小林可夢偉(ザウバー)、「可変リヤウィングの真価はスペインで」
小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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今シーズン、ここまで実質的に4戦すべてで入賞(開幕戦はマシンの問題で失格)。
その堅実なレース運びに高い評価がされているザウバー・チームの小林可夢偉だが、際立っているのはオーバーテイク・シーンが多いことだ。
これについて当人は、「僕だけが何か特別なドライビングをしているとは思っていないよ。
ただチャンスがあれば、積極的に行くというスタイルは以前からのもの」と、控え目。
それでも今シーズンから導入された可変リヤウィング(DRS:ドラッグ・リダクション・システム)については、「このDRSによってレースが面白くなっているというのは事実だね。
そして注目されるのは次のスペインGPだと思うよ。
バルセロナのサーキットは低速から高速まですべてのタイプのコーナーがあり、またどこのチームでも一番テストを重ねてすべてを知り尽くした所。
これまでここではオーバーテイクがとても難しかったけれど、ここでこそDRSの真価が問われることになるだろうからね」と、語っている。
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