偉には上位チームからの関心も高いと伝えられるが、しかし現状ではなかなかトップチームに空きシートを見出すことは困難だ。

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2011/07/18

チーム・ロータス、モスクワでデモンストレーションラン

Team Lotus Demo Run (C)Team Lotus
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2014年、ソチにおいて初となるF1GPの開催が決まっているロシアで、チーム・ロータスがデモンストレーションランを行った。

舞台となったのは有名なモスクワのクレムリンと赤の広場に造られた特設コースで、ここでは過去レッドブル・レーシングやウィリアムズ・チームもデモンストレーションを行ったことがある。

ステアリングを握ったのは同チームのリザーブドライバーであるカルン・チャンドクとルイス・レイジァの二人で、大観衆が見つめる中、全長4.5kmのコースを駆け巡ったという。

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クビサ(ルノー)、本心は「今季最終戦での復帰」

Robert Kubica (C)Renault F1 UK
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先に所属チーム(ロータス・ルノーGP:前ルノー)での公式サイトで復帰か2012年シーズンになるとの見通しを示したロバート・クビサだが、内心はまだ今シーズン中での復帰を諦めていないところを示している。

「もちろん復帰は僕だけの状況で決められるものではないけれど、僕自身は今季中の復帰を目指しているよ。
最終戦のブラジルには、僕がグリッドに着いていたいね。
幸い、いま進めているリハビリテーションは順調に進んでいるし、目標はあくまでも今シーズンでの現場復帰さ。
目標をきちんと立てて努力するというのは何より大事なことだからね」

クビサは今シーズン開幕前に参戦したラリーで負傷、F1欠場を余儀なくされている。

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アロンソ(フェラーリ)、「まだレッドブルとは開きがある」

Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
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イギリスGPでは今季初となる優勝を飾り、フェラーリ復活の狼煙を上げたかに見えたフェルナンド・アロンソだが、それでもまだ当人は現実を冷静に分析している。

「確かにイギリスでの勝利はわれわれの士気を上げることには大きな効果があった。
しかしレッドブルと比べてマシンの能力にはまだ明確な差があるし、ドイツではまた規則の一部も変更される。
これを逆転するには大きな仕事が必要だ。
たった一度の勝利で浮かれるほどわれわれは初心者ではないからね。
この現実を見極め、一歩一歩着実にステップアップをしていかなければならないよ」

現時点でレッドブルとフェラーリとのコンストラクターズ・ポイント差は164ポイント。
実にダブルスコア(倍差)にまで開いている。

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2011/07/17

コスワース・エンジン、「F1から撤退はない」

Cosworth Factory (C)Cosworth Engineering
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来シーズンはわずか2チームだけの戦力になることが予想されるコスワース・エンジンだが、それでもF1からの撤退を否定、2014年シーズン以降に投入される新規定の「1.6リッターV型6気筒ターボ」に向けての開発を継続していくことを明言した。

これは同社のマーク・ギャラハー/ゼネラル・マネージャーがドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌に答えたもので、「われわれは個別のチームと契約を交わしていて、それがたとえ1チームだけになろうとも撤退はあり得ない。
来シーズン、供給が2チームということになれば利益も減るが、それに掛かるコストも減るというだけのこと」と、強気の姿勢をみせている。

フェラーリに次ぐ歴代第2位の勝利数を誇るコスワースは、2010年にF1復帰。
その年はウィリアムズを筆頭に4チームへ供給したが、今年はチーム・ロータスがルノーに変更、来季はさらにエース格のウィリアムズもルノーへのスイッチが決まっている。

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現場は反発も、ウェバー(レッドブル)残留の方向

D.Mateschitz & M.Webber (C)Redbull Racing
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イギリスGP決勝レース終盤に出された「チームオーダー指示」により首脳陣への不満を漏らしたレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーに対し、クリスチャン・ホーナー代表ら現場の首脳陣は反発を強めているが、その一方でレッドブル・グループを率いるディートリッヒ・マテシス/オーナーは擁護の姿勢をみせ、一転2012年もレッドブル残留の可能性が出てきた。

これは英『オートスポーツ』が伝えたもので、それによればマテシス/オーナーは、「イギリスGPで最後の瞬間まで攻め続けた彼のドライビング・スピリットを誰が非難できるというのだろうか。
ウェバーは長くこのチームを支えてきたのだし、ベッテル&ウェバーほどわれわれのマシンをうまく操れるドライバーが他にいるとは思えない」と、むしろ讃えている。

2002年に当時のミナルディ・チームからF1デビューを果たしたウェバーは、その後レッドブルの前身であるジャガー・チームに移籍、以来2005-6年にウィリアムズで走った以外はずっとレッドブルで走り続けてきた。

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トッドFIA会長、シーズン中テスト復活に前向き

Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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コスト削減の観点から、F1では現在シーズン中のテストを一切禁止しているが、これについて再考する用意があることをFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が示している。

その中で同会長は、「無制限だったテストの回数がいきなりゼロになるというのは極端に過ぎないか。
もちろんコスト削減というのは禁止の大きな要素になっているが、しかしこれについても過度な支出にならないようにチーム側でコンセンサスを得ることは可能であると考えている。
とりわけ、若いドライバーにチャンスを与えることは必要なことだ。
今はリザーブドライバーとはいえ、F1マシンに乗ったことのない若者だっているのだから」と、語った。

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2011/07/16

FIA(国際自動車連盟)、F1キャノピー案は却下へ

イギリスの『デイリー・ミラー』紙が伝えるところによれば、FIA(国際自動車連盟)の技術部会は「F1マシンはあくまでもオープンで」との見解を維持する方針のようだ。

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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F1キャノピーは、2年前のハンガリーGPでフェリッペ・マッサ(フェラーリ)が遭った「デブリ(破片)の頭部直撃」というアクシデントを受け、F1マシンのコクピットを透明なキャノピー(覆い)でカバーしようというアイデアだ。
イメージとしてはジェット戦闘機のようなものになるとみられる。

安全面では格段に向上するとされるが、「F1マシンはオープンで」というこだわりや、事故時の救出の障害への心配などからFIA内部では否定的な見方をする向きが多いと観測されている。

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ジョン・ハウェット元トヨタF1社長、FOTA入りの噂が浮上

John Howett (C)Panasonic Toyota Racing
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2009年のアブダビGPを最後にF1フィールドからその姿を消したトヨタF1だが、当時TMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)の社長を務めたジョン・ハウェット氏に、F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)入りの噂が伝えられている。

これは、オランダの『F1トゥデー』らが報じたもので、今後ジャン・トッド会長のFIA(国際自動車連盟)、そしてバーニー・エクレストン氏のFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)を相手に新コンコルド協定の交渉を始めることになるFOTAにとって大きな力になることが期待されているのだという。

なおトヨタが現役当時、ハウェット氏はFOTAの副会長を務めていた。

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フォース・インディア代表、「インド人ドライバーの予定なし」

Vijay Mallya (C)Force India F1
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今年10月、いよいよインドで初となるインドGPが開催されるが、唯一のインド人オーナーであるフォース・インディアのヴィジャイ・マルヤ氏は、当面インド人ドライバーを起用する予定がないことを明らかにした。

インド人のF1ドライバーとしては、現在チーム・ロータスのリザーブドライバーであるカルン・チャンドク(27歳:インド)、そしてこのほどヒスパニアのシートを失ったナレイン・カーティケヤン(34歳:インド)ということになるが、この二人についていずれもマルヤ代表は「関心がない」とした。

「インド人を起用したい気持ちは十分にあるが、彼らがF1の後方で走るためにF1に乗りたいというのであれば私の力ではどうしようもない」と、突き放している。

なお日本でF1グランプリが行われた際には、富士スピードウェイ、鈴鹿サーキットのいずれも日本人ドライバーが参加して大きな盛り上がりをみせた。

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2011/07/15

スポンサーの対費用効果、『ヒューゴ・ボス』が1番

HUGO BOSS (C)McLaren Group
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ドイツ・ケルンの広告コンサルタント調査会社『独スポルト・ウント・マルクト』が明らかにしたところによれば、F1のスポンサー企業で最も高い対費用効果を得ているのはマクラーレン・チームのスポンサーである『ヒューゴ・ボス』であるということだ。

それによればヒューゴ・ボスは、年間310万ドル(約2億5千万円)の投資で、世界490万人もの人々にそのブランドを認知させるのに成功しているというもの。
ただ、正式なスポンサー金額等は公開されておらず、推測の域を出ない。

同社はドイツに本拠を置く大手ファッションブランドで、これまで世界100か国以上に進出、ウェアの他にも現在はサングラスや靴、香水等の分野などで広く知られている。

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ロバート・クビサ(ルノー)、「F1復帰は2012年」

Robert Kubica (C)Renault F1 UK
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今シーズン中の現場復帰を目指していたロータス・ルノーGPのロバート・クビサ(26歳:ポーランド)だが、どうやら復帰の時期は2012年ということになるようだ。
これは、クビサ自身の言葉として同チームの公式サイトが伝えたもの。

