マリオ・タイセン氏、今月で第一線から引退
Mario Theissen (C)BMW Sauber F1
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1999年以来、BMWのモータースポーツ部門責任者として同社のモータースポーツ活動を指揮してきたマリオ・タイセン博士が、いよいよ今月いっぱいで第一線から退くことになった。
ディレクターとしてのデビューはスポーツカーレースのルマン24時間レースだったが、F1では2000年から2005年までウィリアムズへのエンジン供給者として、また2006年から2009年まではBMWザウバー・チームの責任者として活躍、念願のザウバー初勝利を2008年のカナダで記録した。
最後のレースとなった26日(日)のニュルブルクリンク24時間レースでは、惜しくも優勝を逸したが2位入賞、「キャリアのスタートがルマンでの表彰台、そして最後をこうしてニュルの表彰台で終えられて幸せ者だった」と、表彰台で語った。
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