フリー走行2回目もベッテル(レッドブル)最速 可夢偉11番手
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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中国GPのフリー走行2回目セッションが終了。
相変わらず曇りではあるものの雨はなく、終始ドライコンディションで行われた。
トップタイムを記録したのはここでもレッドブルのセバスチャン・ベッテルだったが、午前のセッションで他チームを2秒以上圧倒していたのに比べると、2-3番手になったハミルトン&バトンのマクラーレン勢、4-5番手ロズベルグ&シューマッハのメルセデスGP勢、そして6番手のマッサ(フェラーリ)まで、いずれも1秒以内という接近ぶりとなった。
これがほんとうであれば、レースはたいへん興味深いものになりそうだが、ここはまだフリー走行。
真のチーム関係は土曜日の公式予選にならないと判断できないだろう。
7番手はスーティル(フォース・インディア)、8-9番手にルノーのハイドフェルド&ペトロフ。
ハイドフェルドはこのセッションでもコースアウトしてフロント部を損傷させたが、今回はうまくコース復帰を果たし、修復後にまた再走している。
ベッテルのチームメイト、ウェバーは10番手。
ザウバー・チームは小林可夢偉が11番手、ペレスのほうは17番手だった。
前戦まで「ライバル」だったメルセデスGP勢がスピードを取り戻しているのがザウバーにとっては気掛かりなこと。
フェラーリのアロンソはハイドロリック系のトラブルがあったとされて14番手に留まった。
再びトラブルで時間を失った最後尾となったヴァージンのグロックはトップから7.059秒遅れのタイムを記録したものの、これが予選であれば『107%ルール』に引っ掛かることになる。
なおフォース・インディアのディ・レスタのマシンはガレージでエンジンを降ろすなど大掛かりな作業が行われていて、結局このセッションは1ラップもできずに終えた。
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