FIA、「戒告3回でグリッド降格ペナルティ」検討
FIA
現在、ドライバーに対する処分で「戒告」とされた場合、実質的なペナルティは何もなく不公平であるとの指摘を受け、FIA(国際自動車連盟)は「戒告3回でグリッド降格のペナルティを科す」規約変更を検討しているということだ。
これは英『オートスポーツ』などでお馴染みのジャーナリスト、アダム・クーパー氏が明らかにしたもの。
それによれば、今後3回目の戒告を受けたドライバーは、次戦でグリッド5番降格のペナルティを科すことで検討に入っているという。
実現させるには世界モータースポーツ評議会の承認を受ける必要があるが、その可能性は十分にあるとみられる。
先のスペインGPではイエローコーション下での速度低下が不十分だったとして4人のドライバーにペナルティが科せられたが、戒告だったため実質的な不利益を受けることはなかった。
なお、FIAのペナルティはドライビング上の行動だけでなく、記者会見への出席やドライバー自身の行動にまで対象になっている。
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