この中でクビサは、「アクシデントの時は記憶を失っていたため、何も覚えていない。
わかっているのは結末だけだから、つまり僕にとって何もなかったのと同じことなんだ。
その後は医師のアドバイス通り、復帰に向けてのリハビリテーションを続けている。
残念ながらまだ具体的な見通しは立っていないので結論は出ていないけれど、2012年にまたこのチームで走っているのは確実なことだよ」

これにより、代役であるニック・ハイドフェルドがシーズン終了まで走るのは確実のようだ。

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チーム・ロータス、レッドブルとの技術提携を深める

Team Lotus logo (C)Team Lotus
2010年からの新規参戦チームの中で、着実に戦闘力を高めつつあるチーム・ロータス(前ロータスF1レーシング)だが、かねて技術提携関係にあるレッドブル・レーシングとの協力を来季はさらに深めていくようだ。

それによれば、チーム・ロータスは現在同じくルノー・エンジンを搭載するレッドブル・レーシングからギヤボックスやハイドロリック関連のコントロール・システムの供与を受けているということだが、来シーズンはさらに「KERS」(運動エネルギー回収システム)についても供給の契約を結んだとのこと。

全12チームが参戦するF1グランプリは、搭載するエンジンによってのグループ分けが年々明確になりつつあるようだ。

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2011/07/14

ペレス(ザウバー)、近くフェラーリに乗る!

Sergio Perez(C)GP2 Series Media Service
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今シーズン、ザウバー・チームからF1デビュー。
小林可夢偉の若きチームメイトとしてその能力を発揮しつつあるセルジオ・ペレス(21歳:メキシコ)が、近くフェラーリF1マシンのテストをする予定であることがわかった。

フェラーリ・チームは未来のF1ドライバーを養成するため、将来性ある若手レーシングドライバーを対象とした『フェラーリ・ドライバー・アカデミー』を2009年からローマ近郊のバレルンガで開設しているが、ペレスはその一員でもある。

テストは9月に行われるということだが、ただしレギュレーションにより最新マシンのテストはできず、おそらくはムジェロ・サーキット、マシンは2009年の『F60』が予定されている。

同じフェラーリ・エンジンを搭載するチームのドライバーとして、小林可夢偉にとっては羨望のニュースであるかも知れない。

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レッドブル・レーシング、ドライバー候補「門前列を成す」

C.Horner & M.Webber (C)RedBull Racing
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先のイギリスGP決勝レース中に指示されたとされるレッドブル・レーシングの「チームオーダー」について、マーク・ウェバーが不満を示しているとの報道に、クリスチャン・ホーナー代表がドイツの『ビルド』紙で「逆襲」している。

「ウェバーが不満だって?
何を言っているんだ、彼はベッテルの2位、自分自身の3位、そしてさらにチームが獲得すべき計33ポイントを危機にさらしたんだ。
彼がドライバーとして一つでも上位の成績を目指すのはわかるが、わがチームには500人ものスタッフがいるんだわ。
みながみな、自分自身のことを優先させていたらこの世界は成り立たないんだ」

さらに、「彼が他のチームに関心があるのならそちらに行けばいい。
ウチにはベットルの隣で走りたいというドライバーが山ほどいるんだからね」とも付け加えた。

ちなみに今シーズン末までとされるウェバーとの契約更新は、来月8月がタイムリミットと伝えられている。

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ルノー・チーム代表、「クビサ復帰ならハイドフェルド放出」

Eric Boullier (C)Renault F1 UK
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思ったほど回復のスピードが思わしくなく、年内の復帰はなくなったのではないか、という噂が広がるルノー・チームのロバート・クビサだが、これについて同チームのエリック・ブイユ代表がクビサの地元ポーランドの『スポルト』で次のように語っている。

「私はクビサのマネージャーや担当医師らと定期的に連絡を取っているが、彼は順調に回復しているとのことだ。
そして、もし彼が復帰すれば、ハイドフェルドは残念ながらシートを失うことになる。
これははっきりしているよ。
なぜなら私自身がその契約を結んだのだから」

それでも復帰の時期は、ブイユ代表やクビサ自身の期待より遅いものと言わざるを得ないようだ。

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2011/07/13

ヒートアップ・ハミルトンに、チームは『休暇』で冷却

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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今シーズン、そのアグレッシブ過ぎるドライビング・スタイルが他チームから非難を浴びていた上に、今回がホームグランプリとなったことでプロモーション等で超多忙だったルイス・ハミルトン(26歳:イギリス)に、マクラーレン・チームは休暇を与えて冷却を図る方針だ。

これは英『ロイター』が伝えたもので、それによると同チームのマーティン・ウィットマーシュ代表は、「このところのハミルトンが仕事で忙しすぎたのは事実だ。
また今回はホームグランプリであったことに加え、エンジン・レギュレーションの混乱からさらなるプレッシャーも与えられた。
ここはひとつ、十分な休暇を取って彼には心身共にリフレッシュしてもらいたいと考えているんだ」と、語っているという。

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ロータス・ルノーGP、来季はコスワース・エンジンに変更か

経営母体の不安から、その体制が揺らぎつつあるロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)では、その搭載エンジンについて新たな展開が出て来たようだ。

Cosworth Engine (C)Redbull Racing
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ドイツの『モーター・ウント・スポルト』誌によれば、来シーズン同チームはルノー・エンジンの本家でありながら、これまでのルノー・エンジンに代えてコスワース・エンジンを搭載する羽目になりかねないという。

この背景には、これまでコスワース・エンジンを搭載してきたウィリアムズ・チームが、1997年以来となるウィリアムズ・ルノーを復活させたことがあるようだ。
ただ、同チームのエリック・ブイユ代表はこの噂についてこれを即座に否定している。

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レッドブル、ウェバーの後任にキミ・ライコネン?

Mark Webber (C)Redbull Racing
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イギリスGP決勝レースでの「チームオーダー指示」についてあからさまに不満を示したマーク・ウェバーに対し、また急速に交代説が高まっている。

2002年に当時のミナルディ・チームからF1デビューを果たしたウェバーは、その後レッドブルの前身であるジャガー・チームに所属。
2005-6年にウィリアムズで走った以外はずっとレッドブルに所属してきた。
ただ同選手の契約は2011年末までとされていて、度々その後任が話題になってきた。

今回その後任が2007年のチャンピオンであるキミ・ライコネンであると報じたのはドイツの『ビルド・ツァイトゥング』紙だが、ライコネンについては過去にも同チームのクリスチャン・ホーナー代表が「F1ではもう過去の人」と発言するなど、現実味は薄いというのが大方の見方のようだ。

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2011/07/12

シューマッハ(メルセデスGP)、「ペナルティは当然」も内容に不満

Race Battle (C)Sauber Motorsport
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イギリスGP決勝レース中の9周目、9位のポジションを争っていた小林可夢偉(ザウバー)に追突してスピンに追い込み、これによりレーススチュワード(競技審査委員)から「10秒ストップ」のペナルティを科せられたミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は、これについて次のように釈明している。

「可夢偉とのアクシデントは、僕に非があった。
レースで初めてDRS(可変リヤウィング)を使ったために、ブレーキの効く度合いを間違えてしまったんだ。
彼には申し訳ないことをした。
だから僕がペナルティを受けるのは当然だと思っているけれど、でもどうしてそれがこれまでのように「ドライブスルー・ペナルティー」じゃないのか、納得できないね」

改修された新しいシルバーストーンのコースレイアウトではピットロードを通過する時間が短いため、ドライブスルーだけでは実質ペナルティにならないことから今回は10秒のストップが加えられたようだ。

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マクラーレンとザウバー2チームに罰金

Jenson Button (C)McLaren Group
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先に行われたイギリスGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、決勝レース中のピット作業の際に危険な行為があったとしてマクラーレン、ザウバー両チームにいずれも罰金を科したことを明らかにした。

マクラーレン・チームではジェンソン・バトンが右フロントタイヤの脱落でピットロード出口にストップ(結局リタイヤ)したこと。
またザウバー・チームにあっては小林可夢偉が作業を終えてピットロードに戻る際、安全の確認を怠って他車と接触しそうになり、隣チーム(フォース・インディア)の設備を損傷する事故を起こしたこと。

罰金の金額はマクラーレンが5000ユーロ(56万円)、またザウバーが2万ユーロ(約225万円)、なおいずれのドライバーも結果的にリタイヤに終わっていて、今回の処分は泣きっ面に蜂ということになりそうだ。

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ルノー・チーム、ルノー・エンジン喪失の危機

Williams Renault (C)Williams F1
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今シーズン、ロータス・ルノーGPと名称を変更したもののルノーの本家ルノー・チームの正当な流れを組むことを誰もが認める同チームだが、なんとルノー・エンジン喪失に危機に見舞われていると報じられた。

これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、それによれば同チームは経営母体が不安定で、今後のエンジン供給は約束されたものではないという。
また同様にチーム・ロータスへの評価も低いという。

