グロック(ヴァージン)、「開幕前より進化していない」
Virgin Cosworth 『VR-02』 (C)Virgin Racing
拡大します
2011年シーズンの開幕戦オーストラリアGP予選で、トップのベッテルから4.562秒遅れ。
タイム比は105.3%ということで辛くも『107%ルール』での除外を免れたヴァージン・レーシングのティモ・グロック(28歳:ドイツ)だが、その顔色は決して明るくはないようだ。
「メルボルンで感じたことは、オフテストの時と比べてウチはマシンが進化していないんじゃないかということ。
すべてのチームが熟成を進めている中で、もしも立ち止まったとしたらそれはむしろ後退を意味すること。
セパンは決して容易なコースじゃないんだから、油断したら次はウチが107%で失格になってしまうかも知れないよ」
同チームは新型車の開発にコストのかさむ風洞実験を行わず、すべて数値流体力学によるコンピュータでの計算で開発しているとされるが、これについてもグロックはかねて批判的だ。
| 固定リンク
最近のコメント