モナコGP、ペレスの事故受け来季はシケイン改修へ
Monaco Chicane (C)Sauber Motorsport AG
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今回同様に起きたいくつかのトンネル出口でのアクシデントの中で、ペレス(ザウバー)の被害をとりわけ深刻にさせた原因の一つにシケイン入口のガードレールが挙げられている。
ここは道路中央部に位置しているため危険な立地であることは誰も疑わないが、一方でクラッシュした際の作業にあたるクレーンが2基設置されているため、グランプリの運営にあたるモナコ自動車クラブでは動かしがたいとしていたもの。
しかし今回のペレスのアクシデントを受け、安全を何より最優先させるFIA(国際自動車連盟)は、来年に向け街路樹もろとも位置を大幅に変更することを決断した模様だ。
ただこれによりコースそのものが変更されるのではなく、ランオフエリアが拡大されることになる見通しだ。
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