カナダGPレース後審議、フェラーリ代表も納得
12日(日)行われたカナダGP決勝レースでは、ウェットコンディションということもありレース中にいくつものアクシデントが発生、中にはレーススチュワード(競技審査委員)により審議の対象とされたものもありその結果が注目されたが、いずれも通常のレーシング・インシデント(出来事)であるとしてペナルティが科せられるケースは発生しなかった。
Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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とりわけ注目されたのは今季初勝利の行方にも影響を及ぼしかねないバトン(マクラーレン)に対するものだったが、これも晴れて「無実」に。
このアクシデントの一方の当事者でもあったアロンソ(フェラーリ)の上司であるステファーノ・ドメニカリ代表も、「アクシデントの原因についてはバトンのほうに責任は多いと思うが、それでもこれは事件ではなく事故。
一方を全面的に責めるというのは妥当なことではない」と、スチュワードの判断に理解を示した。
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