ただこうした観測が突然流れた裏側には、先に来季からのエンジン供給が正式発表されたウィリアムズ・チームの存在があるとの見方がもっぱらだ。

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2011/07/11

天候不安定なシルバーストンで、アロンソがピレリで初優勝

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月10日、シルバーストン

フェラーリのフェルナンド・アロンソが、ピレリタイヤで初めて、そして今季初の勝利を収めました。複雑なコンディションとライバルからの激しいプレッシャーを跳ねのけ、昨年の韓国GP以来となる、自身27回目の優勝です。

レースは気温20度、ダンプコンディションでスタートを迎え、全車がPZeroブルー・インターミディエイト・タイヤを履きました。そのため、レギュレーションで定められた通り、どのドライバーもPZeroシルバー・ハード・タイヤとPZeroイエロー・ソフト・タイヤの両方をレース中に使う義務がなくなりました。

レッドブルのセバスチャン・ベッテルはポールポジションからスタートしたチームメイトのマーク・ウェバーをスタート直後にかわして首位に立ち、アロンソは3位のポジションを守りました。ウェバーとアロンソの間では2位争いが繰り広げられ、フェラーリのフェリペ・マッサとマクラーレンの・ルイス・ハミルトンの間では4位争いが繰り広げられましたが、路面が乾いていくにつれて、ドライバーたちはインターミディエイト・タイヤをいたわることに専念しなければなりませんでした。

最初にスリックタイヤに交換したのはメルセデスGPのミハエル・シューマッハで、小林可夢偉との接触を受けてノーズ交換とともに9周目にPZeroイエロー・ソフト・タイヤに交換しました。彼はすぐに最速タイムを記録し始め、すでにスリックタイヤに交換した方が速くなるというクロスオーバーポイントに達していることを示しました。ベッテルは13周目にピットインしてPZeroイエローに交換し、リードを守ったままレースに復帰しました。

しかし27周目の2回目のピットストップではリアジャッキにトラブルが発生し、3位に後退。代わってアロンソがトップに立ちました。アロンソは3回ストップ作戦で優勝をたぐり寄せましたが、上位5名が全員これと同じ戦略でした。2回ストップ作戦の最上位は、6位に入ったメルセデスGPのニコ・ロズベルグでした。ポール・ディ・レスタはピットでのトラブルによって15位フィニッシュを余儀なくされましたが、レース中にPZeroシルバー・ハード・タイヤを使用したのは彼だけでした。ザウバーのセルジオ・ペレスは予選12位から7位でフィニッシュし、自己最高位を記録しています。

今年ピット&パドックエリアが新設されたシルバーストンは、ピットストップでロスする時間が14秒で、最も短いサーキットとなりました。他のサーキットは18秒前後です。そのため、できるだけタイヤが新品の状態で走る“スプリント”のレース戦略が好まれることになりました。アロンソは最後のスティントはPZeroイエローで13周、第1スティントのZeroブルー・インターミディエイトは12周のみでした。

ピレリジャパン・プレスリリース

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フェラーリ、ブロウン・ディフューザー問題に軟化の可能性も

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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今回のイギリスGPで大きな問題になったブロウン・ディフューザー規制問題について、FIA(国際自動車連盟)は各チームの代表者を集め、この問題について次戦ドイツGPまでに解決策を見出そうとしている。

大まかな図式でいえばフェラーリ・エンジン側が規制に前向きなのに対し、ルノー・エンジン側はこれに反対という形にみえる。
しかしこれについてフェラーリ・チームのステファーノ・ドメニカリ代表は、レース後次のように説明している。

「いまのこの騒動は誰のためにもなっていない。
ただいたずらに混乱を拡げただけだった。
みなが自分の主張を繰り広げるだけでなく、このスポーツのためどこかで意見を集約しなくてはならないと思っている。
そしてわれわれにはそうする準備があるということだ」と、軟化の可能性をみせた。

ちなみに同代表は今回のアロンソの勝利にこの規制が関与したかについては見解を明確にはしなかった。

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小林可夢偉(ザウバー)、シューマッハの接触に不快感

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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イギリスGPを今季初となるリタイヤで終わったザウバー・チームの小林可夢偉は、次のようにレースを振り返った。

「今日は全体的にパフォーマンスが良かったのでこの結果には失望している。
シューマッハ(メルセデスGP)とのアクシデント?
別にサイド・バイ・サイドになっていた訳でもないのに一方的にぶつけられたんだ。
こちらから言うことは何もないよ。
あの接触でマシンはダメージを負ってしまい、思うように走ることができなくなってしまった。
最後はオイル漏れがあるとのピットからの指示でマシンを止めた」

またペーター・ザウバー代表も、「可夢偉のレースはシューマッハとのアクシデントによって破壊されてしまった。
せっかくいいレースができそうだったのにそれをぶち壊した、まさにあれは『不必要な接触』だったよ」と、説明した。

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混乱のブロウン・ディフューザー規制、結着みえず

FIA

今回のイギリスGPで最も大きな争点となったのでいわゆるブロウン・ディフューザーへの規制問題だった。

当初、FIA(国際自動車連盟)が示した「ペダルをオフした時のスロットル開度は10%まで」として新規制で始められたが、ルノーでタイトル獲得搭載する側からは「エクゾーストバルブへの冷却が不十分になりエンジンブローの可能性がある」との直訴からいったんは「50%」まで認められたものの、他チームからの抗議から振り出しに戻るなど混迷を極めた。
決勝レース当日の会議でも結論は出ず、大きな火種は今なお残ったままになっている。

現況では、ヨーロッパGP(バレンシア)時点の規制に戻すべき、という意見が多いとされるが、その場合でも次戦ドイツGPまでに合意に至るのは容易ではないとみられている。

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ウェバー(レッドブル)、「チームオーダー指示」に不満示す

RedBull Duo C)Redbull Racing
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イギリスGP決勝レース終盤、ペースが落ちたベッテルをチームメイトであるウェバーが背後まで追い詰めながら、結局チームからの「チームオーダー」の指示により抜かなかったことについて、レース後ウェバーが不満を明らかにした。

「レーヘスは堂々と争われるべきもので、こんな形でのフィニッシュはうれしくないし、ノーと言いたいよ。
もしもトップのアロンソに何かあったなら、僕たちのバトルは優勝争いになったかも知れないんだからね」

ウェバーはまたこれを決断するまで4-5回チームと無線で応酬があったことを明らかにしているが、これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「もしも2台が絡んだりしたら、チームは大量のポイントを失うことになる。
チームとしてはそういうリスクを冒す訳にはいかないんだ。
でも、ウェバーはチームプレーヤーだから納得してくれると信じていたけれどね」と、語っている。

なお今シーズンからチームオーダーは解禁されている。

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2011/07/10

イギリスGPはアロンソ(フェラーリ)が今季初勝利遂げる

直前に降った雨によりウェットコンディションでスタートしたイギリスGP決勝レースだったが、まもなく路面は回復、インターミディエイトからオブションタイヤに履き替えてのバトルとなった。
レースはブロウン・ディフューザー規制のせいか、予想通りレッドブル勢とフェラーリ勢のパフォーマンスが拮抗、最後まで目の離せないバトルが演じられた。

Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
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結果的には2位に10秒以上の大差でフェラーリ・チームのアロンソが優勝。
アロンソは今季初勝利、2010年韓国GP以来となる自身通算27勝目。
いったん首位に立ってからは危なげのない快走でチェッカーフラッグを真っ先に受けてみせた。

2-3位はレッドブルのベッテル&ウェバー。
ベッテルは最後タイヤが傷んだかペースが落ちたものの、ピットからの「指示」もあり順位を変えることなくフィニッシュ。
両者のタイム差はわずかに0.4秒というものだった。
3位はハミルトン(マクラーレン)、4位がマッサ(フェラーリ)だったが、燃費とみられる制限からペースの上げられないハミルトンに対し、マッサが最後に猛追。
コーナーで両者は激しく接触する場面もみられたが、結局ハミルトンが逃げ切った。

6位ロズベルグ(メルセデスGP)、7位にペレス(ザウバー)。
ペレスの入賞はスペインGPの9位に続くものでもちろん自身最高位の成績。
8位ハイドフェルド(ルノー)、9位シューマッハ(メルセデスGP)、そして10位がアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)だった。
相変わらず荒いドライビング・スタイルのシューマッハはレース序盤前を行く小林可夢偉に接触、スピンに追い込んで10秒ストップのペナルティを科せられた。
その小林可夢偉は残念ながらその後ピットアウトの際にロリポップの不手際から他車と接触しそうになり他チームのガンを損傷、やはりペナルティを受けている。
さらにその後エンジントラブルか、白煙を上げてストップ、今季初のリタイヤとなった。
またバトン(マクラーレン)はピット作業のミスで右フロントタイヤが緩み、ピットロードでストップ、リタイヤを余儀なくされた。
ブエミ(トロ・ロッソ)は他車との接触でタイヤをブローさせやはりリタイヤ。
今回が初優勝F1レースのリカルド(ヒスパニア)は最後尾ながら完走を果たした。

