モナコGP公式予選、ベッテル(レッドブル)がレコードタイムでPP
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
拡大します
モナコGP予選Q3は、クイックラップに出たザウバー・チームのペレスが大クラッシュで赤旗中断となった。
起きた場所はトンネル出口で、ちょうどフリー走行3回目セッションでのロズベルグ(メルセデスGP)を再現するようなクラッシュ。
ただロズベルグがシケイン出口中央部のバリアを辛くもかわしたのに対し、ペレスはほとんど減速できないまま右側面から激しく衝突してしまった。
この時点でトップはベッテル(レッドブル)の1'13.556というもので、すでに昨年のポールタイム(1'13.826)を打ち破っている。
長時間にわたる中断のあと、残り2分26秒でセッションが再開。
ここまでノータイムだったハミルトン(マクラーレン)を先頭に1回限りのアタックにペレスを除く全車が臨んだが、結局ハミルトンも7番手で大勢に影響はなかった。
過去、19位-4位-3位だったベッテルのモナコGPポールポジションは今回が初。
これで今季6戦中5回目のポール、自身通算20回目の快挙ということになった。
2番手はバトン(マクラーレン)、3番手ウェバー(レッドブル)、4番手アロンソ(フェラーリ)、5番手シューマッハ(メルセデスGP)、6番手マッサ(フェラーリ)、7番手ハミルトン(マクラーレン)、8番手ロズベルグ(メルセデスGP)、そして9番手にマルドナド(ウィリアムズ)、ノータイムのペレスは10番手となったが、決勝レース出走は難しそうだ。
| 固定リンク
最近のコメント