ロータス・ルノーGP(前ルノー)に早くも不協和音?
2010年シーズンはコンストラクターズ・ランキング5位、チーム名をロータス・ルノーGPに変更した前ルノー・チームは今季さらに順位を上げ現在4位に位置しているが、わずか4戦を終え早くもチーム内に不協和音を生じているようだ。
目下同チームの今季ドライバーであるニック・ハイドフェルド&ヴィタリー・ペトロフ二人のドライバーは、いずれも21ポイントとまったく並んでいるがその状況は決して同じものではない。
Vitaly Petrov (C)Renault F1 UK
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ペトロフは昨年デビューしたばかり、2年目の新人だが、ロシア初のF1レギュラードライバーとして評価は高く多くのスポンサーにも支えられている。
一方、このチームのエースであるロバート・クビサの代役として緊急起用されたハイドフェルドには、短期間で確固たる戦績を残すことが求められていて、こちらも引けない事情を持っている。
先のトルコGP決勝レース終盤、二人は同じポジションを争ってバトル。
しかしホームストレート前の複合コーナーで両車は接触、ハイドフェルドはチームメイトに対して拳を上げ怒りの表情を露わにした。
「チームメイトなのに、決してこんなことがあってはならないよ」と語気を強めたハイドフェルド。
今後の展開に注目が集まっている。
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