豪GPフリー走行1回目、予想通りレッドブル勢が上位発進
Redbull Duo (C)RedBull Racing
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25日(金)、2011年シーズンの開幕を告げるオーストラリアGPが開幕。
午前に行われたフリー走行1回目セッションでは、事前の予想通りレッドブル・レーシングの2台が上位を独占した。
セッションは開始早々チーム・ロータスのマシンを駆ったカルン・チャンドクがスピンしてクラッシュ。
マシンやコースの確認をする以前に損傷させるという痛恨のラップを演じてスタートした。
今回トップに立ったのは地元で意気上がるマーク・ウェバーで、タイムこそまだ昨年には大きく及ばないものの1'26.831とただ一人1分26秒台を記録、チームメイトで最大のライバルでもあるベッテルを0.327秒凌駕してみせた。
ウェバーがこのタイムを記録したのはハードに当たる「プライム」だったが、それでもタイヤの摩耗は早く、関係者の心配を募らせていた。
3番手はフェラーリのアロンソ、4番手メルセデスGPのロズベルグ、5番手ウィリアムズのバリチェッロ、6-7番手にマクラーレンのバトン&ハミルトン、8番手メルセデスGPのシューマッハ&ロズベルグ、9番手にはザウバーの小林可夢偉、そして10番手がルノーのペトロフだった。
小林可夢偉のチームメイト、ペレスは17番手。
なお事前テストも行えないなど戦前から準備不足が伝えられていたHRT(ヒスパニア・レーシング)の2台(カーティケヤン&リウッツィ)は、結局1周の走行を行うこともなく最初のセッションを終えた。
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