小林可夢偉(ザウバー)、「グリップに悩むがポイント獲得目指す」
小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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金曜日のフリー走行でクラッシュした小林可夢偉(ザウバー)は、シャシーを交換して土曜日の走行に臨み、13番グリッドを獲得した。
「チームにとって、とても困難な週末になっちゃったね。
昨日のアクシデントで僕のマシンはシャシー交換を強いられたし、今日はデ・ラ・ロサまでクラッシュしちゃって。
ここで一番問題なのは、このコースでは縁石を使わないとタイムが出ないということ。
ところがウチのマシンではグリップがなくなってしまうんだ。
限界で走る時は、ほんとうに注意深さを要求されるよ。
最後のアタックではセクター2の途中までもっとタイムが短縮できる筈のペースだったけれど、シケイン前のバンプで突然グリップがなくなってしまったんだ。
でもペースは改善されつつあるので、明日の決勝レースではポイント獲得を目指したいね」
またペーター・ザウバー代表は、「この週末、これだけの仕事量をこなしてくれたメカニックたちに感謝したい。
可夢偉が獲得した13番というグリッドは、5位入賞を果たしたモナコの時と同じだからまたポイントを獲得してくれるものと確信しているよ」と、語っている。
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