ピレリタイヤ首脳、カナダとモナコとは違う
小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
拡大します
今シーズン、F1タイヤを独占供給しているピレリでは、前戦モナコGPに続き今週行われるカナダGPにおいてもソフトタイヤをプライムに、また初投入したスーパーソフトをオブションタイヤにしたことをすでに発表しているが、これについて同タイヤのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは次のように念を押している。
「確かにモナコとカナダはどちらも市街地特設コースで、われわれが用意したのも同じスペックのタイヤということになる。
しかしジル・ビルニューブ・サーキット(カナダGP)のコースを考えると、モナコのような1ストップ作戦というのはここでは容易ではないと考えている。
戦略についてはあくまでもチーム側が考えるものだが、われわれは大いなる関心を持ってそれを見つめようと思っているよ」
モナコGPの上位フィニッシャーの中で、1ストップを成功させたのは優勝したベッテル(レッドブル)と5位の小林可夢偉(ザウバー)だけだった。
| 固定リンク
最近のコメント