小林可夢偉(ザウバー)、「悔しいというより信じられない」
小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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2011年開幕戦オーストラリアGPで、みごと8位入賞を果たしながらも、レース後の車検でマシンのテクニカル・レギュレーション違反から失格とされたザウバー・チームの小林可夢偉は、次のようにその胸の内を語った。
「せっかくレースであれだけ頑張ったのに、ゴールしたら待っていたのは失格。
しかもそれは僕の手の範中ではないところで起きたこと。
これはもう、悔しいというよりも信じられない気持ちだね。
だって僕らはちゃんと木曜日、レース前の車検でOKサインをもらったクルマで戦ったんだよ。
問題とされたリヤウィングなんてレース前とまったく同じなのに、それなのにレース後には同じ車検で失格だなんて……」
ただF1のこうした不条理はこれまで何回となく繰り返されてきたこと。
それでも小林可夢偉は「こんな気持ちをいつまでも引きずる訳にはいかない。
次のマレーシアではまた心機一転、頑張るよ」と、気丈なところをみせた。
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