チーム・ロータス、今季のKERS導入は非現実的
Team Lotus 『T128』(C)Team Lotus
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チーム・ロータス(前ロータス・レーシング)では、F1で再導入される「KERS」(運動エネルギー回収システム)について、同チームが今シーズンにこれを導入することはありそうもない、と悲観的な見通しを明らかにした。
これは同チームのマイク・ガスコイン/チーフ・テクニカル・オフィサーがドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌で語ったもの。
それによれば、同チームでは今季エンジンをそれまでのコスワースからルノー・エンジンに変更、自力開発ができていないため、もし搭載するとすればロータス・ルノーGP(前ルノー・チーム)からの供給ということになるが、いくのところその目途は立っていないのだという。
また、同チームの2011年マシン『T128』は元々KERS搭載仕様に設計されていないため、もしシーズン途中で供給がなされたとしても現実的には対応が困難なのだということだ。
同氏は、「KERSがないと、とりわけレーススタート時に不利になるのは必須」との見解を示した。
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