イギリスGP決勝レースの結果はこちら
イギリスGP画像はこちら

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ウェバーがピレリとともにポールを獲得、ディ・レスタが地元で輝きを見せる

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月9日、シルバーストン

レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが1分30秒399でスペインGPに次いで今季2回目のポールポジションを獲得しました。彼にとってはキャリア8回目のポール獲得で、レッドブルの予選圧勝は今回も途切れませんでした。

昨年のイギリスGP勝者であるウェバーは、変わりやすいコンディションの中で行なわれた予選で、ピレリのPZeroイエロー・ソフト・タイヤで最速タイムを記録しました。

金曜日に1日中降り続いた雨に続き、土曜日も天候は不安定なままで、気温19度、路面温度19度というコンディションとなりました。Q1では終了10分前までドライコンディションでしたが、その間にウェバーがPZeroシルバー・ハード・タイヤでトップタイムを記録していました。

Q2の開始までに路面はダンプ(湿った)状態となり、上位勢の多くはPZeroインターミディエイト・タイヤでコースインしました。しかし路面が乾いていくにつれてドライバーたちはPZeroイエロー・ソフト・タイヤへと交換していきました。セッション終了直前に次々とタイムが更新され、Q3進出をかけた争いが白熱しました。

Q3の開始時点では路面はドライとなり、各ドライバーはPZeroイエロー・ソフト・タイヤでまず保険をかけるためのタイムを出しに行きました。レッドブルの2人がトップに立ち、ウェバーがベッテルの前に出ました。

残り2分となったところで再び雨が降り始め、これによって上位勢の順位は決まりました。特筆すべきは自己最高位の6位を得たフォースインディアのポール・ディ・レスタ(中国GPでの予選8位を更新)と、こちらも自己最高の7位を得たウイリアムズのパストール・マルドナド(モナコでの予選8位を更新)です。両者ともPZeroイエロー・ソフト・タイヤでタイムを記録しています。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「これまでのところ全く予測不可能な展開となっており、目が離せない状態が続いています。変わりやすい天候のため予選までにドライでの走行がほとんどできておらず、予選でも非常に少ないチャンスを掴んでタイムを記録せねばなりませんでした。ウェーバーは、最終的に適切なタイミングでタイヤを最大限に活用しました。そしてそれは明日も成功のカギになるはずです。天気予報では今日よりもドライになるはずですが、何が起こるか分かりません。PZeroシルバーとPZeroイエローについてはシルバーストンのレースコンディションでのデータがほとんどありませんから、なおさらです。レース戦略が非常に重要になるでしょう。予選で素晴らしい活躍を見せたディ・レスタやマルドナドのようなドライバーに、その結果をさらに好結果へ繋げるチャンスが巡ってくるかもしれません」

ピレリジャパン・プレスリリース

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予選3位アロンソ(フェラーリ)、「カナダの2位よりポールに近い」

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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9日(土)行われたイギリスGP公式予選で、カナダGPの2位に次ぐ今シーズン2番目のポジションを得たフェラーリ・チームのフェルナンド・アロンソだが、これについて「カナダの2位より今回の3位のほうがポールに近い」と、語っている。

「確かに実際の順位についてならカナダの2位のほうが上だけど、純粋なパフォーマンスで言えば間違いなく今回のほうが良かったと思うな。
このサーキットは僕たちのマシンに合ったレイアウトではないし、期待以上の予選結果だった。
明日は堂々とベストなコンディションでライバルと戦いたいと思っているよ。
この2日間でもう十分雨には打たれたからね」

カナダGP予選で0.398秒だったポール(ベッテル)との差は、今回3位でありながらポール(ウェバー)との差は0.117秒まで縮まった。

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排気規制、フェラーリ有利、ルノー&メルセデスは不利に?

Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
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今回各チーム間で不満が渦巻いているブロウン・ディフューザー規制問題に対し、公式予選を終えた土曜日の段階で「フェラーリは有利に、ルノー&メルセデスは不利になった」というのが大方の見方のようだ。
この中でルノー側は当初から強い反対の姿勢を貫いていたが、予選結果を見る限りメルセデスにも影響は大きかったとみられる。

前戦ヨーロッパGPの予選と比べると、ルノーとメルセデス・エンジン搭載車はいずれもトップ10からそれぞれ数を減らしたのに対し、フェラーリ・エンジン勢は2台から3台に数を増やしたもの。(その1台は小林可夢偉)
中でも本家ルノー・チームは、9-11位から今回は14-16位と大不振。
またレッドブル・ルノー勢は辛くもフロントロウ独占継続は果たしたものの、3番手とのタイム差は前戦で0.405秒あったのに比べ、今回はわずか0.117秒まで迫られている。

マクラーレン・メルセデスのマーティン・ウィットマーシュ代表は、「われわれにもこんなに影響が生じるとは思わなかった」と述べているが、注目は決勝レースでのパフォーマンスだ。

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自身最高8番グリッド獲得の小林可夢偉、「チームに感謝」

各チーム、気まぐれな「英国ウェザー」に振り回される中、予選8番手と小林可夢偉がシーズン最高のグリッドを獲得したザウバー・チームでは、次のように予選を振り返った。

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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小林可夢偉:「コンディションが次々と変化していったので、とても難しい予選になった。
それでもチームは一丸となってこれに対応したよ。
とりわけ金曜日に大きなクラッシュをしてしまったマシンを、直ちに修復してくれたメカニックに働きには感謝している。
ウチの強みはこのチームワークだからね」

ペーター・ザウバー代表:「シーズンが進んで各チームの戦力が拮抗してくると、予選でトップ10に食い込むのはほんとうにタイヘンなこと。
そうした意味でみごとな結果を残した可夢偉と彼のスタッフを讃えたい」

ジェームズ・キー/テクニカル・ディレクター:「可夢偉はさらに上を狙えたとも思うが、それでもこのポジションは悪くない。
ウチはいつだって予選よりレースのほうが強いので、明日の決勝レースではこれを最大限活かすことを期待している」

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ブロウン・ディフューザーの猶予措置で現場混乱

Renault F1 Engine (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は今回のイギリスGPから、いわゆるブロウン・ディフューザーの実質禁止措置(スロットルオフ時に10%まで)を通達しているが、厳密に対処するとエンジンに深刻な悪影響があるとのことから、複数のエンジンが猶予措置を申告したとされている。

これについてFIAは、木曜日の段階で深刻を受けた分についてまで認めるとした模様で、それ以降のものについては土曜日になってから取り消していてこれがチームにより不満を生じさせているようだ。
(とりわけルノー・エンジンを搭載するレッドブル・レーシングやロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)

これに対処するため、日曜日の決勝レース前に再びFIAと各チームとが緊急会議を行う予定という。

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2011/07/09

イギリスGPポールはウェバー、小林可夢偉ベストの8位

イギリスGP予選Q3は、上位陣が2度目のアタックに入ると同時に再び雨粒が落ち始め、結局各車タイムアップならず。
1度目のアタックでのタイムでグリッドは決定した。

Mark Webber (C)Redbull Racing
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フェラーリ勢の追撃をかわし、からくもフロントロウはレッドブル勢が独占したが、タイム差は明らかに接近してきた。
ただ今回ポールポジションを獲得したのはマーク・ウェバーのほうで、今季スペインGPに続く2度目、自身通算8度目のポール獲得となった。

2番手も僚友のベッテルで両者のタイム差はわずかに0.032秒だった。
3-4番手には急速にパフォーマンスを上げてきたフェラーリ勢のアロンソ&マッサ。
ベッテルとアロンソのタイム差は0.085秒。
5番手バトン(マクラーレン)、6番手にはここがホームグランプリとなるフォース・インディアのポール・ディ・レスタがみごとな走りで食い込んだ。
7番手も新人のマルドナド(ウィリアムズ)、8番手小林可夢偉(ザウバー)でこれはベストのグリッドということになる。
(これまでのベストは昨年のマレーシアGPと今年の開幕戦オーストラリアGPの9位)
9番手ロズベルグ(メルセデスGP)、10番手はハミルトン(マクラーレン)だった。

イギリスGP公式予選の結果はこちら
イギリスGP画像はこちら

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天候回復の予選Q2、小林可夢偉7番手で通過

気まぐれなイギリス・ウェザーは再び雨も上がり、路面にそれほど濡れた部分はない模様。
最初にメルセデスGP勢がインターミディエイトでコースインしたが、他はオブションないしプライムタイヤでウェットタイヤを履くことはなかった。

このセッション、トップで通過したのはフェラーリのマッサでタイムを1分31秒台に入れた。
以下、2番手ウェバー(レッドブル)、3番手アロンソ(フェラーリ)、4番手バトン(マクラーレン)、5番手ロズベルグ(メルセデスGP)、6番手ベッテル(レッドブル)、7番手小林可夢偉(ザウバー)、8番手ハミルトン(マクラーレン)、9番手ディ・レスタ(フォース・インディア)、そして10番手マルドナド(ウィリアムズ)までがQ3進出を決めた。

