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2011/04/05

バトン(マクラーレン)、「ウチの強さは攻撃的な開発力」

Jenson Button (C)McLaren Group
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シーズン前テストでの不評を一新、始まってみれば開幕戦オーストラリアGPで王者レッドブルに迫るスピードをみせたマクラーレン・チームのマシンについて、同チームのジェンソン・バトンは「この攻撃的な開発力がウチの強さ」と、満足げな表情をみせている。

ドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が伝えるところによれば、マクラーレンの『MP4-26』がメルボルンで突然スピードをみせた裏には、シーズン前のテストでライバル・チームであるレッドブル・レーシングのエクゾースト・システムを解析、開幕戦直前にこれをコピーして導入したことによるという。

同チームのマーティン・ウィットマーシュ代表は、「どんなに厳しい状況でもわれわれは全力を尽くす。
それがわがチームの伝統だからね。
いつの場合だってそうだが、われわれのマシンはグランプリ毎にまったく違うものなんだよ」と、その開発力に胸を張った。

それでもオーストラリアGP公式予選でのレッドブルとの差は0.778秒。
まだ1戦とはいえ、チャンピオンシップを戦う上でこれは決して小さなものではない。

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» マクラーレンの強さ『攻撃的な開発力』とは言い得て妙 [予定は未定であって決定ではない]
 確かに開幕前のマクラーレンの状況を考えると、開幕戦での結果は大躍進だと言えそう。ただ、レッドブルをどれだけコピーしても、それを上回るためには何かもう一つ必要だよな。 [続きを読む]

受信: 2011/04/05 11:56

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