失意のクリエン、「世の中が終わった訳じゃない」
Jenson Button & Christian Klien (C)Honda Racing
拡大します
昨年の終盤3戦にヒスパニア・レーシングから出走、今シーズンもレースシート獲得の有力候補とみられながらリウッツィにその座を奪われたクリスチャン・クリエン(28歳:オーストリア)が、次のように心境を語っている。
「レギュラードライバーを狙っていた訳だから、今回のチームの決定は残念に思っている。
いまの国際的な経済情勢の中、一生懸命努力したつもりだったけれどメルボルンのグリッドに並ぶには十分ではなかったということ。
もちろん幸せじゃないけれど、でもこれで世の中が終わってしまった訳じゃない。
今シーズンは第3ドライバーとして役割を果たすことになるだろう」
2004年に当時のジャガー・チームからF1デビューを果たしたクリエンは、その後チームがレッドブルになっても活躍、またホンダ・チームのテストドライバーを務めたことでも知られる。
| 固定リンク
最近のコメント