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2011/06/12

PZeroホワイトがデビューを果たし、PZeroレッドが最速タイムを記録

セバスチャンベッテル (C)Pirelli Motorsport
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2011年6月10日、モントリオール

ピレリのPZeroホワイト・ミディアム・コンパウンド・タイヤが、カナダGPの金曜フリー走行で今後に向けた評価用として2セットずつ提供され、グランプリ週末に初登場しました。

しかしながら、金曜の最速タイムを記録したのはPZeroレッド・スーパーソフト・タイヤでした。ほとんどラバーが載っていない“グリーン”な路面で非常にスリッパリーであったうえ、2度も赤旗中断となったにもかかわらず、昨年のポールポジションタイムまでわずか1000分の2秒と迫るタイムでした。

(C)Pirelli Motorsport
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PZeroホワイトとPZeroレッド・スーパーソフトに加え、PZeroイエロー・ソフトもプライムタイヤとしてこのレースに供給されています。

午前のセッションではメルセデスGPのニコ・ロズベルグが1分15秒591の最速タイムを記録しました。これは2番手のフェラーリのフェルナンド・アロンソに0.5秒以上の差を付けるものでした。両ドライバーともPZeroイエローでこのタイムを記録し、昨年のフリー走行1回目の最速タイム1分18秒127を大きく塗り替えました。

午後のセッションでは、気温24度と暖かく、午前から引き続きドライのままでセッションが行なわれました。各チームはミディアム・タイヤの評価を続けるとともに、PZeroレッド・スーパーソフトを投入してきました。フェラーリのフェルナンド・アロンソがPZeroレッドで1分15秒107の最速タイムを記録し、昨年のポールポジション記録1分15秒105に迫りました。

フリー走行1回目の後にセルジオ・ペレスが不調を訴えたため、ピレリの元テストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサがザウバーからF1現役復帰を果たしました。ピレリのタイヤ開発を担ってきたデ・ラ・ロサは、2010年イタリアGP以来となる出走で、しかも15分間以下という短い時間の走行で18位でセッションを終えています。

ピレリのホスピタリティエリアからコース上のアクションを見守る今週末のゲストの1人が、ジムカーナスターのケン・ブロックです。日曜にピレリとともに挑む新たな挑戦について発表を行なうため、レース会場を訪れているのです。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「今日はまさに色んなことが起きたセッションで、チャレンジングと名高いこの素晴らしいサーキットらしい1日でした。年に2回しか使用されないサーキットですから、今日はグリップが非常に低い状態でした。それにもかかわらず、ピレリのタイヤは非常にコンペティティブで、昨年のフリー走行タイムを悠々と上回り、驚いたことにポールポジションタイムにまで肉薄しました。セルジオ・ペレスが体調不良を訴えたことは残念に思いますし、すぐにまたコクピットに戻れることを祈っています。急きょマシンに乗ることになり、すぐに18番手タイムを叩き出したペドロ・デ・ラ・ロサの努力は素晴らしかったと思います。そして、2人の元ピレリ・テストドライバーがグリッドに並ぶというのも素晴らしいことです。新型ミディアム・タイヤへのフィードバックは、おおむね良好でした。これからさらに、2回のセッションで収集されたデータを分析していくことになります」

タイヤに関して:
今年はこれまでのところ、1レースあたりのピットストップ平均回数は61.5回です。ドライバー1人あたりに換算すれば約2.5回で、2~3回のピットストップ回数となることを目標にしているピレリの狙いが果たされていることを意味しています。

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