大波乱のカナダGPは、バトン(マクラーレン)が今季初勝利
Jenson Button (C)McLaren Group
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ウェットコンディションでスタートしたカナダGPは、約2時間の中断を経ての再開後もセーフティカーが度々入る波乱の展開で、最終的にマクラーレン・チームのジェンソン・バトンが大逆転で今季初勝利を飾って終えた。
バトンの優勝は昨年の中国GP以来の自身通算10勝目。
2位はほとんど勝利を手中に収めながら、最終ラップでスピンしこれを逸したレッドブルのベッテル。
3位もレッドブルのウェバー、4位は復帰後初の表彰台を逸したメルセデスGPのシューマッハ、5位ペトロフ(ルノー)、6位マッサ(フェラーリ)、7位小林可夢偉(ザウバー)、8位アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、9位バリチェッロ(ウィリアムズ)、そして10位のブエミ(トロ・ロッソ)までが入賞。
一時2位を走るなど大健闘した小林可夢偉だったが、最終ラップの最終コーナーからの立ち上がりでマッサに逆転を許した。
両者の速報タイム差は0.0秒というものだった。
チームメイトのデ・ラ・ロサは12位。
またアロンソ(フェラーリ)はレース再開直後、バトン(マクラーレン)と接触しリタイヤに追い込まれた。
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