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2011/04/16

今度はヴァージン・レーシングに予選敗退の危機感

今シーズンから再び導入された公式予選での『107%ルール』だが、開幕戦ではこれによってヒスパニア・レーシングが2台共にF1ではひさしぶりとなる「予選落ち」となってしまった。
第2戦のマレーシアGPではクリアしたものの、今回の中国GP、今度はその脅威がヒスパニアではなくヴァージン・レーシングに襲い掛かっているという。

Timo Glock (C)Virgin Racing
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15日(金)行われた中国GPのフリー走行初日セッションでは、そのヴァージンのティモ・グロックがトップ・ベッテル(レッドブル)のタイムの107%をオーバー。
もちろんこれが直接予選通過に関わるものではないが、万一予選で107%のタイムがクリアできなかった場合、フリー走行でのタイムが勘案されたケースがあることから当事者にとっては大きな問題だ。

これについてグロック自身は、「とにかく『MVR-02』にはスピードがない。
前のマレーシアから何も進歩していないし、このコースでは特に他より遅いんだ」と、ドイツ『アウトモーター・ウント・スポルト』誌に訴える。

もし予選Q1から上位チームがオブションタイヤを投入した場合、ギリギリのグループにとっては恐怖の予選落ちが現実味を帯びることだろう。
(決勝レースに出られなかった場合、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)からの分配金が大きく減額されるとみられる)

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