小林可夢偉(ザウバー)、「苦しいだけのレースだった」
Sauber Duo (C)BMW Sauber F1
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終始思ったようなドライビングが出来ず、今季初めて入賞を逸したザウバー・チームの小林可夢偉は、レース後次のように困難な状況を語った。
「ほんとうに難しくてきついレースだった。
タイヤのパフォーマンスを発揮するのが困難で、すぐに消耗してしまうしグリップはなくなるで……
タイヤの状況が良くてプッシュしたい時にはトラフィックに見舞われたしね。
とにかく、マシンの状況をもっと改善する必要があることだけは間違いないよ」
また1ストップで走り切ったセルジオ・ペレスも、「十分に戦えることができて、復帰戦としては良かったと思うけれど結果には満足していない。
戦略面では頑張ったんだけどね」と、惜しくも11位だったことを悔やんだ。
テクニカル・ディレクターのジェームズ・キー氏は、「今シーズン初めてトップ10圏内でフィニッシュできなかったことは残念だ。
結果的には3ストップのほうが良かったのかも知れないが、われわれは予選位置も悪かったので、戦略面でトライするしかなかったんだ。
次のシルバーストーンはこれまでとは異なったコースになるので、違った展開になるものと期待している」と、語った。
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