浮上のきっかけつかめぬフェラーリ、首脳陣が緊急帰国
Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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4月10日のマレーシアGP、そして続いて行われる17日の中国GPとは同じ東アジア地域での連続開催とあって、多くのF1チーム関係者は遠征のまま当地域に滞在しているのがほとんどだ。
しかしこれまでの2戦、予選では前2列にも入れず、決勝レースでもまだ一度も表彰台に上がれていないフェラーリ・チームでは、ステファーノ・ドメニカリ代表を始めとする首脳陣が本拠地イタリアへの緊急帰国を強いられていることがわかった。
伝えられるところでは、これはマラネロのファクトリーで仕事を進める開発陣に対して檄を入れるためとのことだが、わずか1週間のインターバルで工場のマシン開発が進捗する筈もなく、逆にこれは現場の責任者が本社の上層部に呼ばれて実質的に叱責されたものとの見方が強い。
同チームの当面の課題は予選での1ラップのタイム向上とされるが、上海サーキットで直ちに大幅改善が図られる見込みは低いようだ。
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