ここで脱落したのはスーティル(フォース・インディア)、ペレス(ザウバー)、シューマッハ(メルセデスGP)、ペトロフ(ルノー)、バリチェッロ(ウィリアムズ)、ハイドフェルド(ルノー)、そしてコバライネン(ロータス)の7台。
ルノー勢は予想通りブロウン・ディフューザーの影響で苦しんでいるようだ。

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予選Q1、突然の降雨で乱戦に

20分間で争われる予選Q1は、しかし各車2度目のアタックに入ろうとする残り5分あたりで突然の本格降雨。
これによりドライタイヤでのアタックは不可能となり、いつもの予選Q1とは様相が異なった結果になった。

1番手はウェバー(レッドブル)、2番手マルドナド(ウィリアムズ)、3番手マッサ(フェラーリ)、4番手ベッテル(レッドブル)、5番手アロンソ(フェラーリ)、6番手バリチェッロ(ウィリアムズ)、7番手ハミルトン(マクラーレン)、8番手ペレス(ザウバー)、9-10番手にメルセデスGPのシューマッハ&ロズベルグという順。
この中でウィリアムズの2台はすでにオブションタイヤだった模様だ。

マクラーレンのバトンは11番手、ザウバーの小林可夢偉は12番手。
ロータスのコバライネンは16番手で通過。
逆にトロ・ロッソのアルグエルスアリ&ブエミは脱落。
他に、グロック(ヴァージン)、トゥルーリ(ロータス)、ダンブロジオ(ヴァージン)、そしてヒスパニアのリウッツィ&リカルドの計7台が脱落となった。
なお107%タイムは1'39.156で、これは全車クリアしている。

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フリー走行3回目はベッテル最速もフェラーリ勢が肉薄

イギリスGPフリー走行3回目セッションは途中わずかに雨粒の落ちるシーンはあったものの、すべてドライコンディションで行われた。

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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結果的に最速タイムはベッテル(レッドブル)が記録したものの、2番手のアロンソ(フェラーリ)とのタイム差はわずかに0.063秒という僅差。
また3番手ウェバー(レッドブル)と4番手マッサ(フェラーリ)とのタイム差も0.340秒というものだった。
5番手にはコスワース・エンジンを搭載の新人マルドナド(ウィリアムズ)が入って注目を集めた。
6番手バトン(マクラーレン)、7番手小林可夢偉(ザウバー)、8番手ロズベルグ(メルセデスGP)、9番手ペレス(ザウバー)、10番手も新人のディ・レスタ(フォース・インディア)だった。

シューマッハ(メルセデスGP)は途中フロアが路面に当たるシーンもみられ、ピットで作業が行われたが11番手。
あるいはブロウン・ディフューザーの影響かルノー勢はペトロフ15番手、ハイドフェルドも18番手と低迷。
またホーナー代表やニューイ氏らレッドブル首脳はセッションが始まってもFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターと会談中と伝えられ、こちらも今回から規制が強められたブロウン・ディフューザーの扱いについて揉めているのでは、との推測も報じられている。
(ルノー・エンジンを使用するのは他にロータス・ルノーGPとチーム・ロータス)

このあと注目の公式予選は現地時間午後1時(日本時間:午後9時)から行われる。

イギリスGPフリー走行3回目の結果はこちら
イギリスGP画像はこちら

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マッサ(フェラーリ)、最速タイムも、「まだわからない」

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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イギリスGP初日午後のフリー走行をトップタイムで終えたフェラーリ・チームのマッサだが、「このコンディションではまだ全然わからない」と、慎重な姿勢を崩していない。

「まだこんな状態でタイムがどうとか順位がどうとか言っても始まらない。
他のマシンとの評価ができる段階じゃないからね。
とはいえ、確かにウェットでのマシンバランスが良いというのは今後のことを考えても良い兆候だ。
ここではコンディションの変化にいかに対応するかというのも大事な要素になるだろうね」と、自信をみせた。

これを裏付けるように、シャシー部門の責任者であるパット・フライ氏も、「今日の結果について?
こんなコンディションだからね。
自分のことはわかるけれど、他のチームのことはわからないということだよ」と、語っている。

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渦中のハミルトン(マクラーレン)、「外野の意見に耳貸さない」

L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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このところグランプリ毎に様々な話題を集めてきたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンには、当然のことながらシルバーストーンでも記者の関心が高まっている。
しかしこうした状況でも当のハミルトンは次のように語り、平静を装った。

「ドライバーというのはいつだってしようもない噂にさらされているものさ。
でもそんなことにうつつを抜かしているのはホンの一部の人間に過ぎない。
勝手な意見で周囲を振り回すのはたいがいにしてもらいたいものだ。
でも僕はそんな記事が載っている新聞は読まないし、全然気にしていないけどね。
言えることは、僕も僕のチームやスタッフは、全員がポジティブにシーズンを戦っているということだよ」

マクラーレンの総帥ロン・デニス氏の子飼いと言われたハミルトンも、来年末とされる現在の契約満了を前に、いよいよ同チームとの訣別の時という観測記事が増えている。

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ハミルトン&ウェバー、セッション終了後呼び出される

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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イギリスGPのフリー走行初日のセッション終了後、マクラーレン・チームのルイス・ハミルトンとレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーがそれぞれFIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技審査委員)に呼び出され、事情聴取を受けたことがわかった。

理由については公表されていないが、マクラーレン・チームの関係者によれば「ウェット宣言でDRS(可変リヤウィング)が使えないにも関わらずこれを使用したためではないか」ということだ。
ただいずれもその後処分を受けたというニュースは聞かれていない。

なお前戦のヨーロッパGPではDRS使用区間が2か所だったのに対し、今回のイギリスGPでは4コーナーから6コーナーまでのウェリントン・ストレート1か所のみとなっている。

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クラッシュの小林可夢偉(ザウバー)、「メカニックに感謝」

小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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8日(金)行われたイギリスGPのフリー走行初日、午前のセッションで大クラッシュ、マシンを大破したザウバー・チームの小林可夢偉だったが、午後のセッションでは堂々3番手タイムを記録してその存在感を示した。

「まず最初に言いたいのは、こうして午後のセッションにマシンを間に合わせてくれたメカニックの働きについてだね。
彼らの素晴らしい仕事にほんとうに感謝しているよ。
今日は路面がこんなだったので、順位は意味がない。
どのみち明日の予選や日曜日の決勝レースはドライになるだろうから、ウェットでの僕等のパフォーマンスは関係ないよ。
それでもここシルバーストーンでの結果には期待しているけどね」

同チームのジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターは、「今日はこんなコンディションだったから、今日の順位(1回目ペレス4位、2回目小林3位)は意味をなさない。
ただウェットとインターミディエイト、それぞれのタイヤでの情報を収集することができたので、これは今後のために有益なことだと思っている」と、語っている。

また小林のアクシデントについて、「午前のセッション、彼のマシンはあまりバランスが良くなく、ああいうことになってしまった。
しかし彼が無傷だったのはいいニュース。
またマシンのダメージも深刻なものではなかったためメカニックが午後に間に合わせることができたのは幸いだった」としている。

国際映像では、小林可夢偉のアクシデントを確認したザウバー・チームのメカニックがマシンの到着を待たず直ちに修復の準備を始めたところが映されていた。


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2011/07/08

フリー2回目、マッサ最速! 小林可夢偉3番手タイム

小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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コンディションの様子見から、1台もタイム計測がないまま前半を終了したフリー走行2回目セッションだったが、雨が降り止むのにつれ各車走行を開始。
ただ、ウェットタイヤのマシンとインターミディエイトでのマシンとが交錯。

残り時間の減少と共に激しいタイムアタックが行われ、次々と順位が更新。
ロズベルグ(メルセデスGP)がトップタイムを記録すると午前のセッションでマシンを大破した小林可夢偉(ザウバー)が2番手につけた。
しかしチェッカーフラッグが振られた後にフェラーリのマッサがさらにタイムを更新し、このセッションのトップとなった。

以下2番手ロズベルグ(メルセデスGP)、3番手小林可夢偉(ザウバー)、4番手ハミルトン(マクラーレン)、5番手バトン(マクラーレン)、6番手スーティル(フォース・インディア)、7番手ディ・レスタ(フォース・インディア)、8番手バリチェッロ(ウィリアムズ)、9番手ペレス(ザウバー)、そして10番手ブエミ(トロ・ロッソ)の順。

シューマッハ(メルセデスGP)は12番手、レッドブル勢はウェバーが14番手ベッテル18番手。
またアロンソ(フェラーリ)は15番手、初走行のリカルド(ヒスパニア)はトラブルかピットにいる時間の長かった僚友リウッツィを上回り23番手だった。

