トッド(FIA会長)、電気自動車によるカテゴリー新設を模策
Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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自動車という乗り物自体が世界的にエコロジー政策の転換を迫られる中、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は電気自動車による新たなモータースポーツ・カテゴリーの新設を模策していることを明らかにした。
これは大手経済紙である『フィナンシャル・タイムズ』の取材に応えたもので、その中でこの元フェラーリF1チーム代表は、「FIAは自動車団体代表としての存在価値として、世界が求めている期待に応えなければならない。
その一つとして、現在の化石燃料を使わない新たなモータースポーツというのも有効なアイデアだ。
そのため私はすでにブルクハルト・ゲッシェル(元BMWモータースポーツ)を責任者として、電気自動車のプロジェクトを立ち上げた。
ここを中心として、新しいカテゴリーのモータースポーツ・シリーズを創設することを考えている」と、高らかに宣言した。
近年、環境団体等から「モータースポーツは石油乱消費の象徴」と指弾されるケースが多くなっている。
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