ピレリ、ウェットタイヤ規則の改善を求める
Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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今回のトルコGPでは、初日午前のフリー走行1回目セッションで今季初めてとなる本格的なウェットコンディションに見舞われたが、中にはウェットタイヤの不足を警戒して走行を控えるチームも続出した。
これは、現在のF1タイヤに関するレギュレーションで、「ウェット・タイヤ3セット、インターメディエイト4セットまで」とする制約があるためだ。
これにより、万一金曜日や土曜日までのフリーや公式予選でタイヤを使い切ってしまった場合、日曜日の決勝レースでタイヤがないことになりかねないからだ。
ピレリのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは英『オートスポーツ』に対し、「コンディションというのは非常に不確実なもので、全ての天候を予測するというのははっきり言って不可能だ。
3日間共に雨が降るということだってあり得ないことじゃないんだ。
タイヤ数の制限があるため走行しないという、こうした状況をわれわれは看過することができない。
これについて、F1はみんなで知恵を出し合う必要がある」と述べ、暗にタイヤ数の上限を拡大することを求めた。
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