イギリスGPフリー走行2回目の結果はこちら

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フリー走行は午後も雨

イギリスGPのフリー走行初日は午後の2回目セッション開始と同時に激しい雨。
シグナルが青になっても直ちにコースインするクルマはまだみられず。
このため午前のセッションでクラッシュした小林可夢偉(ザウバー)にとっては時間的余裕が生まれ、逆に「恵の雨」ということになりそうだ。

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イギリスGPフリー、ウェバー最速も小林可夢偉クラッシュ

Mark Webber (C)Redbull Racing
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イギリスGPのフリー走行が、英国らしい不安定なウェットコンディションのもと始められた。
なお今年もシルバーストーン・サーキットは変更が加えられ、ホームストレートがクラブコーナーの後に移動させられている。
またドライバーでは、既報の通りヒスパニアのカーティケヤンに代わり新人のダニエル・リカルド(21歳:オーストラリア)が今回F1デビューを果たす。

雨が降ったり止んだりの目まぐるしい状況で、大きな事故が起きたのはセッションが残り約16分となった時。
しかしその当事者はザウバー・チームの小林可夢偉だった。
最終コーナーを立ち上がり、ピット前のストレートで足を取られた可夢偉のマシンはタイヤバリアに激しくクラッシュし、主にマシンの右部分を大破した。
ドライバーに怪我はないものの、マシンの修復には時間が掛かりそうだ。

最終的にこのセッションをトップで終えたのはレッドブルのウェバー。
以下、シューマッハ(メルセデスGP)、バリチェッロ(ウィリアムズ)、ペレス(ザウバー)、マッサ(フェラーリ)、ロズベルグ(メルセデスGP)、アロンソ(フェラーリ)、ハミルトン(マクラーレン)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、そしてアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)の順。
小林可夢偉のタイムは18番手、また初走行のリカルド(ヒスパニア)は最下位の24番手だった。

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タイヤから見たイギリスGP

(C)Pirelli Motorsport
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2011年7月7日、シルバーストン

シルバーストンは路面がざらついており、全長もベルギーGPが行なわれるスパ・フランコルシャンに次いで二番目に長く、シーズン中、最も高速でタイヤに厳しいサーキットのひとつです。イギリスGPにはPZeroシルバー・ハード・タイヤとPZeroイエロー・ソフト・タイヤが供給されますが、気温が低く曇りがちで不安定な天候のため、PZeroブルー・インターミディエイトとPZeroオレンジ・ウエット・タイヤが使用される可能性が高いでしょう。シルバーストンは過去に何度も改修が重ねられてきましたが、今年最大の変化は、クラブ・コーナーの後に加わった新しいピット&パドックエリアです。これにより各コーナー番号が変わりました。

サーキットについて:
サーキットの序盤は非常に高速なセクションで、素早い切り返しの連続です。そのため、フロントタイヤのグリップを最大限に引き出すことが重要になります。

ターン3は低速のコーナーで、空力グリップよりもメカニカルグリップに頼ることになります。ここではリアタイヤを路面にしっかりと接地させ、最大限にトラクションを稼がねばなりません。特にマシンの回頭性も重要です。非常にトリッキーなコーナーではあるものの、ソフト・タイヤであれば正確なマシンコントロールとフィードバックが可能になるはずです。

ルフィールド・コーナーではエイペックス付近でグリップが最大になります。以前スタートフィニッシュ・ストレートとして使われていた短いストレートへの立ち上がりでエンジンパワーをフルに路面に伝えるため、徐々にコースのアウト側へと広がっていきます。

コプスも途中にバンプがあることで良く知られるコーナーで、タイヤはショルダーでこの衝撃を吸収してマシン挙動を安定させて正常なコンタクトパッチを維持します。

ベケッツは平均速度が200km/h以上という非常に厳しい高速コーナーの連続です。空力ダウンフォースと4Gもの横Gによって、タイヤの温度は急激に上昇し120度以上に達します。
ベイルの後は左、右と素早く切り返し、クラブ・コーナーへと入っていきます。しっかりとエイペックスを捕まえ、次のラップへと加速して行きます。

ディドコット:
シルバーストンから車で45分のディドコットにロジスティクス流通拠点を持つピレリにとって、イギリスGPは第2のホームレースです。この施設では各チーム担当のエンジニア12名と、タイヤをホイールリムに組み付けるタイヤフィッター19名を含む、約40名が常駐しています。カーボンブラックに塗られた12台のトラックもこのディドコットに駐留されています。その内訳は、サービストラック2台、タイヤトランスポーター7台、ホスピタリティユニット用が3台です。

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バリチェッロ(ウィリアムズ)、さらなる契約延長に意欲

Rubens Barrichello (C)Williams F1 Team
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1993年、当時のジョーダン・チームでデビュー以来、目下F1最多出場を更新中のルーベンス・バリチェッロ(39歳:ブラジル)が、さらなる現役続行に意欲を燃やしている。

バリチェッロは2004年、フェラーリ時代に中国GPで記録したのを最後に勝利から遠ざかっているが、プライベート・エンジン搭載で苦戦した現在のウィリアムズ・チームも来季からは再びルノー・エンジン搭載が決まり、大幅な戦力アップが期待されているもの。

「新しいエンジンも決まり、いまチームの士気は最高に上がっているんだ。
僕ももちろんその一角としてチーム再興に寄与したいと思っている」と、今年39歳になったベテランは語っている。
ただバリチェッロのウィリアムズ・チームとの現行契約は今シーズン末までとみられている。

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カーティケヤン(ヒスパニア)、シート喪失は資金難?

Narain Karthikeyan (C)Hispania Racing
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HRT(ヒスパニア・レーシング)でこれまで開幕戦からシートを守ってきたナレイン・カーティケヤン(34歳:インド)だが、今週末のイギリスGPからはレッドブル・グループのジュニア・ドライバーだったダニエル・リカルド(21歳:オーストラリア)にそのポジションを譲ることが確定している。

これについて、イタリアの専門紙は「カーティケヤンがチームに納めるべきスポンサー資金が途絶したため」と、その裏事情を指摘した。
ただ同チームには依然として『タタ・モータース』などインド企業のロゴ掲出が継続していることから、少なくとも第17戦となる今季初開催のインドGP(10月30日決勝)には再び地元のカーティケヤンがヒスパニアのマシンに搭乗する姿がみられるものと期待されている。

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ナイジェル・マンセル氏、再びイギリスGPのスチュワードに

Nigel Mansell (C)Williams F1
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FIA(国際自動車連盟)は、今週末行われるイギリスGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、1992年のF1チャンピオン(ウィリアムズ・ルノー)であるナイジェル・マンセル氏(57歳:イギリス)を起用することを明らかにした。

なお昨年のイギリスGP時にもレーススチュワードを務めているマンセル氏は、現役時代このイギリスGPでは実に4度の優勝を数えている。
(最多はジム・クラーク&アラン・プロスト両氏の5回、現役ドライバーではシューマッハの3回が最多)

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2011/07/07

ザウバー氏を信頼の小林可夢偉、残留の方向高まる

小林可夢偉&ザウバー代表 (C)Sauber Motorsport
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ザウバー・チームの本拠であるスイスの『ブリック』紙が、近く小林可夢偉の2012年シーズン残留が発表されるだろうとの見通しを報じている。

2009年末にトヨタでF1デビューした小林可夢偉は、その可能性を秘めたドライビング能力から直ちに新人発掘に定評のあるペーター・ザウバー氏が注目。
2010年に同チームからF1フル参戦を果たし、この年ルーキードライバーとしては最も高い32ポイントを獲得、今季はまだシーズン半ば以前の段階ですでに25ポイントを獲得するなど堅実なレース運びをみせている。

同紙によれば、小林可夢偉には他チームからの感心も高いが、ペーター・ザウバー代表を強く信頼していることから来季も同チーム残留の可能性が高く、近く発表されるだろうとのことだ。

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ディ・グラッシ、来季ピレリのテストドライバーに

Lucas di Grassi (C)Virgin Racing
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昨シーズン、ヴァージン・レーシングのドライバーとしてF1参戦を果たしたルーカス・ディ・グラッシ(26歳:ブラジル)が、2012年はピレリタイヤのテストドライバーに就くことが明らかにされた。

同タイヤのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは、「ディ・グラッシはわれわれがタイヤ開発のシミュレーションに必要とする高いスピードレベルと、的確なフィードバックとを備えている有能なドライバーだ」と語るが、しかしF1経験という観点からいえば今季のペドロ・デ・ラ・ロサより劣ることは否めない。

F1でのディ・グラッシは通算19戦で、予選最高20位、決勝レースは最高14位、獲得ポイントは0となっている。

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ウィリアムズ、往年の王者マシンで新体制お披露目

Williams Renault FW14 (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは、すでに2012年シーズンから再びルノー・エンジンを搭載することを明らかにしているが、このほどグローブの本拠地で行われた新体制発表会では、1990年代に大活躍したチャンピオンシップマシンを当時のカラーリングのまま登場させると共に、ジャック・ビルニューブ氏やデイモン・ヒル氏ら、往年のチャンピオンシップも顔を出すという豪華版で記者らを圧倒した。

