出場辞退のペレス(ザウバー)、「大丈夫だと思ってた」
Sergio Perez (C)Sauber Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)から出場許可をもらい、実際にカナダGPフリー走行1回目セッションにも出走しながらも、結局体調不良ということでその後の参加辞退を申し出たザウバー・チームのセルジオ・ペレス(21歳:メキシコ)は、次のようにその心境を取材記者に説明した。
「もちろん僕自身は万全の体調だと考えていたし、F1ドライブに何も問題はないと考えていたんだ。
ところがフリー走行を走ってみて、ほんとうは身体的にとてもつらい状態であることに気がついた。
F1マシンで走るなら、100%の状態でないととても戦えない。
でも、今の自分がそれには合致していないということなんだよ。
残念ながら、ほんとうの回復にはまだもう少し時間が必要だったということだね」
本来、同チームのリザーブ&テストドライバーとしては2010年GP3チャンピオンであるエステバン・グティエレス(19歳:メキシコ、)が登録されているが、ここまで一度もグランプリのセッションに参加したこともなく代役出走は叶わない状況。
そこでチームは昨季途中まで小林可夢偉の同僚だったペドロ・デ・ラ・ロサ(現マクラーレン/テストドライバー)を指名している。
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