予選不参加のヒスパニア勢、決勝レース出走認められる
Vitantonio Liuzzi (C)Hispania Racing
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モナコGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、公式予選に出走しなかったヒスパニア・レーシングのリウッツィ&カーティケヤンの二人について、いずれも決勝レースへの出走を認めることを明らかにした。
28日(土)行われた公式予選では、リウッツィが午前のフリー走行3回目セッションで起きたアクシデントによるマシンの修復が間に合わなかったこと、またカーティケヤンのほうはサスペンションに問題があるということでピットガレージからコースに出ることはなかった。
これについてチームはいずれも止むを得ない状況だったとしてFIA(国際自動車連盟)に出走嘆願書を提出、スチュワードがこれを認めたものだ。
ただ、フリー走行の段階でもいわゆる『107%ルール』に達していなかった2台(リウッツィは0.471秒、カーティケヤンは0.635秒不足)についての許可には疑問の声も上がっている。
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