1990年代、ルノー・エンジンを搭載したウィリアムズのマシンは実にドライバーズ・タイトルを4回、またコンストラクターズ・タイトルを5回という圧倒的な成績を残している。

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2011/07/06

チーム・ロータス、イギリスGPからケーターハムのロゴを標示

Team Lotus Caterham (C)newspress
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F1チーム・ロータスは、今週末にシルバーストーンで開催されるイギリスGPから、今年買収したケーターハムのロゴをつけて走ることになった。同時に米大手電機メーカーのゼネラル・エレクトリック社のロゴも新たにつけられている。

ケーターハムは、1960年にロータス・セブンのディーラーとして設立され、1973年にはセブンを生産する権利を取得した。チーム・ロータスのオーナーであるトニー・フェルナンデス氏が今年4月にケーターハム社を買収。その後、チーム・ロータスの名称使用をめぐってのグループ・ロータスとの係争が決着し、晴れてF1でのチーム・ロータスの名称使用を認められている。

GP2のチーム・エアアジアにはすでにケーターハムのロゴが付けられているが、GP2ではグループ・ロータスとARTがロータス・グリーンのマシンを走らせている。

ケーターハムは今年初め、15年ぶりの新型車SP/300.Rのプロトタイプを発表している。
Caterham SP/300R (C)newspress
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ハミルトン(マクラーレン)、「契約では来季移籍が可能」

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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そのアグレッシブなドライビング・スタイルが話題を呼ぶ中、ジュニア時代から馴染んだマクラーレン・チームからの移籍までも取り沙汰されるルイス・ハミルトンだが、英『ガーディアン』紙が来シーズンの移籍も可能と報じて話題を呼んでいる。

それによれば、同選手とマクラーレン・チームとの契約は来年まであるものの、今年12月までにハミルトンの側から契約解除の意思表示をすれば、来季の契約はフリーになるというもの。

ただ現在のF1戦力バランスを考えればマクラーレン・チームより上位はレッドブル・レーシングしか考えられず、その場合ウェバーが放出の標的ということになりそうだ。
なお、いずれのチームもドライバーとの契約内容について明らかにすることはなく、これもあくまでも外部の推測に過ぎない。

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マクラーレン、ゲイリー・パフェットとの契約を延長

Gary Paffett (C)McLaren Group
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マクラーレン・チームは、同チームのリザーブ&テストドライバーであるゲイリー・パフェット(30歳:イギリス)との契約を2012年末までさらに1年間延長したことを明らかにした。

まだカート時代の1996年にマクラーレン・メルセデス杯を獲得、同グループとつながりができたパフェットは、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)にメルセデスのマシンで参戦、さらにマクラーレン・チームとは2006年からテストドライバーを続けるなど長期の安定した関係を築いてきた。
ただレギュレーションの関係で、最近はほとんどF1マシン搭乗の機会は失われている。

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テサン・キャピタル(HRT)、スペインへの本拠地変更の意思

Hispania Racing『F111』 (C)Hispania Racing F1 Team
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新しくHRT(ヒスパニア・レーシング)のオーナーとなったことが確認されたスペインの投資家グループ『テサン・キャピタル』は、今後スペイン色を深めていく姿勢を明らかにした。

同チームはこれまで代表だったコリン・コレス氏の施設があったドイツを本拠としていたが、これをスペイン国内に移すこと、またドライバーについても少なくとも1人はスペイン人ドライバーを起用したいとしている。

現在F1ではアロンソ(フェラーリ)を始め、アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、さらに臨時ドライバーとしてはデ・ラ・ロサ(ザウバー)らのスペイン人ドライバーを数えるが、ヒスパニア・レーシングが狙っているのは元GP2ドライバーであるハビエル・ビラ(23歳:スペイン)であると目されている。
またスペイン国内の施設としては、バスクにあるイプシロン・ユースカディの施設が候補に挙げられている。

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2011/07/05

2011年イギリスGP ピレリ、当初の予定通りのタイヤを投入

(C)Pirelli Motorsport 拡大します

2011年7月4日、ミラノ

グランプリ概要:
ピレリのホームレースであるモンツァと同様に、シルバーストンは今季のカレンダーの中でも象徴的な存在のひとつであり、長いストレートと高速コーナーで知られています。昨年の大幅なレイアウト変更に続いて、今年はいくつかの箇所が再舗装され、ピットとパドックエリアも刷新されるなど装いが若干新たになりました。しかしシルバーストンの基本的なサーキット特性は変わっておらず、流れるような高速コーナーの連続で、メカニカルグリップよりも空力グリップが重要となります。

ピレリはプライムとしてPZeroシルバー・ハード・タイヤ、オプションとしてPZeroイエロー・ソフト・タイヤを投入します。これは過去8戦で最も多く使われ、いくつものスリリングなレースを演出してきたタイヤの組み合わせです(このハードとソフトの組み合わせは、開幕からの5戦で採用されてきました)。

F1に参戦する全12チームのうち、8チームがイギリスに拠点を置いていることから、イギリスGPは国家の威信を賭けたレースと言えるでしょう。ピレリもF1のロジスティクス・流通拠点をシルバーストンから約30分のところにあるディドコットに置いています。

1948年に初開催されたシルバーストンは、最新のコース改修によって全長が5.891kmに伸び、ベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで2番目に長いサーキットとなりましたが、ここまでの9戦では最長となっています。52周で争われる決勝レースは3回もしくは4回のピットストップが予想されていますが、相変わらずの高速コースの特性と予測の難しいイギリスの天候もあって、ドライバーにとってもタイヤにとっても非常にチャレンジングなものとなるでしょう。

金曜のフリー走行では、各チームには2セットのPZeroホワイト・ミディアム・タイヤが追加供給されます。タイヤに厳しいサーキットでこのタイヤを評価するための措置です。

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ヴァージン・レーシング、マクラーレンと技術提携

Virgin Racing (C)Virgin Racing
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今季も成績不振に苦しむヴァージン・レーシングでは、テクニカル・ディレクターであるニック・ワース氏との契約終了に伴い同氏の保有するワース・レーシング・テクノロジーズのテクニカルセンターを買収、さらにマクラーレン・チームとの間で長期に渡るテクニカル・パートナーシップ契約を結んだことを明らかにした。

今後、マクラーレン・グループからさまざまな技術供与を受けることにより、今後の戦力アップを図る方針だ。

なお、F1プライベート・チームではフォース・インディアも同じくマクラーレン・グループとテクニカル・パートナーシップ契約を結んでいる。
(フォース・インディアはマクラーレンと同じくメルセデス・エンジン搭載、ヴァージンは現在コスワース・エンジン搭載)

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ウィリアムズ、2012年から再びルノー・エンジン搭載へ

Williams Renault FW14 (C)Williams F1
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2009年のトヨタ・エンジンを最後に、有力古参チームでありながら新規参戦チームと同様コスワース・エンジンの搭載を余儀なくされていたウィリアムズ・チームだが、2012年シーズンから再び有力なワークスユニットの一つであるルノー・エンジンを搭載する契約を結んだことを明らかにした。

ルノー・スポールでは現在すでにレッドブル・レーシングをはじめロータス・ルノーGP、そしてチーム・ロータスにエンジンを供給しているが、ウィリアムズには2012年と2013年には現行の2.4リッターV型8気筒エンジンを、さらに2014年には新レギュレーションに合致した1.6リッターV型6気筒ターボ・エンジンを供給することになる。

1990年代、ルノー・エンジンを搭載したウィリアムズのマシンは実にドライバーズ・タイトルを4回、またコンストラクターズ・タイトルを5回という圧倒的な成績を残している。

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ティム・デンシャム氏(ルノー)、フェラーリ・チーム移籍か

Renault『R26』(C)Renault F1 UK
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今シーズン、ここまでレッドブルやマクラーレンに比べ戦力の不足が露呈した感のあるフェラーリ・チームだが、その技術部門立て直しのため、ルノー・チーム(現ロータス・ルノーGP)からチーフ・デザイナーであるティム・デンシャム氏(55歳:イギリス)が移籍するのでは、とのニュースがイタリア国内で伝えられている。

デンシャム氏はルノーで『R26』以来、マシン開発に貢献してきた中心人物。
また日本ではロータス時代にエンジニアとして中嶋悟の担当、またティレル時代には同じく片山右京を担当したことで馴染み深い。

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2011/07/04

ヒスパニアの新オーナーはスペイン投資家グループ

スペインの『AS』紙は、HRT(ヒスパニア・レーシング)の新しいオーナーは日本の野村證券から出資を受けたスペインの投資家グループである『テサン・キャピタル』であると報じた。
またこの発表は5日(火)に行われるとも報じている。

