イギリスGPも開催コスト増大に悲鳴
British GP Scene (C)Renault F1
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現代F1グランプリ発祥の地とも言えるイギリスだが、先にF1放映権の返上を英『BBC』が考えているとの報道に続き、今度はイギリスGP開催地でプロモーターも兼ねるシルバーストーン・サーキットが開催コストの増大に悲鳴を上げていることがわかった。
同サーキットを持つBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)によれば、2010年からの現行の契約では、当初契約ですらもそれまでと比べ最高となる1,160万ポンド(約15億円)と高額だが、契約ではさらに年々増加するシステムになっていて、10年後には約2,000万ポンド(25億8千万円)にも達することになるのだという。
FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)との契約ではほとんどのグランプリが同様に年々契約金額が上がるとも言われていて、F1のコスト削減を図るFIA(国際自動車連盟)の姿勢とは対照的な展開を目指すエクレストン氏の姿勢に苦情が高まりそうだ。
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