モンテツェモロ社長、再び『サードカー案』提言
L.Montezemolo & M.Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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チーム間でタイム差が広がったことにより、今シーズンF1ではいわゆる『107%ルール』が再び導入され、開幕戦では早くもHRT(ヒスパニア・レーシング)の2台が脱落というシーンを演じているが、こうした状況にフェラーリ陣営の総帥ルカ・モンテツェモロ社長が再び『サードカー案』をドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌で提言している。
「今年のF1における問題の一つはチーム間でさらに広がったタイム差だ。
グリッド後方にいるのはいずれもF1の台数を増やすためエクレストンの配慮で参加を許されたチームたちだが、規模が小さいことはともかく、著しく遅いことは深刻な問題だ。
上位のマシンは、彼らがサーキット上にいることにより危険にさらされているのだから。
安全に台数を増やすというのであれば、かねて自分が主張しているようにサードカーを導入するのがベストな方法なんだ」
同社長が最初にこの案を提示した当時、「引退後のシューマッハを再びフェラーリに乗せられる」というものだったが、そのシューマッハは現在ライバル陣営(メルセデスGP)のドライバーになっている。
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