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野村證券、HRT(ヒスパニア・レーシング)を買収か

山本 左近 (C)Hispania Racing F1 Team
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今シーズン、成績不振に悩むHRT(ヒスパニア・レーシング)だが、ここに来て日本の大手証券会社である野村證券が買収したとのニュースが流れ、注目を集めている。

『ザ・F1タイムス』が報じたところでは、スペイン・メディアからの情報として「財政面で苦しむ同チームが、総額2400万ユーロ(約28億円)で野村證券に売却した」というもの。
チーム名は残りのシーズンも現在のヒスパニア・レーシングで継続されるという。

正式発表は今日4日(月)にも行われる予定ということで、注目される。

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小林可夢偉(ザウバー)、「シルバーストーンはウチに合っている」

小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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前戦ヨーロッパGPで、ついに続けていた連続入賞が途絶えてしまったザウバー・チームの小林可夢偉だが、次戦イギリスGPでは高速コースということもあって再び入賞に意欲をみせている。

「シルバーストーンはここのところ続いていた市街地コースとは違って高速コースだからウチにとって相性のいいサーキットなんだ。
去年はシーズン最高の6位入賞を果たした所だし、個人的にもとても好きなコースだよ。
ただイギリスは天候が気まぐれだから、予測がつけにくい所でもある。
それでもカナダでどんなコンディションにも対応できることを証明できたから、心配はしていないけどね」

昨年のイギリスGPは予選12位、決勝レースでは6位で完走している。

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バトン(マクラーレン)、ジェットスキーで負傷

Jenson Button (C)McLaren Group
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2011年のチャンピオンシップで現在2位にランクするマクラーレン・チームのジェンソン・バトン(31歳:イギリス)が、ジェットスキーで負傷したことがわかった。
これは、この週末予定された『グッドウッド・フェスティバル』でのドライビングを急きょ欠場したことから明らかになったもの。

伝えられるところによれば、バトンは英『BBCスポーツ』の番組で左膝を打撲する負傷を負ったという。
ただ現在は多少の傷みが残るだけで、バトンやチームにとってホームグランプリとなる次戦イギリスGP(シルバーストーン)への出場には問題ないとされる。

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2011/07/03

ウィリアムズ、オペレーション責任者にマーク・ジラン氏

Dr.Mark Gillan
今シーズン、不振を続けるウィリアムズ・チームでは開発部門の構造改革を進めているが、今度はチーフ・オペレーション・エンジニアにマーク・ジラン氏、同じくエアロダイナミックス部門の責任者にジェイソン・サマービル氏を指名した。

ジラン博士はベルファストのクィーンズ大学を出た航空力学のエキスパート。
マクラーレンやジャガー、レッドブル等でエンジニアリングを担当した。

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FIA(国際自動車連盟)、V6エンジンでもサウンドに自信あり

2014年シーズンからの導入が決まっている「1.6リッターV型6気筒エンジン」は、関係者による要望の18,000回転ではなく、結局15,000回転となることで結着をみたが、その大きな要素であった「サウンド」についてFIA(国際自動車連盟)は自信をみせている。

FIAは、「当初の予定だった12,000回転から15,000回転に引き上げたことにより、サウンドはかなり好転されるものと確信している。
新しいV6エンジンのサウンドは、新しいF1サウンドの象徴になる筈だよ」と、説明している。

Honda RA300 (C)Honda Racing
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これまでF1サウンドの象徴とされたフェラーリやホンダのものは、いずれも12気筒エンジンである上に20,000回転近い高回転であるというのが特徴だった。

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ケン・ブロック(ピレリ)、トヨタのマシンに収まらず

Pirelli F1 Staff (C)Pirelli Motorsport
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ペドロ・デ・ラ・ロサの後を継ぎ、ピレリタイヤのテストドライバーに指名されたジムカーナ&ラリードライバーのケン・ブロック(43歳:アメリカ)だったが大柄すぎ、テストに使われている旧トヨタのF1マシンに身体が収まらないことがわかったという。

テストに使用されている『TF109』の現役当時のドライバーはヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックだった。

ピレリでは大きいサイズのモノコックが残されていないかトヨタに打診中という。

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2011/07/02

C.コレス代表、ヒスパニア・レーシング離脱の可能性

Colin Kolles (C)Ex.Spyker F1
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HRT(ヒスパニア・レーシング)代表として、弱小チームの運営に心を砕くコリン・コレス氏(43歳:ドイツ)だが、運営体制の更に伴いチームから放出される可能性が出てきたようだ。
その場合、同じく不振に喘ぐウィリアムズ・チームへの移籍もささやかれている。

また、ヒスパニア・レーシングのほうの後任としては、現在技術部門を束ねるジェフリー・ウィリス氏の昇格か、実質オーナーであるホセ・ラモン・カラバンテ親子の名前も上がっているがいずれも定かでない。

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今年のレース・オブ・チャンピオンズはデュッセルドルフで

Race of Champions Image (C)ROC
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世界一のモータースポーツ・ドライバーを決める祭典として馴染み深い『ROC(レース・オブ・チャンピオンズ)』では、当初今年の開催地として決めていたドイツの『コメルツバンク・アリーナ』がサッカーの試合により日程が組めなくなったことを受け、新たにデュッセルドルフのエスプリ・アレーナで行う方針であることを明らかにした。
なお12月3-4日のスケジュールは変更ない。

ROCは昨年は北京の通称『鳥の巣』で行われたが、それ以前はロンドンのウェンブリー・スタジアムでの開催が続いていた。

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新規定の1.6リッターV型6気筒エンジンは結局15,000回転に

V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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F1のエンジンはすでに2014年シーズンから新しく「1.6リッターV型6気筒ターボ・エンジン」で戦われることが決まっているが、注目されたその最高回転数についてFIA(国際自動車連盟)は15,000回転までとすることを明らかにした。

新しいエンジンについては当初12,000回転までとする方向で調整が行われていたが、これだとエクゾーストノートが貧弱になりF1にはふさわしくないと、とりわけグランプリを開催するプロモーター側から変更するよう働きかけがあったもの。

現行の規定では18,000回転までとなっていたが、結局その中間を取って15,000回転で落ち着いた模様だ。
ただ、燃料の流量については変更されないため、開発の技術者にとってはさらなるチャレンジングが要求されることになりそうだ。

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2011/07/01

マクラーレンvsニキ・ラウダ、バトル勃発

McLaren Motorhome (C)McLaren Group
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1971年にマクラーレン・チームからF1デビュー、1984年にはそのマクラーレンで自身3度目となるチャンピオン獲得を果たしたニキ・ラウダ氏(62歳:オーストリア)だが、いま両者の関係は最悪なものになっている。

現在ドイツの『RTLテレビ』でテレビコメンテーターを務めるラウダ氏は、カナダGP後に同チームのハミルトンを酷評。
「ハミルトンは完全に狂っている。このままでは被害者が出かねない」と、刺激的な言葉でそのアグレッシブなドライビングを非難した。

これに対抗し、チームはラウダ氏に対し向こう3戦、ハミルトンへのインタビューを拒否すること(モーターホームへの出入り禁止)を決めたという。
テレビコメンテーターとして、インタビューができないというのはかなりのダメージと言えそうだ。

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ダニエル・リカルド、ヒスパニアからF1デビュー決定

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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HRT(ヒスパニア・レーシング)は、現在レッドブル・グループの育成ドライバーになっているダニエル・リカルド(21歳:オーストラリア)の加入を発表、合わせて次戦イギリスGPからいきなりレースドライバーとしてデビューすることを明らかにした。

チームによればこれは両チーム間の「提携契約」により実現したものとのこと。
イギリスGPではビタントニオ・リウッツィとのコンビになるが、一方でナレイン・カーティケヤンのほうも「オフィシャルドライバー」としてチームに残留するという。

これを受けリカルドは、「F1のスターティンググリッドに並ぶことは僕にとってモータースポーツを始めた時からの夢。
でもニュースを聞いた時にはこれが「夢」じゃないかと頬をつねってしまったけれどね」と、喜びを露わにした。

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レッドブル首脳、シーズン中の規則変更に不快感

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は次戦イギリスGPから、いわゆるブロウン・ディフューザーの実質禁止を決定、これによりF1勢力図にも変化があるのでは、とみられているが、これを受け名前の上がるレッドブル・レーシングの首脳が不快感を示している。

語ったのは同チームでレーシング・アドバイザーを勤めるヘルムート・マルコ氏で、「正直言って、われわれのマシンはこれを禁止されたことにより1周あたり0.5秒は遅くなることを覚悟している。
ただこれをなんとかエアロダイナミックスのバージョンアップやセットアップの詰め等により吸収すべく対処することを考えている。
しかし、いずれにしてもシーズン途中にこうしたレギュレーション変更が行われるのはフェアでない。
やるならシーズンが終わってからにすべきだよ」と、不満をみせた。

ちなみに前戦ヨーロッパGPでいえば、レース中最速だったベッテル(レッドブル)と2位アロンソ(フェラーリ)とのベストタイム差は0.456秒という絶妙なものだった。

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